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関東地方でも大雪に依る山間部の村落孤立が続出したが、2月下旬に至り、やっと一段落の模様。 そんな訳で、我が家の山行も1ヶ月のブランクに至ったが、温暖な伊豆なら登れる山もあるだろうと、・・・1昔以上前に訪ねた「達磨山と金冠山」を再訪することにし、白銀の富士山も眺めたいと、好天予報の火曜日の出発を決めた。 ◇所要時間: 3時間39分 ◇難度(犬として): 易++▼++難 ◇マロンの日記: 「達磨山レストハウス」からの登山開始予定が、予想外の雪量に驚き、急遽、「戸田峠」からの出発になりました。締まった雪道でしたが、歩行時間は通常の1.5倍ほどもかかりました。 |
4時、出発。 予定出発地の「達磨山レストハウス」へ到着したが、予想外の残雪量のため、出発地点を県道先の「戸田峠」に変更し、除雪県道を更に上っていく。 6時24分、「戸田峠」に着くと駐車場は残雪に埋っていて入れず、峠近くに駐車余地を探し、・・・戸田峠先の「霧香峠」に除雪された駐車場を見つけ駐車。 6時47分、路面の融雪が凍っていたので最初から軽アイゼンを付け出発。 |
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「戸田峠」へ戻り、駐車場入口横に「伊豆山稜線歩道入口」標識を見つけ、「←達磨山2.1km」標識に従い、登山を開始すると東の稜線から朝日。 アセビ林も40cmほどの残雪。雪面が凍っているので紐先マロンも足に雪玉が付かず、楽に先行。 雪量が多いのでアセビ林は頭を下げて上っていく。 |
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150mほど標高を上げると、南〜西に視界が開け、前方に「小達磨山」、西に「戸田港」が見えたが期待した「富士山」は北の雲間に微か。 7時24分、額に汗してピークに上るとアセビ林の中に「小達磨山890m」標識。水飲み休憩して「達磨山1.2km→」標識に従い、雪道を下る。 |
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前方に視界が開け、緩くうねった西伊豆スカイラインの先に「達磨山」が姿を見せたがまだ遠い。雪の上に兎のフン。又、アセビ林を下る。 7時48分、除雪された「西伊豆スカイライン」に合流し、100mほど先で再び雪道に分岐して、「達磨山」を目指し、笹の雪道を上る。 |
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10分ほど上って振り返ると「小達磨山」が大きい。相変わらず西には「戸田港」が見える。 薄着になっているのに額から汗が滴る。道脇の雪にステッキを突くと、1mほども突き刺さった。 8時12分、「達磨山981.8m」山頂に到着。残雪の山頂に一等三角点。 |
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山頂周りに360度の視界が得られ、西には春霞にしては少し暗い感じの霞(中国からのPM2.5の影響??) の中に「戸田港」が望め、北の雲間に富士山の山頂だけが微かに覗く。ムスビを食べながら展望を楽しむ。 山頂の「山岳の碑」には・・ 山名の由来は東西いずれから見てもその姿が座禅した達磨大師に似ていることによる・・・別名を万太郎岳とも云い、天城山の万二郎岳、万三郎岳と並び、天城三兄弟峰の一座になっている・・・と彫られていた。 8時25分、下山開始。 |
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8時59分、「小達磨山」へ戻り、マロンに水を与え、下山続行。 9時29分、「戸田峠」へ下山し、北近くに聳える「金冠山」へも足を延ばすことにし、「金冠山第二トンネル」手前に「金冠山登山口」標識を見つけ、「金冠山700m→」標識に従う。 こちらは日当たりが良いので残雪は20cmほどで踏み跡も多い。 |
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9時36分、「金冠山第一トンネル」上を通過。 9時39分、右から「達磨山高原レストハウス」からの雪道が合流。この先の雪の下は丸太階段道で勾配がきつくなった。 9時49分、電波中継塔横を通過すると山頂は近い。 |
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9時51分、「金冠山816m」に到着。 山頂の雪は殆ど消えていた。「富士山」は相変わらず雲間に微かに山頂だけを見せていた。 10時5分、ムスビを食べて下山開始。 10時22分、車に戻る。 駐車場に2台の車が到着し、8人の登山者が出発していった。 |
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車で下山途中、「修善寺梅林」看板を見つけ、立ち寄って観梅。 20種、1000本の紅白梅が咲くとの説明板あったが、老木が多く、期待したほどでもなかった。 20分ほどで梅園を一巡し、13時30分に無事帰宅。 |
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