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「バリエーションルートを楽しむ(新ハイキング社刊松浦隆康・著」で、増富温泉(山梨県)の南東に位置する「木賊峠」近くの「チョキ」という山を知ったが、・・・-歩行時間が2:20と短い割に、長い林道走りを要する理由で、万年候補の山になっていたが・・・、梅雨期ながらこの地方だけの「晴天予報」に気づき、急遽、金曜日の出発を決めた。 ◇所要時間: 2時間56分 |
3時30分、出発。 カーナビに「木賊峠」を指示すると、「みずがき湖」手前を右折した先の林道をガイドしたので、中央高速を利用して5時9分に須玉ICを下り、県道23〜601で先ずは「みずがき湖」を目指す。 「みずがき湖」手前を右折し、「樫山林道」に進むと残距離は13km。 森に進むと・・・小鹿が車の直前に飛び出したり、砂利林道が予想外の悪路でビックリ。 それでも後半は舗装林道になり、ホッとする。 5時55分、山梨県の林道として有名な「クリスタルライン」に合流し、「木賊峠」に到着し、更に 東:1.3km先の「チョキ」へのスタート地点に車を回す。 |
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6時12分、市境界(甲府/北杜)標識の立つ、ゲート閉鎖された「池ノ平林道」起点に駐車。気温はこの季節にしては涼しく11度。 6時13分、砂利林道へスタートすると200m先で林道が二分岐。GPSに従い、上の林道へ進むと再びゲート閉鎖されていたが、脇を抜けて先に進む。 |
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やがて北〜西に視界が開け、前方に「瑞牆山」が姿を見せた。地図を見るとその手前のムスビ形の山が目指す「チョキ」。 いくつかの右の小山の西山腹を巻きながら「キョン」に近づいていく。遠くからカッコウの声。 道脇に花を探しながら進むが、見つけたのは山斜面のギンリョウソウのみ。 のんびりと砂利林道を進んでいく。 |
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6時52分、目指した来た「チョキ」が樹間越し左に見え、砂利林道は先へ下り始めたので・・??。 GPSを見て、山道への分岐を見逃したのに気づき、戻る。 6時55分、林道脇の木の幹に小さな「Choki」と記された手作り標識が掛けられていた。左折して山に入る。 |
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カラマツやミズナラ林の林床にマルバダケブキ。傾斜が増すに従い、踏み跡がはっきりしてきた。 7時11分、ピークに上り着いたが、山頂はまだ遥か先。幅狭尾根を登っていくと、風が吹き込み気持ちいいのでザックを下して小休止。山頂への残高度はまだ150m。 標高1750mあたりで一時、10mほどの下り。 7時19分、下りきっていよいよ「チョキ」への本格的な上り開始。カラマツとミズナラの疎林を上る。 |
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振り返ると南に視界が開け、ガイド書ではここから富士山が良く見えると書かれていたが、今日は残念ながらガスの中。 上りを再開すると、この辺りから上のコース脇に山ツツジの朱色の花が続く。 高度を上げるのに従い、左右の稜線が前方に集まり始めた。紐先に先行するマロンを追い、急勾配斜面を息を荒げて直登していく。 |
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7時43分、「チョキ1883m」に到着。 尖った山頂中央に「三等三角点」があり、脇の細木の幹に手作りの「Choki」標識。 カラマツ、ミズナラなどで周囲の視界が遮られてはいたが、北の「瑞牆山」〜「金峰山」は良く見えた。 |
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7時55分、下山開始。 150mほど標高を下げたると、この時期には珍しく、ミツバツツジが花を残していた。 8時26分、標高1720mあたりの幅広の山斜面では、左下へ分岐する尾根に引き込まれかけ、GPSで往路コースに復帰。 8時31分、砂利林道へ戻り、往路を緩く下っていく。 9時9分、車に戻る。 次の「袴腰」に上るため、クリスタルラインで「木賊峠」を目指す。 |
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9時17分、「木賊峠」に戻って車を残し、次の「袴腰」へ上ろうと、林道を西に50mほど進むと休憩舎のある広い駐車場があり、林道脇に「展望台→」標識。 標識に従い、蝉がやかましいほど鳴いているカラマツ林を上る。 |
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9時35分、Pから80mほど高度を上げ、「袴腰1755m」山頂に到着。 360度の視界があったが、「瑞牆山」「金峰山」以外はガスの中。10分ほどで下山開始。 10時1分、車に戻る。 帰路は「観音峠大野山林道」で南に下り、甲府南ICから中央高速に乗って12時50分、無事帰宅。 |
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