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7月20日、気象庁が梅雨明けを宣言。 雨と暑さを理由に1ヶ月半も家でゴロゴロ過ごしていた二人と一匹は気力、体力ともガタ落ち。 で、体力回復を主目的に・・・・ 短時間で登れて、標高差が少なく、暑い日ざしに晒されず、昼前には家に帰ってこられる山・・・との極甘基準で手持ち候補を物色。 結果、相模湖・西の秋山村「二十六夜山」がマロンの85番目の山に決定。 ◇所要時間: 3時間20分 |
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早朝 3時過ぎ、真っ暗の中、家を出る。相模湖脇で国道20号に出て藤野駅手前を左折。 |
139号線を西に進んで浜沢バス停傍のキャンプ場入り口路肩に駐車。 4時55分、マロンにダニ忌避剤を振りかけてスタート。 今日は一周コースのうち、舗装道路部分は朝の涼しいうちに歩くことにして、先ずは下尾崎バス停に向かう。 |
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5時22分、下尾崎バス停手前に「二十六夜山入り口」標識を見つけて右折。畑の人に挨拶し「二十六夜山に登る」と云ったら、「キュウリを食べてきな」と二本渡され、丸齧りしながら舗装坂道を登る。 5時31分、秋山村名入りの綺麗な道標に従い左折して橋を渡り、ヘンドー沢沿いの山道を登る。 |
小沢を横切るたびにマロンは沢の流れに浸かって満足顔。急かされてやっと水から出てきた。沢沿いの道脇には オカトラノオ、山百合、玉アジサイ、フシグロセンノウ、トリ足ショウマが花を咲かせていた。 鬱蒼とした桧林の中、ゆっくり登るが全身から汗が噴出す。30分ほどすると道は沢から離れ、下草も少なくなる。 6時8分、自然林に変わる。大キノコを見つけたが知見がないので見送って黙々と登る。再び桧林。下草の露にマロンが濡れる。 6時20分、自然林の尾根を登るようになる。 |
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6時44分、「二十六夜塔」の現地標識地点に到着。林の中の8畳ほどの広場だったが塔らしいものは見当たらなかった。 登山口にあった解説板には「平安時代から盛んに行われた廿六夜月待ち信仰の遺習で、旧正月と七月の二十六日の夜半、月の出を待って拝むと幸運を得る」と書かれていた。 直ぐ先の三叉路地点に「←山頂」標識。小さなピークに登っていく。 |
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6時50分、木立の中の「二十六夜山」山頂に到着。8畳ほどの広場に山梨百名山標識と3等三角点標識。 登山口の解説板には「遠く北部・都留郡並びに津久井郡まで一望できる」と書かれていたが、木々に取り囲まれていて見晴らしは真上の空だけ。7時の鐘の音が下から聞こえてきた。 7時5分、下山開始。先ほどの三叉路に戻り、「浜沢→」標識に従い南西に進む。 |
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7時15分、樹種は赤松に変わり、林の中を上り下りして前進。入山者は少ないようで下草が山道に被さっている。大岩脇の山百合が強い香りを漂わせている。 風がないので汗でシャツはベトベト。途中のピーク通過は避けて「三日月峠」経由で下山するつもりだったが、何時の間にかピーク通過のルートを歩かされていた。ヤセ尾根の急なザレを下る。 7時26分、三叉路地点の「明星平」。左は「三日月峠」経由で以前登った「赤鞍ヶ岳」への道。わがパーティは右に下る。 |
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7時28分、西に展望が開けて霞みの中に山肌が姿を見せる。ここでも山百合が香る。 7時32分、見晴らしの取れる大岩脇を通過。大きなグロテスクなキノコ、美味そうなタマゴ茸、清楚な?ドクツル茸等々、沢山の茸が目に付く。 7時52分、東屋があり、丸太の椅子で一休み。ヒヨドリ草らしい花が咲いていた。10分ほどで舗装林道に出て、別荘らしい建物の間を下る。 |
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8時15分、車に戻る。日差しが強くなる前に車にもどれて良かった。 10時15分、早々と無事帰宅。 |
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