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この所、カラマツ林に出るという「ハナイグチ」狙いで3山を訪ねたが、何れも不発。
どこか確実に採れそうな山は・・・と、ネット検索するうち、富士山麓がよさそうなことが分って来た。

富士山麓はこれまで歩いた経験が無く、林道やコース情報に疎いので、これから数回、いくつかの林道を上って富士山麓の山情報を収集し、あわよくば「ハナイグチ」を手に入れることにした。

 

◇所要時間: 4時間10
◇難度(犬として): 易++▼++難

◇マロンの日記: 登山者には出合わず、犬連れには良さそうなところです。
下山時、キノコ探しにマロンとおとーさんが山に入っている間におかーさんが消えてしまいビックリしました。

この夜、おとーさん達はキノコに当たって暫くは元気がありませんでした。

 

340分、出発。

国立・府中ICから中央高速に乗り、512分に河口湖ICを下りる。出発地点の「精進口登山道二合目」へは船津口登山道〜富士林道で上るつもりが、カーナビは「スバルライン」を3.5kmほど上り、料金所手前の「胎内洞窟入口」交差点を右折し、「大和田林道」〜「富士林道」と辿るコースをガイド。

これに従い、一車線舗装路で現地を目指すと、5台程度の空き地に2台の先着車。
気温は6度と低く、マロンの活性度が高い。

553分、「←精進口登山道1530m」標識に従い、森の幅広山道に進む。

一直線の山道を緩く上っていく。やがて道脇の笹が苔に代わると俄然、森の雰囲気が良くなる。

624分、スバルラインをガードで潜り、山斜面を緩く上り始める。青空には僅かに流れ雲。

 

643分、「三合目」広場は林道や山道が五方向に分岐。小休止後、「奥庭に至る→」看板に従うと道脇にキノコが見られるようになった。

657分、ツガやダケカンバの密生斜面を登り始めると道脇の苔の中に数種のキノコ。

標高1900mあたりの窪地を上るようになると倒木が増え、荒れた感じの森になってきた。

 

717分、南西に方向を代え、幅広山腹を斜めに上り始めると林床は苔に覆われ、キノコに好まれそう・・・・で、「下山時にはこの辺りでキノコを探そう」と話しながら上っていき、前山行で「ハナイグチ」と間違えた「ウツロベニハナイグチ」を見送った先の苔の林床で2本の「ショウゲンジ」を見つけ、採取。

標高2000mあたりは苔むした林床が美しい。


チャナメツムタケ?


ショウゲンジ

 

 

739分、「←奥庭・三合目→」標識地点で急角度に進路を変える。

湿った苔の中にヌメリのある小さな「ハナイグチ」を見つけ、写真に収める。(何故か、採らずに通過してしまった。)

木の間越しに朝日が差し込む。

 

84分、林を抜け、河原状広場を通過。コメツガ林の林床のハナゴケの中に食茸らしいキノコが群生していたので数本を採取。

標高2150mあたりまで上って初めて富士山に対面。

拳ほどの溶岩を踏みしめ黄色に色づき始めたコメツガやダケカンバ林を進む。

 

817分、売店と宿泊設備を兼ねた「奥庭山荘」横に出て、「展望台まで300m」標識に従い、敷石の周回路で展望台を目指す。

 

825分、広場先の「展望台」に到着。

南西まじかに高度差1576mで富士山が聳え、西遥か先に南アルプスが望めた。

 

838分、周回路で「奥庭山荘」に戻り、下山開始。

910分、急角度の屈曲点の手前100mあたりで、私とマロンが山腹をショートカットで下りながらキノコ探しすることにし、妻とはその先で合流する約束で、私たちは斜面を下り始めたが・・・・

倒木などで下りきれず、山道に戻って屈曲点先に、妻を追ったが・・・

919分、妻は見当たらず、大声で呼んでも反応なし。

更に先に下ったかもと、屈曲点先250mまで急ぎ下っても呼び声に反応が無く、万一、屈曲点を曲がらずに西に進んだら、大変だと考え、念のため、道にザックを残し、マロン連れで屈曲点まで戻る。

926分、折り返し点着。「←奥庭・三合目→」標識は大きいし、西の踏み跡に進んだ形跡は見当たらないので、急ぎ、ザック地点へ戻り、更に下山続行。

934分、上ってくる妻と無事合流。聞けば、私の呼び声が右前横から聞こえたのでそれを追って下りを続けたとのこと。呼び声が右の尾根に反射し、コダマ返しになったらしい。声が聞こえなくなったので上り返して来たとのこと。

→山中で、分離行動する時は事前の打ち合わせが大切なことを痛感。気が付けば、往路でハナイグチとショウゲンジを見つけ、下山時にキノコ探しをするつもりの地点は通過し終わっていた。

 

 

105分、「三合目」に戻って小休止。林内でキノコを探したが、食茸は見られず、下山再開。

大きなブナ林に「精進口登山道2合目のブナ林 山梨県」標識。

リスが山道前方を横切り、笹薮に消えた。臭いに気づき、跡を追おうとするマロンを宥め、下る。

苔の見られる道脇の森に入ってキノコを探したが、成果なし。

1031分、スバルラインのガードを通過。

113分、車に戻る。

 

マロンのハーネスを外した途端、獣の気配かマロンが笹薮に飛び込み・・2分ほどして憑き物が落ちたような顔で戻ってきて水をガブ飲み。

帰路は当初予定の「富士林道」を下ってみたが、朝の「太田和林道」より、良好な路面状態だった。

一般道の「道志道」を使い、1410分、無事、帰宅。

 

持ち帰ったキノコを「日本のきのこ(山と渓谷社)」、「きのこ(山と渓谷社)」で種類を調べ、「ショウゲンジ」と「 ニセアブラシメジ(クリフウセンタケ)」と判定し、夕食にショウゲンジ1個とニセアブラシメジ2個を味噌汁に入れ、夫婦で食べた。

・・・3時間後、気分が悪いと妻が吐く。その1時間後、私が下痢。その後2時間ほどで一応、落ち着いたので眠る。翌々々日あたりで、ほぼ平常に復帰。

<考察>「ショウゲンジ」は「ひだと柄の接合形状」、「つばの有無」、「傘表の形状」、「外観の色や大きさ」とも図鑑通りで、間違いないと思われたが、「ニセアブラシメジ」は他種と区別しきれなかったが、いずれも毒区分ではなかったので、「食茸」と判断したのだが・・・

<反省>出発時点では富士山麓で美味茸という「ハナイグチ」「アカモミタケ」「ショウゲンジ」だけ採取するつもりだったが、旨そうに見えたキノコにツイ、手を出して食べてしまった。今後は勉強のためのサンプル以外、自信のないものは採取しないことにする。

***「ニセアブラシメジ」と判定したのは病状からすると、「カキシメジ」だったのかも知れないが、1日後でも襞に褐色のシミは出なかったので??

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