`943.27

4時、家を出る。 夜空には満月。

540分、丹沢湖 湖畔の上ノ原のお宮前に車を残し、二本杉峠を目指してスタート。

雪は完全に消えて、林の中にミツマタの花が咲き始めた。

二本杉峠の四差路より権現山の北斜面コースを直登。

権現山の山頂はまばらな木立ちに囲われ、枯れ葉と枯れ草で覆われた緩やかで広い地形だった。

朝日を浴びながら極早の半昼食。登路と逆の南斜面を眺めると、山腹の木の枝に青ビニールが結ばれていた。

 

地図で確かめると、浅瀬入口に向かって緩そうな下り斜面が辿れそうに見える。

駐車場所とは離れた方向に向かうことになるが、妻の提案でもあり、今日は試しにこれを下って見ることにする。

僅か下ると前方の林に再び青ビニールあり。後はこのヒモ標識を探しつつ、地図地形との整合も取りながらゆっくり下る。下草は下山を妨げるほどのことはない。

途中、防鹿柵の裂け目に引っかかった鹿の死骸2体を見かけた。角が無いので雌鹿らしい。後は何ということも無く、下山継続。

最後はヤブ漕ぎして道路際に出たら、5mほどの石垣上で金網に遮られて道路に下りられない。再度ヤブ漕ぎして戻り、横の茶畑に抜け出た。

 

40分ほど中川川沿いの車道を北上して車に戻る。