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梅雨の中休みらしく、山梨県と長野県に晴天予報が出たので、レンゲツツジが花期を迎えたという「甘利山」経由で11年ぶりに「千頭星山」を訪ねることにした。 ◇所要時間: 3時間53分 |
2時30分、出発。 4時10分頃、中央高速の韮崎ICを下り、韮崎市街経由で釜無川を「武田橋」で渡り、県道甘利山線(613号線)で標高を1300mほど上げ、駐車場へ着くと、大きな駐車場所が50台ほどの先着車でほぼ埋まっていたのでビックリ!!。 →駐車場奥になんとか駐車。高速を降りた時に21度だった気温は13度まで下がっていた。 4時54分、出発。駐車場入口の「つつじ苑(レストラン)」横の群生レンゲツツジの間を縫い、三角点のある「経塚」へ上っていく。 |
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東屋のある小ピークへ上ると、数組のカメラマンが南東に見える富士山とレンゲツツジにカメラを向けていた。 レンゲツツジに彩られた「甘利山山頂」への木道はカメラ・マン&ウーマンの列 !!。 5時14分、朝日の当たる「甘利山1731m」に到着すると、目指す「千頭星山」は西近くに大きく見えた。 |
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山頂先へ進むと人影は消えた。先着車の人達は全てレンゲツツジ撮影目的らしい。僅か下って120mほどを上り返す。 5時46分、「奥甘利山→」標識の三分岐着。山頂の朱色の山ツツジの花に誘われ、僅かに上って「奥甘利山1843.4m」に到着すると南西に視界が開け、遥か先に富士山。 分岐に戻り先に進むと、北からガスが流れて来た。僅かな下りの先にキツイ上り返しが始まった。 |
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体力低下で私達が喘ぎながら上っていくのに、紐先マロンは濡れ笹で涼しいらしく、元気印そのもの。 6時23分、標高1970m辺りまで上ると、勾配が緩み楽になった。ガスが流れているが、薄日も感じられる。 ガスの流れている場所ではサルオガセが大きく成長。標高2000m辺りから段差が大きくなった。 6時37分、森の三分岐に「←千頭星山」「青木鉱泉→」標識。進路を南に変え、笹原を進む。 |
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うねった笹原の山道を辿り、時々、ツガやシラビソ林を通過するが、林床は相変わらずの笹。 穏やかにうねる笹原先のガスの中に見え始めた「千頭星山」に近づくと、・・・左斜面下からガスが流れてきて、景色を刻々と変化させるので見ていて楽しめる。 |
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7時4分、「千頭星」標識(何故か山の文字が無く??)の立つ山頂に到着。 西近くの鳳凰三山を撮影しようと、展望できそうな場所を求め、尾根を西に300mほど進んでみたが・・視界が得られないまま下り始め・・諦めて戻る。 7時22分、往路で下山開始。 |
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200mほど標高を下げた辺りで、夫婦登山者と交差。 更に下っていくと、ガスの中から「奥甘利山」が山体を表した。 8時6分、「奥甘利山」分岐を通過。 山中のレンゲツツジは色が濃くてきれい。ガスの中から蝉の鳴き声が湧きあがってくる。夫婦連れ登山者と交差。 |
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8時29分、「甘利山」山頂に戻り、「汁垂を経て駐車場→」標識に従い、幅広道を下る。10分ほどで舗装路へ降り、右上の駐車場を目指す。 8時47分、車に戻る。駐車場は相変わらず満杯。 ガスが濃いので、フォグランプを付けて、林道を下る。この時間になっても上ってくる車があった。 11時20分、無事、帰宅。 |
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帰宅後、「千頭星山」の山名が気になり、ネット検索すると、・・ 「南アルプスNET(南アルプス芦安山岳館)」 で、・・・千頭(せんず)とは、サル、シカ、イノシシなどの多猟地を意味する。そして「星」は村界の表示である榜示(ぼうじ)が転じたと考えられる・・を見つけ、納得させてもらった。 |
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