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栃木県指定天然記念物で樹齢160年を超える 「奇跡の大藤が今、まさに見頃」との情報を得たので急遽、

その近くの「大小山(妙義山)」と絡めて訪ねることにし、天候と藤の花期を考慮して 大型連休前の金曜日の出発を決めた。

 

◇所要時間:  2時間34
難易度: + +  + +

(山頂近くは岩稜帯なのでハイキングコースではありません。)

 

3時、出発。

圏央道〜東北自動車道と繋ぎ、450分に「佐野藤岡IC」を降りると残距離は14km。

国道50を西進して「下羽田町交差点」を右折し、3km先の「免鳥町交差点」を左折。 県道672.4km先を右折し、1km先を左折して「登山口駐車場」に到着すると東に朝日が昇り始め、西の山斜面に「大小」の白文字。

519分、「←大小山」登山標識と逆に村落方向へ出発。

 

 

 

500mほど先の「村社稲荷神社」入口の「←大小山・稲荷神社登山口」標識に従い、神社へ上って右の森へ進み、

「西場富士・妙義山→」標識に従い、防獣柵を開閉して北の高み目指して登山開始。

 

 

コース脇に数株の「キンラン」が花を見せ、白いウグイスカグラが続く。 (帰宅後に調べでは・・ツクバネウツギ らしい。)

アオダモがブラシ状の白花を見せた。

548分、100mほど高度を上げて「西場富士」に到着。山頂周りは「ヤマツツジ」で華やか。西に「大小山」。北への尾根筋で20分程平坦地形を進むと上りが始まる。

 

 

標高170mを越すと岩盤を上る箇所も出てきた。標高210m辺りでは大岩の左を巻いて登り、標高240m辺りでは左から登山道が合流。

山頂に近づくと何ヶ所かロープ場。適当にコースを選んで上る。この山が地元で「妙義山」と呼ばれるのは「岩峰」理由らしい。

 

 

72分、「大小山313.8m」山頂に到着。山頂近くは岩場が増えたので結構、気を使った。

山頂からの展望は・・

西〜南に平野が広く見えるが特徴的なものは見えず・・5分程で南へ下山開始。岩肌斜面を慎重に下る。

 

 

途中、岩の小ピーク通過。更に先へ下る途中の三分岐の「見晴台→」標識に従い、左へ下り・

鉄階段を下った先の小広場が「見晴台」。広場にいた土地の同年配者に挨拶すると・・この山では時々、怪我人が出るとのこと。

 

 

「見晴台」左上の崖に取り付けられていた「大」「小」の文字標識が意外に大きい。

東へ下山再開。

標高230mまで下ると「男坂」と「女坂」の分岐。楽そうな女坂へ下る。標高130mまで下ると左から「男坂」が合流。更に東へ下る。

 

 

標高70m辺りで防獣柵を通過し「阿夫利神社」下の駐車場横を下る。

753分、「登山口駐車場」に戻ると・・広い駐車場にはマイカー1台のみ。

 

 

4kmほど離れた次目的地「足利フラワーパーク」を目指し、車で山を下る。

15分程で「足利フラワーパーク」の無料駐車場に到着して「西ゲート」で入場券を購入。

入園料金は諸条件を勘案して当日早朝に決めるとのことで今日は最高の2200/人。(コンビニやオンラインで「割引チケット」入手可。我が家はネットで100/人割引券印刷して使用)

815分、「西口」からに入園。

 

 

 

 

先ずは花房が1.8mにも成長する「大長藤」に対面。パンフレット通り・・今、まさに見頃。

池を回り込みながら進むと・・滝のような「きばな藤」。

 

 

花々に見ほれながら適当に進んでいくと「しゃくなげの小路」。

コース脇の草むらには珍しい色の「オダマキ」の花。

 

 

滝のような「むらさき藤のスクリーン」後ろを通過。その先の「白藤のトンネル」は未だ盛期前だったが・・

その先では「白藤」が滝のような花房を見せた。増え始めた人波に混じって先へ進むと・・

 

栃木県指定 天然記念物 樹齢160年を超える 広さ100uの大藤棚。パンフレットに「異世界へと誘う深紫のファンタジア。「大藤」 と記されていたが、確かに素晴らしい。

 

 

園内地図に依れば 藤以外にツツジやしゃくなげ園地もあったが、帰路渋滞が気になり、車に戻ろうとすると・・広い園地で駐車場への帰路に迷い・・GPSに頼って車を目指す。

850分、車に戻り帰路に就く。

 

 

1130分、無事帰宅。