https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6949994.html

近場で、且つ3時間程度で歩けそうな山を探し・・過去2回訪ねた山梨県の「帯那山」を今回は「富士山とアヤメ」狙いで再訪することにした。
(
帯那山は14年前の下山の折、酷くミスコースし、我が家でGPS購入に至った山)

◇所要時間:  3時間39
 (今回もコースを見失い10分程ロス)
難易度: + + + +

 

<過去の「帯那山」山行記禄>
帯那山@ 2007.2.13
帯那山A 2012.6.14

 

250分、出発。

中央高速道を利用して415分、「一宮御坂IC」を降りると残距離は21km。 県道314を北上してフルーツラインに繋ぎ、7kmほど西進・北上し、目的地に近づくと小鹿が道路を走って逃げた。
「太良ヶ峠」手前の道路のカーブ地点の幅広路肩に駐車すると気温は14度。

457分、車道を下る方向に出発。

 

 

 

標高70m程を下り、約600m先の道路のカーブ地点の「帯那山登山道入口→」標識に従い左の沢沿い山道へ進む。

途中、堰堤や倒木帯を通過。緩い斜度の山道で杉檜林を上る。山に入って2kmほど先で舗装林道を横断し、又山へ入る。

 

 

610分、砂利林道へ合流し、すぐ先の「帯那山登山道→」標識に従って林道を外して左の山腹へ上る。

300mほど先の「アヤメ平」四分岐は「アヤメ群生地→」標識に従い、右の草原の丘へ上る。

 

 

625分、丘上の「無線中継所の廃屋」前に「アヤメ群生地」看板があったが草原に紫の花色が見当たらず・・

やっと、咲いているアヤメを見つけ、霞んだ富士山をバックにカメラに収める。

 

 

630分、「奥帯那山」目指し、北への尾根筋で緩い上りを開始。ノアザミが咲いていた。500mほど進んで・・

643分、樹林に囲まれ、展望の得られない「奥帯那山」に到着すると山頂標識は「帯那山」。

 

 

見慣れない黄花を見付けカメラに収め、往路で下山開始。

7時、「アヤメ群生地」へ戻って草原を下り・

右斜面下の牧場柵沿いの幅広林道で南へ緩く下る。標高1340mの僅かな高みの「見越山」周辺は屈曲したコースで更に南へ下る。

 

 

標高1310m辺りまで下ると、前方に「電波塔」と呼ばれる中華風?の建物。

塔へ近づくと進路が二分岐。「登山道」と記されたらしい標識に従い、左へ登る。

 

 

726分、奇妙な塔を右側から回り込むと・その先で道が消滅。
(
塔は・・帰宅後の調べで「東京電力の無線中継アンテナ」と判明)

登録してきたGPS軌跡に従い、山斜面を西へトラバースし、90mほど先で山道に合流しこれを辿り下る。(先ほどのは誤標識では??)

 

 

739分、進路の山道が消滅したので戻り、GPS軌跡と照合しながら20m程の高度範囲を行ったり来たりでルートを探す。

747分、最初に行き止まりと判断した数メートル先に「二体の石像」と「帯那山登山道 積翠寺、甲府→」標識を見つけ、東への山道へ進むと・・

 

 

左に大きく視界が開け、斜面に張られた網横沿いに東へ下るようになった。

柵横の灌木帯に完熟の「モミジイチゴ」や「キイチゴ」が鈴なり。味わいながら下る。

 

 

更に東へ下って森へ入ると・・通行者が少ないのか、足元が見えない程に灌木が茂っていた。

林の中に満開の「コアジサイ」が続く。

 

 

84分、標高約1180mまで下って舗装林道を横切り、(林道コースのショートカット目的の)「甲府方面→」標識に従い、又先の森へ進む。

150mほど進んで森を抜け出すと・・前方左が開けた地形。(国土地理院地図には更に50mほど先を左折し、林道を目指す山道が記されているが)  GPSに登録したログはこの地点から・

 

 

東方100mほど先に見える舗装林道へ下っているので踏跡の無い斜面を強引に下ることにする。

817分、問題なく舗装林道へ降りられ、道なりに下る。

 

 

林道脇の「ウツギ」の白花がキレイ。(国土地理院地図の山道が林道へ合流する辺りに注目して下ったが下山口は見当たらなかった。??)

路肩に紫色の花を見つけカメラに収める。

(帰宅後の調べでは「タツナミソウ」らしい)

 

 

林道歩きを700mほど続けた先の三分岐に「太良ヶ峠」標識。左へ僅か進むと・・

眼下にマイカー。836分、車に戻って帰路に就き  1050分、無事帰宅。