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年相応の体力低下を勘案し、3時間以内で歩け 且つ、見ものがありそうな山を探し、

過去、「クリンソウ」狙いで2回訪ねた「甘利山と大笹池(山梨県)」を 「レンゲツツジやクリンソウ」の適期には10日ほど遅いと思われるが 前回とは逆方向で周回してみることにした。

 

◇所要時間: 3 時間5分
難易度: + + + +

 

215分、出発。

中央高速を利用して4時、「韮崎IC」を降りると残距離は19km
 3km
ほど西の釜無川を「武田橋」で渡り、左折して最初の十字路交差点「甘利山入口」を右折して

県道613で 距離13km、高度差で約1200m上って「グリーンロッジ駐車場」に到着すると・・タイミングよく東に朝日が昇り始め、気温は16度。         <現地標高=1640m>

 

 

 

447分、山行準備を整え、出発。

開店前の「つつじ園(食堂+売店)」前へ進むと

 

 

防獣網の中に「スズラン」や「レンゲツツジ」が花を見せた。「甘利山→」標識に従い、南の森へ進む。

途中、左の展望地の「あずまや」へ立ち寄ると、南遥かに「富士山」。更に緩く上っていく。

 

 

出発地から80mほど標高の高い「鍋頭」へ上ると南に「富士山」が霞んで見えた。

515分「甘利山山頂」で記録写真を残し、虫網を被り、「奥甘利山」方向へ下る。

 

 

「奥甘利山」に近づいた地点の三分岐の「←大笹池」標識に従い、南斜面へ下る。

傾斜がきつい下り始めは九十九折道で下り、標高1600m辺りからは直行して下る。

 

 

5時56分、三分岐の「大笹池→」標識に従い前方の池へ向かうと草地に「クリンソウ」が花を見せ始めた。

6時、「大笹池」に着くと・・クリンソウは既に姥花状態。池端の古木には「ヌメリスギタケモドキ」らしいキノコ。三分岐へ戻り、

 

 

「さわら池」標識に従い、東へ上っていく。途中、小ピークを通過した1640m辺りでは大木が根こそぎ倒されていた。

650分、「南甘利山」へ上り着いて小休止後、平坦尾根の130mほど東の「甘利山」標識に従い、北へ僅か下って130m程の上り返しを開始。

 

 

森を抜けて尾根を左へ回り込みながら上っていくと雲が切れ、夏の熱い日差しが差し込み始めた。

草むらに「レンゲツツジ」「シロバナノヘビイチゴ」「ニガナ」が元気な花を見せた。

 

 

728分、「甘利山山頂」へ戻り、「駐車場→」標識に従い東へ下山を開始すると・・

山頂下の草原広場の「レンゲツツジ群落」は完全に盛期を終えた様子を見せた。

 

 

標高1700mの分岐路は朝の往路と分かれ、左へ下る。

林床に花が多く見られるようになり「ウマノアシガタ」、

 

 

「シロバナノヘビイチゴ」

「ツマトリソウ」

 

 

「マイズルソウ」等が花を見せた。

752分、駐車場に戻って帰路に就く。

 

1015分、無事帰宅。