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気象庁の梅雨入り発表後、何故か天気予報欄に雨マークが見られず、・・梅雨の中休みならぬ、長休みと揶揄するアナウンサーもいて・・

折角の晴天予報に、ツツジと富士山展望を期待して、静岡市・北の「青笹山」を訪ねることにした。

 

◇所要時間: 4時間49
(
うち、17分はミスコース分)

◇難度(犬として): 易++▼++難

◇マロンの日記: ガイド書/山地図/現地標識間に不整合があったらしく、ミスコースし、期待のツツジは時期外れ、更に富士山はガスに隠され、・・おとーさんは納得できない山行だったとのこと。モミジの多い山なので、秋には楽しめそうなそうなコースだとも言っていました。

 

2時、出発。

町田ICから東名高速に乗り、御殿場JC経由で4時、新東名・新静岡ICを下り、県道2729号線で30分ほど北上し、「有東木→」標識に従い、右折してウネウネ舗装路で高度を上げていく。

有東木集落先は現道路位置が地図と不整合なのか、カーナビが追従できない。

454分、「葵高原P」に駐車。気温は14度で周囲の山はガスの中。傍らの「地蔵峠周辺ハイキングコース案内」看板によると、ここの標高は920m

 

457分、林道を北に出発。道脇に見慣れない5枚葉のツツジ(モチツツジ?)が数株、花を見せた。

700m先で橋を渡ると、上流にワサビ田。(国土地理院地図にはこの沢沿いの山道が林道先に連結するように記されていたが) 私たちは幅広林道をウネリナガラ上っていく。

 

542分、右山腹に分岐する山道にDEFの数字や地名が記された看板があったが、国土地理院地図ルートに整合していないので林道を先に進む。
・・・と、予定コースより左にズレ始め、更に緩く下り始め・・??。 500m先で林道は終点!!。→先程の山道が「地蔵峠入口」と気づき、戻る。

559分、看板地点から山に入り、50mほど標高を上げてF地点を通過。

 

現地標識に従い、上っているルートは地図やガイド書のルートに全然整合していないので・・・??

625分、林道から180mほど標高を上げ、東斜面に出ると木立越しの朝日が差し込む。何故か山に入ってからの山道に一面に散っているモミジの葉が続く。

 

637分、峠に着くと、霧の中に「地蔵峠」標識。GPSに入れてきた地図の地蔵峠より200mも南なので・・??。 小休止後、南への尾根筋で青笹山を目指す。

ガスが薄まり、上空に僅かに青空。林床は背丈ほどの笹原だが、コースは幅広に刈られていて有難い。勾配がキツクナリ、段差も増えた。

657分、「仏谷山」を通過。この山はモミジの老大木やブナの古木が多い。背丈以上の笹道を進む。湿気が多いらしく、山道に苔。

 

710分、高度差60mほどの露岩帯を下る。下りきると四差路に「細島峠」標識。これは駐車場看板通りだが、ガイド書の「細島峠」は700m先に記されているので・・・??

アップダウンしながら自然林の細尾根を辿る。

742分、ガイド書に記された「細島峠」地点の三分岐には西下麓を指す「←葵高原(急坂注意)」標識。

 (この地点は駐車場・看板では「稜線出合」と書かれていた。)

 

尾根を南に上っていくと前方に「青笹山」が独立峰のような姿を見せた。山腹からガスが上昇している。笹道を進む。

83分、無標識の「うつろぎ山」を通過。10m程の下りの先に「青笹山」が穏やかな姿を見せた。

 

86分、「青笹山」に到着。上空は晴れたのに北東の富士山は雲の中。

822分、下山開始。「うつろぎ山」へ戻ると、標高は「青笹山」より1mほど高かった。

839分、「稜線出合」の「←葵高原」標識に従い、高度差580mの下り開始。岩陰にギンリョウソウが群生。

 

岩の多い急坂を慎重に下る。急坂注意の看板通り、一歩ごとに高度が下がる。

9時、標高1350mあたりから山腹を下るようになり、新緑の自然林では霧が緑色に染まる。

96分、標高1280mまで下ると、「風穴→」看板。一見しようと、杉林を上ると斜面の一角が石積されていて、穴から僅かに冷気。

下山継続。

杉檜林の破砕石のザレ道を下る。

 

932分、ワサビ田の上で流水を横切って、下山継続。

941分、簡易舗装路に合流して下る。
9
46分、車に戻る。車はマイカー1台のみ。

1240分、無事帰宅。
帰宅後、ふくらはぎの出血に気づく。消毒し、バンドエイドを張っても血は止まらず、蛭にやられたと推測。蛭は吸血後、満足して山に戻ったらしい。下山後、3時間も経つのに血が止まらないのには驚いた。ポイズンリムーバーで傷口の血を吸出し、消毒して手当完了。

 

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