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9月も下旬。

やっと秋の気配が感じられるようになったので、2週ぶりに「小富士」周辺で「キノコ採り」を試みることにしたが・・・
今年の各種キノコの発生情報が十分把握できていないので、

先ずは「小富士」上の標高2200m辺りで様子見し、不作の場合は

5年前のこの時期、「ショウゲンジ」が沢山採れた標高約1000mの「富士スバルライン」の料金所近くの針葉樹林に立ち寄る計画を立て、一雨後の月曜日の出発を決めた。

2週間前、須走口五合目から「小富士」上の標高2150m辺りでキノコが適当量、採れたので今回は更に50mほど上でキノコを探すことにし、

不作の場合は車で標高約1000m地点の富士スバルライン横の針葉樹林へ転進することにした。

 

◇所要時間:  2時間16
難易度: + + + +

 

330分、出発。

中央高速を利用し、河口湖IC先は「東富士五湖自動車道」に繋ぎ511分、「須走IC」を降りると残距離は12km
「富士あざみライン」に移って西へ高度を上げ「須走口五合目」の第二駐車場に到着すると丁度、東天に朝日が昇り始め、背後の富士山が赤く色づいた。

気温は5度と予想外に寒く、ジャンパーを羽織る。

541分、出発。

 

 

先ずは舗装路で「第三駐車場」に上り、「須走まぼろしの滝→」標識に従い、「進入禁止」看板の懸かったロープを越して南へ上る。

 

150m程先の「←須走まぼろしの滝」標柱地点は北へ上る。「フジアザミ」が朝日を受けて群生していた。

 

 

スコリア林道脇に初夏の「ホタルブクロ」が花を見せ・???100mほど上の二分岐は右の山腹コースへ進む。

 

標高212m辺りで避難小屋前を通過し、山腹道を更に北進。

 

 

標高2130m辺りで登山道へ合流。予定した「須走口登山道」へは右へ下るべきだったのに

 

間違えて左への登山道へ登ってしまった。コース脇斜面で大型の「ハナイグチ」5個を採取。

 

 

625分、標高2175m辺りまで高度を上げ、予定の「須走口登山道」コースへ向かおうとすると・・二重の大涸沢が進路を塞ぐ。

 

対岸への二重のスコリア壁は急斜面で危険を感じ、当初予定の横断地点迄下ることにする。この辺りにはキノコは見当たらなかった。

 

 

647分、「須走口登山コース」まで下り、溶岩地盤の涸沢横断地点を横切る。

 

対岸に渡った地点から山へ入ってキノコ探しを開始。直ぐに「ハナイグチ」をゲット。

 

 

緩く下りながらキノコを探すと・・大きな「ハナイグチ」がポツポツ。適期を過ぎて少し古びた「ハナイグチ」が多い。

 

キノコは十分採れたので「小富士」目指して下る。標高2000m辺りは気持ちの良い針葉樹林だがキノコは減った。

 

 

「小富士遊歩道」へ合流したので

「小富士」はパスして車へ戻ることにする。

 

750分、「小富士遊歩道」始点に到着。

 

 

売店前へ戻ると10人ほどのキノコ採りグループと交差。3人ほどの外人が混じっていた。

 

757分、駐車場に戻る。目的のキノコは十分に確保できたので、標高約1000mの「針葉樹林」へは立ち寄らずに帰ることにした。

 

 

10時、無事帰宅。

<収穫キノコ>ハナイグチ36+?キノコ1

 

なお、笠が黄色の「?キノコ」はハナイグチにある軸の鍔が無いので図鑑で調べると・・

食茸の「ヤマドリタケモドキ」らしくもあったが、「ドクヤマドリ」と区別がつかず(管口と孔口に変色性は無かったが)廃棄処分とした。