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「イカリソウ」の季節。 この花は昨年この時期、埼玉県の「蓑山」下山の折にカメラに収めた記憶があり、又、蓑山は50種を越す桜が咲くとも紹介され現在、桜花の最盛期の筈なので日曜日ではあるが、急遽、先回とは若干コースを変えて再訪することにした。

◇所要時間:  2時間23
難易度: + + + +

<「蓑山」の山名由来>
知知夫国造として赴任した知知夫彦命が、長雨によって荒れ果てた秩父盆地を立て直そうとこの山に登り、雨が止むように祈願し、着ていた蓑を傍らの松の木に掛けたことから蓑山と呼ぶようになったと言われています。とのこと。

 

315分、出発。

圏央道〜関越道を使い445分、「花園IC」を降りると残距離は19km。 国道140を西〜南に走って秩父鉄道「親鼻駅」先を左折すると目的地は2km先。「林道蓑山線」で東に高度を上げ、標高約300mのカーブ横の空き地に駐車したが・・角地に「防火水槽」があるのに気づき、少し離したところに駐車。気温は9度。

536分、東に昇り始めた朝日を見ながら林道を西へ出発。

 

 

 

300m先のカープ地点手前で「←蓑山公園山頂」標識を見つけ、山道へ進む。(×・・カーブ先100mで山へ入るべきだった)

コース脇に「関東ふれあいの道」標識。落葉の積もる林床に ヤマブキ、春蘭、チゴユリ、マムシグサが花を見せた。

 

 

標高350m辺りまで上ると「イカリソウ!!」。

GPSを見ると・・コースミス。前回の下山コースを上っているのに気付いたが、登山続行。

標高490mで下山時の三分岐を確認し、更に上へ登る。

 

 

標高500mまで上ると右に桜の広場。その前方上に目指す「蓑山山頂」。

林道脇には早くもヤマツツジが朱色の花を見せ、

 

 

路肩にはジュウニヒトエが咲いていた。3回ほど屈曲林道をショートカットして登る。

642分、標高約560m辺りに「榛名神社」。

 

 

神社前の見晴台へ進むと・・

東〜北に視界が開け、桜の花をまじえた好展望。

 

 

大木の桜は山桜が多い。

656分、テレビの「中継設備」に占有されている「蓑山」山頂に到着。

 

 

山頂・南下の「見晴台」に移動して周囲を展望すると・・南に「武甲山」、遠く西に「両神山」が特徴的な山体を見せた。

展望台下の公園広場の桜は満開状態。山頂に駐車場があって日曜日なのに、来訪者はまだ疎ら。

 

 

76分、下山開始。先ずは東下の園地へ下り、北へ向きを変え・・

疎林帯を緩く下っていく。この山ではマムシグサがいたるところで花を見せる。

 

 

標高約490mの三分岐の「いこいの村→」標識に従い東へ下り、40mほど高度を下げて車道を斜めに横切ると・・右に「ヘリテイジ美ノ山」ホテル。

昨年はこの疎林で「イカリソウ」を見たので注意しながら下っていくと・・色づきの良い「イカリソウ!!」。

<イカリソウの花言葉の由来>
新たな始まりや冒険への期待を象徴する「旅立ち」は、船の錨を思わせる形状から、安全な航海と帰還を願う意味合いも込められています。また「君を離さない」という花言葉は、錨が船をしっかりと海底に留める機能に由来し、変わらない愛や固い絆に現しています。 とのことだが・・

 

 

発育の良すぎるイカリソウ

一寸、寂しいイカリソウ。

 

 

「エンレイソウ」も花を見せた。一時、舗装林道を下ってまた山道へ戻って下り・・

標高340m辺りでは暫く、ニリンソウの群落横を下る。

 

 

759分、車に戻り帰路に就く。

 

日曜日の為か、高速道の対向車線は混雑し始めていたが、当車線は順調に走れ・・

 

1030分には無事帰宅。