傘寿を機に、マイカー利用で「四国八十八ヶ所霊場遍路」をしてみたいと妻に話すと、それに同行する気はないが 近場の「秩父札所三十四ヶ所観音霊場巡り」なら付き合うとのこと。・・・で、先ずは両霊場巡礼の試しの一歩として 「秩父札所1番〜5番」を晴天予報の土曜日に歩いてみることにした。 |
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今回は今後、「秩父三十四観音霊場」を全て回るためにはどのような基準で巡るのがよいのかを見定めるため、
(車はC金昌寺Pに置き) 先ずは札所1番から5番までを ●順番通りに、 歩いてみることにした。 ◇所要時間: 4時間4分 今回の経験から、今後は 江戸古道で順番通りに歩くことにはこだわらず、全札所で御朱印を頂くのを主目的に霊場巡りをすることにした。 |
5時15分、出発。 一般道で入間市に進み、国道299で秩父市を目指し、西部秩父線の「横瀬駅」先で国道11に右折し、約3km先を右折して「金昌寺P」に駐車しようとしたが、ゲートがまだ閉鎖されていたので、その先の幅広路肩に駐車して出発準備。 気温はマイナス4度。 7時25分、出発。 金昌寺前の県道11に出て、右折して北2.8kmほど先の 「四萬部寺」の1kmほど手前から「金昌寺→」標識が見られるようになった。 |
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8時4分、「秩父1番 四萬部寺」に到着。 水屋で手と口を清めようとすると、水は寒さで断水していた。 本殿では先行の参拝者が般若心経を読経していたが、私たちは合掌礼拝で済ませて・・。 納経所へ移り、「秩父三十四観音霊場納経帖」を購入して 「四萬部寺」のご朱印と墨書をお願いすると・・ ここでの販売納経帖には既に記入済とのこと。 |
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別途、内容の濃い「第一番四萬部寺」の紹介資料、「秩父札所巡り」、「札所1.2.3番周辺案内図」のパンフレットも頂いた。 資料によれば、 「四萬部寺」の寺院名は その昔、法華経四萬部を書写・読経して供養し、地中に収めて経塚としたことより、誦経山・四萬部寺と名付けられたと書かれていた。 |
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誦経山 大悲殿 四萬部寺 |
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8時20分、次の「第2番 真福寺」を目指し、高度差170m、距離約2.3kmの山登りにスタート。 「江戸巡礼古道」にはコースを示すガイド標識が適度に設置されている上、古い「道しるべ石」も残っていた。 朝日に向かって山上を目指す。 |
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標高約370mの山上駐車場の「←真福寺」標識に従い、10mほど石段を登る。 8時58分、木立の中に「札所二番 大棚山真福寺」。 境内の解説板に依れば・・昔は観音堂、本堂、札堂、仁王門、羅漢堂等があったらしいが、火災で焼失・・本尊は室町時代の聖観世音立像・・とのこと。 |
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9時2分「納経は光明寺で扱っております」看板に従い、次の「第3番・常泉寺」目指し、舗装林道で西へ下山を開始。 標高240m辺りまで下り、村落地で「光明寺→」標識に従う。 9時33分、二体の金剛力士像が守護する「光明寺」へ着き・・ |
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「納経帖」へ墨書とご朱印を依頼すると 眼前で、右のように 墨書、次いで三種のご朱印を押してくれた。 納経料300円を収める。 |
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大棚山 聖圓通寺 真福寺 |
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9時37分、光明寺を後にすると正面に「武甲山」。 更に約1.2km先の「常泉寺」を目指す。 9時54分、「札所3番 常泉寺」に到着。 正面に「本堂」、左上に竜の透かし彫りで有名な「観音堂」があり、右の「納経所」で御朱印を頂く。 |
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岩本山 正大悲殿 常泉寺 |
10時2分、常泉寺を後にし、約1.1km先の「金昌寺」を目指す。 |
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10時15分、「四番札所・金昌寺」に到着。 仁王門に架けられた大草鞋が面白い。 水屋に流水があったので正式手順で参拝し、納経所で御朱印を頂く。 高谷山の山斜面には1300以上という石仏。 10時29分、次の南1.3km先に位置する「語歌堂」を目指す。 |
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高谷山 新木大悲殿 金昌寺 |
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10時49分、車道に面した「秩父観音霊場 第五番 語歌堂」へ到着。 堂内には「語歌堂」の名前のいわれを示す額が掛けられていた。 参拝して小休止後、200mほど離れた納経所「長興寺」へ向かう。 |
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