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自宅周辺の残雪は溶け去ったが、山間部の道路の除雪状況が把握できないので、次山行を躊躇していたが・・・ネットで大雪後に丹沢・宮ヶ瀬湖畔のコースを歩いた山行記を見つけ、晴天予報の火曜日に私たちも歩いてみることにした。 この「南山」は1昔前、マロンが4ヶ月の時に東から訪ねていたので今回は西からの往復コースを採ることにした。 ◇所要時間: 4時間17分 ◇難度(犬として): 易++▼++難 ◇マロンの日記: 雪道で地図時間2:50の所が4時間以上かかりました。おとーさん達は「白馬」の雪形が見られ、喜んでいました。 |
5時、出発。 一般道で橋本に出て、駅先で県道510に移り、南西に進んで国道412〜県道513と進んで鳥屋集落で県道64に移り、路肩に除雪された大量の雪を見ながら「鳥居原園地」の「ふれあいの館」横の駐車場に到着。 (開場時間前で入場口が閉鎖されていたので、出口側から入場させてもらった)。 晴天予報だったのに全天に雲。気温は0度で広い駐車場にも残雪が見られた。 6時27分、駐車場を出発。 |
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「南山遊歩道→」標識に従い、湖畔車道を200mほど南に進むと、コンクリート橋先に「←権現平(南山園地)2.0km」標識。 この「登山口」先は雪道だったので、登山口で軽アイゼンとスパッツを装着。 6時41分、登山口の丸太梯子はマロンを抱いて上り、登山開始。 堅く締まった幅狭の雪道の踏跡に歩幅を合わせ、慎重に上る。 |
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20mほど高度を上ると、西に視界が開け・・・右に「鳥居原園地」、正面眼下に「宮ヶ瀬湖」、湖先に「虹の大橋」、その先に丹沢の山々が連なって見えたが、標高766mの「高畑山」より高い山は雲の中。 凍った残雪をガリガリ踏みしめて尾根を上っていくと残雪が減り始めた。 |
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6時55分、小ピークで「権現平(南山園地)1.6km→」標識に従い東に方向を変え、丸木階段道を下る。25mほど下って50mほど上り返すとやや平坦路。緩いアップダウンで「権現平1.2km」標識を通過。残雪斜面を緩く上っていく。 |
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7時32分、高圧鉄塔下を通過。西風が吹き抜ける地形で霜柱が立っていた。150mほど先の三分岐に左へ「←鳥居」標識。「権現平0.7km→」標識に従い、杉林に進むと残雪が増えた。 細尾根を北進。残雪は30cmほどに増え、踏跡を外すと膝まで潜るので一歩ずつ注意して歩く。防鹿網沿いに進む。 |
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標高520mあたりから雪の消えた丸太階段道を上ると、平坦になった標高570mあたりに「12/15〜3/15閉鎖」と記されたトイレ小屋、その先で鹿柵扉を通過。 7時58分、「権現平」に到着。20cmほどの積雪広場にアズマヤと「東山(権現平)568.5m」標柱があった。 |
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南斜面の「展望台」に立ち寄ってみると「宮ヶ瀬湖」先に「高取山」。「南山」目指し、杉林を緩く北東へ下る。残雪が増えたがマロンは雪上を自由に歩いている。 8時25分、地図に表示のない三叉路では「南山山頂0.6km→」標識で90度、右に方向を代え、やがて丸太階段道で山頂を目指す。 |
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8時40分、「南山544m」へ到着。 「宮ヶ瀬湖」を丹沢の山々が取り囲んだ景色が楽しめる好展望地だが標高1000mあたりから上は薄雲の中。 山頂広場の「どの山がみえるかな?」看板に「白馬を探してみよう」欄があり、白馬の雪形写真の横に・・林に囲まれた草原が馬の形をしていたために見える「自然のいたずら」で、特に雪が積もると白馬にように見えます。と記されていた・・ので、西の山肌に目を凝らして見たがそれらしい雪形は見つけられず・・???。 |
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「白馬」探しを諦めて、登頂記念写真を撮りかけると、雲間から朝日が差し込み始め・・フト、西の「丹沢山塊」に目を転じると、・・・!! 薄雲の消えた「蛭ヶ岳」横に「白馬」の姿!!!。 予想外に大きな雪形で尻尾をなびかせて山斜面を駆けあがるような白馬の姿に感激。ムスビを食べながら展望を楽しむ。 |
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9時、往路で下山開始。上空に青空が広がる。30分ほどのアルバイトで「権現平」のアズマヤに戻り、小休止。空の青さに黒みが加わった。 10時、高圧鉄塔下を通過。ここからも白馬の雪形がクッキリ!!。同年輩登山者と交差。 10時39分、登山口に下りてアイゼンを外し、園地を目指す。 10時44分、駐車場に戻る。 駐車場から南下を指す「岬の展望台→」標識に気づき、湖畔まで広がる「鳥居原園地」を一巡してみようと・・ |
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180段ほどの丸木階段を下って岬先端で展望を楽しみ、11時に車に戻って帰路に着き、12時20分、無事帰宅。 帰宅後、山行記を纏めながら、「白馬」雪形の場所をカシミール3Dで調べると・・・18年前に丹沢の「雷平」から「鬼ヶ岩」を訪ねた時に通過した「カヤト原」が「白馬」に一致しているのに気づき、改めてビックリ!!。 |
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