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我家のHPを見た練馬のE氏より奥武蔵・秩父の山の紹介メールを頂いた。 マロンも丹沢や道志あたりの山は大分歩いたので、これからは北方に進出してみようと、今回は名栗湖近くの「棒ノ嶺」を訪ねることにした。この所、妻が足のふくらはぎが少し痛むといっているのが一寸心配だったが・・・ ◇所要時間: 3時間55分 |
5時には家を出る。府中経由で国道20,16,299号線と進み、飯能市経由で名栗湖に向う。 名栗湖の有間ダム堰を渡り、登山口横の駐車場(6台程度駐車可)に一番乗りで駐車。(100m位手前にも同レベルの駐車場あり。) |
6時55分、登山開始。快晴で風は無く、湖面は鏡のよう。 登山口の「白谷の泉」看板脇の竹筒から清水が流出している。横に「生水注意」看板があり、飲んでよいのか迷う。注意書きを読めないマロンだけが美味そうに飲んだ。 道標には「棒ノ嶺3.3km」とあり、近くに「関東ふれあいの道」標識もある。 |
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緩やかな山道を登り始めると「クマの目撃情報」看板が立っている。時期の記載がなく薄汚れた看板だったので無視して登る。その先には「カジカ蛙」の解説板。 7時10分、左手に水量のある白谷沢が現れ、山道は岩の間を登るようになる。3分ほどで「藤懸の滝」を通過。岩タバコらしい葉も見られる。何度か沢を渡り返しながら登る。 |
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標高が上がるに従い、両岸の岩壁が狭まってくる。最狭部の岩と流水箇所でマロンは進退窮まり、おとーさんに助けを求める。 「天狗の滝」通過。このあたりの岩壁を通過するエリアがガイド書に書かれている「白谷沢コースのハイライト箇所」らしい。慎重にマロンをガイドしながら登る。 7時39分、黒岩の上を白く泡立つ清流が孔雀の羽のように広がって流れている「白孔雀の滝」通過。 7時58分、「マムシ注意」看板あたりで山道は沢と離れ始めた。 |
8時4分、丸太階段を急登すると幅広の林道を横切る。山腹を回り込んだ山道は「岩茸石0.4km 棒ノ嶺1.5km」看板あたりから再び急な丸太階段の登り。 8時11分、眼下に名栗湖の見える休憩ベンチでマロンに水を飲ませる。この先の傾斜は少し緩やかになる。 |
8時16分、岩茸石の大石に到着。「権次入峠0.6km 棒ノ嶺1.0km」のコース案内板。ここからは尾根道を進む。下枝が払われてスッキリ伸びた檜の美林を左に見ながら尾根道を南西に登る。 8時35分、丸太階段が長く続く。途中で立ち止まったら、マロンの足が震えていたので小休止。 8時39分、権次入(ごんじり)峠に登りつく。コース看板には「棒ノ折山0.5km 名栗湖3.2km」とあり、上りで通過した両岩壁が狭まった地形をゴルジュというとの解説もあった。 |
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ここからはいかにも「関東ふれあいの道」といった尾根道が緩い傾斜で山頂に向かい、やがて丸太階段が始まる。 |
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9時、棒ノ嶺山頂(969m)に登りつく。 日当たりの良い広場に東屋と休憩テーブル。山頂の木々は僅か黄色に色づき、うめもどきが朱色の実をつけていた。周りの山々に霞みがかかっている。 マロンを交えて慌しくコンビニ弁当を半食。食欲の権化犬は食べ物なら何でも瞬間的に飲み込んでしまう。与えれば石ころでも飲み込んでしまいそうな勢いにおかーさんはタジタジ。 |
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9時20分、往路と同じコースで下山開始。 白孔雀の滝あたりの鎖場で10人ほどの中年女性の登山者と交差。 マロンは沢によどみを見つけると体を冷やそうと、水に入るようになる。 |
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登りでは何回もおとーさんに助けを求めたマロンが下りでは大胆になってきて、ゴルジュのところだけのサポートで後は自力で下り続ける。 10時50分、登山口に到着。 白谷の泉わきでコンビニ弁当の残りを食べる。車に戻ると我々同様にコーギー連れ夫婦が山登りを開始するところだった。 帰路は山越えで青梅市に出るルート「県道53号線」を試す。信号が少なく、流れの良いコースでこれから使えそうなルートだった。 1時15分、無事帰宅。 |
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