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4年前、秩父の「大霧山」を訪ねた折、近くの「堂平山」と「笠山」を合わせて「比企三山」と呼ばれていることを知った。 ◇所要時間: 3時間13分 |
4時15分、出発。カーナビが目的地への最短コースと表示した所沢、日高市経由の一般道で秩父を目指し、八高線沿いの県道30号を北上し、都幾川村で県道172号線に移り、途中から林道で白石峠を目指し高度を上げる。 |
白石峠で折り返し、「剣ヶ峰」下の駐車場に到着。出発準備をしていると雲ひとつ無い青空に朝日が上り始めた。気温は2度。 6時35分、「剣ヶ峰」経由で登山コースに入ろうと、「剣ヶ峰」への登路を探し、駐車場脇を右往左往。 結局、上り口を見つけられず、「堂平山」を目指して舗装路で出発。2分ほど舗装路を進むと「剣ヶ峰」からの山道が左から合流。 |
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先に進むと舗装路沿いの尾根筋に付けられた道に「森林学習道」看板を見つけ、尾根道に移り進む。 6時42分、電波中継塔横を通過し、200mほど先で「(東京大学)堂平地震観測所」建物脇を通過。 |
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その先は落ち葉の積もった急坂の幅広山道を下る。その先も尾根道と舗装路が付いたり離れたりして続く。 6時56分、天文台ドームのある「堂平山876m」山頂に到着。観測所北の広い草原に下りると西に大きく視界が広がり、煙をなびかせた浅間山の遥か先には雪の連山まで望めた。落葉期の林の落ち葉を蹴散らしながら緩く下っていく。 |
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7時17分、舗装路に下り立つ。標識は無いが「七重峠」らしい。 進路は舗装路を横切った先にある筈だが、それらしい山道が見当たらない?? (帰路に判明したが、ガードの陰の「←笠山」標識が沢筋に下る方向を示していた。) 。 舗装路を右に100mほど進んでみると、左に分岐した砂利林道の先に標識は無いが右の山に入る道を見つけこれを登る。 |
上りながらGPSを見ると「七重峠」から「笹山」への道に進んでいるのが分かったので、先に「笹山」を訪ねることにして、檜の植林帯を緩く登っていく。 <七重峠のあたりは地図に記載の無い砂利林道があったり、現地標識や登山口標識が無かったりして結構、分かりづらかったので、GPS軌跡の詳細図を添付します> |
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7時33分、昭文社地図に「360度の展望」と書かれている「笹山」山頂に到着。 登路を振り返ると左に重量感のある「堂平山」、右にはこれから訪ねる「笠山」が聳えて見え、東〜南に広い関東平野が望めたが、特記されるほどの景色とは思えなかった。 |
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7時38分、登山口に戻り、砂利林道を先に進む。右前方に見える「笠山」は尾根筋だけに紅葉が見られた。 切通しを通過した地点の右に「笠山→」標識を見つけ、檜林に入り、急な幅広山道を上る。 |
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8時7分、北に視界の得られる地点に「笠山837m」標識。標識には手書きで「西峰」と書かれていた。 地図の「837m」は東に見える一段の高みの場所なので、その東峰も訪ねようと岩稜尾根を渡って東の高みを目指す。 |
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8時15分、東峰山頂には落葉を終えた木立の中に「笠山神社」。好展望は得られないので参拝しただけで往路を戻る。 8時22分、西峰に戻り、ザックを下ろして地図を取り出し、北に見える山を同定すると・・・ 近くに「外秩父七峰」の「大霧山」「愛宕山」「皇鈴山」が北に連なり、その先に東西の御荷鉾山、更に先に榛名山と赤城山、その先には日光の男体山らしい山まで見えた。 |
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8時32分、下山開始。 |
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砂利林道に下り、切り通し地点から右の尾根道の「外秩父ハイキングコース」に入る。紅葉した自然林に朝日が当たり色彩も景色も楽しめた。 途中、林道にも出られたが、あえて「ハイキングコース」の山道を辿る。 |
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8時50分、緩く上って「七重峠」に戻った。舗装路を横切り、再び尾根道で南下継続。 |
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9時10分、「堂平山」に戻り、無人の広い草原で西の好展望を楽しむ。 更に尾根道を辿って下山継続。 |
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9時33分、尾根道が舗装路に合流すると100mほどで「剣ヶ峰」への上り口が右に分岐。これを丸太階段で登る。 9時37分、「剣ヶ峰」に登ると、山頂は電波中継設備で占有されており、金網横の草叢に「麻利支天 剣峰大神」の石碑が孤立していた。 西への山道を下り始めてフト気になって、GPSを見ると駐車場所は左後ろを示していた。 山頂に戻り、金網を回り込み、僅かな踏み跡を探して檜林の急坂を下る。最後は踏み跡を見失い、草叢を突っ切る。 |
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9時48分、駐車場近くに下りて車に戻る。(駐車場から「剣ヶ峰」に登るには表示は無かったが、右手の立看板地点から登るのがコースらしかった。) 12時50分、無事帰宅。 |
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