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前山行の帰路、カーナビで「源次郎岳」の山名を見つけ、帰宅後にネット検索すると・・・安全最優先の年末登山には頃合いの山らしいので、快晴予報の出された月曜日の出発を決める。 ◇所要時間: 3時間2分 |
4時50分、出発。 カーナビは中央高速・勝沼IC経由をガイドしたが、手前の大月ICを下りて、国道20号で笹子トンネルを通過した先の「景徳院入口」交差点を右折。 県道218を9kmほど北上し、「嵯峨塩鉱泉」前で「登山口」を確認の上、150mほど先の路肩に駐車。気温はマイナス5度と低いが、路面に残雪や凍結は無かった。 6時45分、出発。 |
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「嵯峨塩鉱泉」前に戻り、石段上の「←富士山展望地10分」「←源次郎岳80分」標識に従い、笹の急坂を上る。 笹原を抜けると裸木の過疎林。山腹を巻いて左稜線に上ると・・・ 手袋から指が出るように工夫してきたが、指先が冷えて感覚が無くなり、シャッターが押せないのに驚く。 |
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登山口から120mほど高度を上げ、落葉松林の平坦な道を進む。 7時18分、標高1360mあたりで左に山道が分岐し、「←牛奥峠」標識。この峠名は地図に記載が無く・・??。 カラマツやミズナラの裸木の幅広尾根に進むと僅かながら残雪。 今日のコースは見ものが無いと思ってきたが、進むのに従い、ウネッタ地形が変化を見せてくれるので楽しめる。私たちの所まで朝日が差し込み始めた。 |
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7時28分、「嵯峨塩深沢林道」を横断し、立ち木の「平成21年8月に登山者が熊に襲われ・・」との警告看板に驚き、マロンの首鈴の消音カバーを外す。少し先の道脇の石に「蛤岩」と「山神」の名札。 7時37分、西に勝沼の市街が見下ろせた。 獣の臭いを嗅いだのか紐先マロンが走り回るのを宥めながら進む。 |
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7時49分、右から合流する尾根の山道に「下日川峠→」標識。尾根先には大菩薩の山々。 7時51分、今日の最高点のピークに着くと前方<下>に向かって、「←山頂まで15分」標識。南には富士山。 高度差30mほどの急坂を下り、細尾根に進むと木立越し前方に「源次郎岳」らしい山体。更に40mほどの急坂を下る。 |
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8時6分、上り返しが始まる。短区間だが急坂に虎縞ロープが垂らされていた。北斜面には薄い残雪。上った先を緩く右に進む。 先程の「下日川峠分岐」からは結構急なアップダウンが続き・・・これからの季節、着雪や凍結があったら、注意を要しそう。 |
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8時13分、平坦地に「源次郎岳1477m」の山頂標識と西に向かって「←恩若ノ峰」標識。 西からの人には山頂の感じがするかも知れないが、私たちのように東から来ると・・???の地点。 8時21分、往路で下山開始。地形に変化があるので下山時も景色に変化が見られて楽しめる。コース脇のブナも変な姿を見せるので面白い。 |
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9時5分、舗装林道を横断し、下山続行。 9時24分、「富士山の展望地」で小休止。この展望所の南下まで村道が上ってきているらしく、富士山に向かって数基の墓。 幅広の過疎林の山腹を下っていくと、落ち葉で下山路を見失う。結局はGPSの往路軌跡を頼って下る。 9時47分、林道に降り、9時49分、車に戻る。車は1台のみ。 12時半、今年最後の山行を終えて無事、帰宅。 |
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