◇所要時間:4時間48

◇難度(犬として):易++▼++難

マロンの日記:二本杉までは山腹の痩せ道を登ります。二本杉手前のザレの通過は怖かった。そこから山頂までは急斜面もありますが、尾根を外さなければ迷うことは無いようです。

日曜日のため、丹沢でも登山者の少ない「屏風岩山」をマロンの68番目の山に決める。
先日、不老山で足をくじいたおかーさんは家でおとなしくお留守番。

 

暗い中、マロンの朝フン散歩を済ませて450分に家を出る。国道246号線で松田先の清水橋交差点を右折、丹沢湖を通過。中川温泉手前の細川橋袂を左折。

舗装坂道をウネウネ上り切り、神社の鳥居前に駐車 (3台程度は駐車可)

出発準備をしている所に笹薮から子鹿が飛び出し、眼前を通り抜け隣の笹薮に飛び込んでいった。紐で繋がれていたマロンは吼えただけ。・・と思ったら鹿を追って犬が飛び出してきて、これにもマロンが吠え掛かる。出発前からアレコレと慌しい。

647分、体勢を整えて出発。鳥居横に山に向かう2本の舗装路。先ずは右の道を試したが行き止まり。左の道は行き止まりと思われる地点に小標識板があり、「二本杉→」とガイドしてくれた。

山道に入るとすぐに防鹿柵ゲートを通過。興奮気味なマロンはリードで繋いで登る。

659分、杉林の中に「二本杉・地蔵平←→上ノ原」の標識。大きな細川沢の左岸の山道を登っていく。

712分、今回はスギ花粉対策でウインドヤッケとマスクを装着してきたが、リードで繋いだマロンにあおられ暑くなりシャツを脱ぎ、息で曇るメガネも外す。

715分、細川沢に流入する形の枯れ沢沿いに登る。山道が沢に下るように見え、沢に下りるがその先が分からない。対岸に赤テープを見つけ対面の斜面を探すが道らしいものは何れも獣道。地図と磁石で進路を確認すると元の斜面を折り返し登るらしい。元斜面の上を探すと防鹿柵の先に赤テープ発見。

733分、防鹿柵沿いに登る。

 

 

745分、柵の破れ目に「←二本杉」の小標識を見つけ柵を通過。杉林の中にミツマタが黄色の花を付けている。右手前方に屏風岩山、畦が丸、加入道山が姿を見せ始めた。

756分、沢筋がザレて山道が殆ど流失している個所に遭遇。気を引き締めて通過。マロンもうまく追従してきた。

814分、「二本杉峠」に到着。5差路になっているが各山道への標識はハッキリしている。「屏風岩山」へは巻き道もあるが私たちは標識に従い急斜面を登る。

 

826分、地蔵平への分岐点に到着。4差路脇に小さなブリキ標識が立っている。「屏風岩山」へはここから急斜面を強引に登ることになる。

835分、沢状のザレ地帯に誘い込まれたがその先に山道を見出せない。少し戻って尾根筋にルートを見つけた。薄曇ながら太陽が顔を出す。

842分、急斜面を登り切る。緩やかな斜面が続き、杉林のなかにミツマタが梅林のように続く。気が付くとマロンの顔にダニが2匹。

 

852分、杉林の中のミツマタ林が終わる。鹿が3匹右斜面を駆け下りていった。またマロンの顔にダニが2匹。幅広の尾根を進む。

95分、右斜面下に鹿2匹、続いて左斜面に3匹。興奮状態のマロンを大声で叱るが全然聞く耳を持っていない。念のためリードをつける。

5分ほどで笹林に入る。山道は右に曲がる。気がつくとズボンの裾にダニが20匹ほど付いていた。マロンの体とズボンのダニを叩き落とし先を急ぐ。

914分、左に曲がり、幅広尾根を登り続けると前方が山頂らしくなってくる。

鹿のフンが多い。マロンが残雪を見つけて雪の上を転がる。

935分、「屏風岩山」山頂に到着。

山頂といっても幅広山道といった雰囲気。この山頂を踏むのは今回で4回目。記念写真を撮って、マロンの頑張りを賞してコンビニ弁当を開く。杉林が多かった割には無風のせいか、現時点ではスギ花粉の影響は感じない。

949分、往路を使って下山開始。

1027分、分岐に到着し、5分ほど小休止。

 

1041分、小休止。ハイペースで下山を継続すると何故かマロンが遅れがちになる。
11
時、マロンは「シャリばて」かもと弁当の残りを相伴させながら休憩。

1135分、車に戻る。

 

マロンの体表のダニは排除し、ダニスプレーをかけ帰路につく。マロンはケージの中ですぐに寝息を立てる。下山時のマロンのペースダウンは睡眠不足だったのかも。

松田ICから東名高速を使い13時頃帰宅。何はさておき、マロンのダニ取り作業を始める。2時間で200匹近く除去。その間、マロンは寝息を立てて気持ちよさそうに眠り込んでいた。