2月18日()

早朝3時、「道の駅・あぐり窪川」の駐車場で目覚めると外気温は6度。

今日の徳島県〜愛媛県の天気予報は、曇後雨の予報だが、今日の遍路行程は札所区間が比較的長いので、さほど心配はせずに出発準備を進め、近くのコンビニに出向き、暖かい朝食を摂る。

515分、95km先の札所38番「金剛福寺」目指し、出発。

海岸沿いに南下し、高知県の西南端に突き出た足摺岬へ進み、亜熱帯性植物の密生樹林を縫って岬先端へ車を走らせると、小雨が降り始めた。

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7時、札所38番「金剛福寺」に到着。

足摺岬・先端は「金剛福寺」だけの地と思っていたが、観光街だったので驚く。 ガイド書に依れば、「金剛福寺」の境内は岬一帯の12万平方米とのこと。

傘をさして境内に進むと、早朝ながら数人の参詣客。

梵鐘を鳴らし、本堂と大師堂で参拝。 広い境内には「大師亀」、「仏足石」、「八体佛」など 石の造形物が多く見られた。

石囲いの池がなかなか良い。

720分、74.0km先の 39番「延光寺」を目指す。

 

 

 

836分、札所39番「延光寺」に到着。

 

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先ずは梵鐘を一打。赤亀が銅の梵鐘を背負い、寺へ奉納したという

竜宮城伝説があるとのこと。参拝を済ませ・・
徳島県最後の39番「延光寺」の参拝を終え、

850分、29.5km先の 40番「観自在寺」を目指す。

 

 

933分、札所1番の「霊山寺」から一番遠い、香川県最初の札所40番、「観自在寺」に到着。

 

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先ずは重厚な仁王門を潜る。

本堂で読経を上げ、大師堂に回ると・・

賽銭箱の上に「三鈷」。同着お遍路に倣い、持ち上げて記念写真。

948分、52.0km先の 41番「龍光寺」を目指す。 順調に行程が進んでいるので、11時頃、45番「岩屋寺」近くの「国民宿舎・古岩屋荘」に今日の宿泊予約を入れると、受け入れ可とのこと。
納経時刻17:00までに札所45に到着するのは問題なさそうなので、気楽にお遍路の旅を進めていく。

 

 

幅狭道を上り、 1103分、札所41番「龍光寺」に到着すると・・

 

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狛犬と鳥居に出迎えられ・・??

札所41番「龍光寺」は かって神社と一体の神仏習合の社寺で、

明治の神仏分離令で 旧本堂が稲荷神社になり、

新たに建てられた本堂に十一面観音が祀られたとのこと。問題なく、納経帖に御朱印を頂き・・

1118分、3.5 k m先の 42番「仏木寺」を目指す。

 

 

1121分、札所42番「仏木寺」に到着。

 

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茅葺屋根の鐘楼を見つけ、寺に入ると境内に残雪。

本堂と太子堂で参拝を終え、納経所に出向くと、ミカンを接待された。長閑な境内に・・

牛馬やペットを祀る供養堂。我が家の三匹の愛犬の冥福を祈り・・

1138分、14.7km先の 43番「明石寺」を目指すが・・進路が道路工事で、後30分間は通行不可とのこと。 町に戻り、ガソリンと昼食を調達し、先へ進むとまた、山中での道路工事で狭い山道に迂回を指示されたが・・・、無事対応。

 

 

1223分、札所43番「明石寺」に到着。

 

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先ずは鐘楼の鐘を一打。 この寺は欽明天皇(571,)の勅願により開基したという歴史を感じさせられた。

1240分、78.0km先の 44番「大寶寺」を目指す。

山中の幅広林道をくねりながら上っていくと、路肩に残雪が増えてきた。

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札所44番「大寶寺」に近づくと、完全な雪道。 林道をスタッドレスタイヤ頼りで上っていくが、やがて残雪が増えて前進不能。 何とか方向転換して雪道を下ると、車道から急角度で折り返す「大寶寺」への参道を見つけた。路肩に駐車余地を見つけ駐車し・・・、

 

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登山靴にアイゼンを付け、残雪の参道で44番「大寶寺」を目指す。

1438分、札所44番「大寶寺」仁王門を潜り、樹齢数百年の巨杉の森の中、

残雪の山道〜石階段を上り、本堂と大師堂を参拝し、納経帳に御朱印を頂き、車に戻る。

1457分、11.0m先の 45番「岩屋寺」を目指し、雪道の林道で山越えし、次の山へ向かう。

 

 

1520分、札所45番「岩屋寺」駐車場に到着。ここでもアイゼン+山靴で雪の石階段を上る。

 

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多数のツアー遍路さんと大師堂で参拝し、本堂を探して次の山門先へ上っていくと・・・

雪道に踏み跡が減り・・???

道脇に「三十六童子・行場順路」標識を見つけ、本堂への道でないのを確信し、戻る。

大師堂下の岩壁横に本堂を見つけ参拝し、車へ戻る。

 

1630分、車に戻り、雪道を下って、1645分「国民宿舎・古岩屋荘」に到着。宿泊客は予想外に少なく、大風呂は独り占め。 溜まっていたGPSと写真データーをPCに移し、洗濯物をコインランドリーで処理したりで二人とも結構、忙しく過ごして、20時ころに就寝。

 

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