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このところ標高が高く、楽に歩けそうな山として美ヶ原と蓼科山を訪ねたが、この近くで「レンゲツツジ」で有名な「高ボッチ山と鉢伏山」が未登なのに気づき、野草と北、中央、南アルプスの展望狙いで晴天予報の月曜日に訪ねることにした。 なお、<岡谷IC〜国道20〜「高ボッチスカイライン」は7月20日まで通行止め>情報をキャッチし・・急遽、塩尻ICから「崖の湯温泉」経由の高ボッチスカイラインで山頂を目指すことにした。 ◇二山の歩行所要時間: 2時間46分 |
2時30分、出発。 中央高速を利用し、岡谷JCT経由で長野自動車道に移り、4時48分に「塩尻IC」を降りると残距離は18km。 まずは道なり6kmほど北の「崖の湯温泉」を目指し、「崖の湯口交差点」を右折して約6km 長の「高ボッチ・スカイライン」で南に高度を上げていく。「スカイライン」とは言っても名ばかりで、交差余地の少ない簡易舗装林道だった。 5時13分、尾根へ上り着き、「鉢伏山6km→」標識に従い、北へ進んで「鉢伏山荘」駐車場に駐車。 気温は16度で無風・晴天。 |
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5時36分、出発。 「鉢伏山」は南に緩やかな高みを見せていたが、現地標識に従い砂利道を東に進んで四分岐の「鉢伏山→」標識に従い、南へ進む。 僅か標高を上げると・・早くも北西に北アルプスの「槍ヶ岳」、東に美ヶ原の「王ヶ頭」、西に「御岳山」が姿を見せた。 |
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草原にレンゲツツジの樹は多いが花期を終えたらしく、朱色の花は僅か。 「鉢伏山」に近づくに従い山はガスに隠され、ガスの中から「ケーン」と雉が鳴く。 ガスの中を緩く上っていく。 5時57分、ガスの中の「展望台→」標識に従い先に進むと、「鉢伏山頂」標識があり・・、 |
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その先に「展望台」らしいコンクリート建物。 「展望台」へ上り、「山座同定盤」を見ながら暫く待機していると・・・ 南〜西のガスが薄まり、・・南に「八ヶ岳」と「南アルプス」が姿を現し、その間に小さな「富士山」がはっきり。 南西の山波上に「御岳山」が姿を見せ、 |
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西北西には北アルプスが北の「白馬岳」辺りまではっきり |
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6時11分、東のガスは晴れないので、「前鉢伏山」を目指すことにする。 途中、山頂近くの鳥居先に祀られている「鉢伏大神」石祠を参拝。 6時33分、「四分岐」へ戻り、「←前鉢伏山」標識に従う。 鹿の食害で絶滅と記されていたが、二株だけ「ニッコウキスゲ」が花を見せた。 |
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「前鉢伏山」目指して「標識」に従うと・・草原を緩く下り始めたので・・・?? 6時39分、緩く下った先の草原に「前鉢伏山」の山頂標識。 北アルプスに向かって休憩テーブルが設置されていた。 ウスユキソウが花を見せた。 往路を戻る。 |
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7時4分、鉢伏山荘に戻り、駐車料金箱に500円を投入し、車で約6.5km南の「高ボッチ高原」を目指す。 「高ボッチ高原 アルプス連峰パノラマ展望台」石碑のある大駐車場に駐車。 7時21分、「高ボッチ高原」周回ハイキングに出発。 |
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「自然保護ボランティア活動センター」前から木柵のある草道に進む。 牧場横の草道にウツボグサ、イブキトラノオが花を見せた。 草むらを歩いている雄雉を見つけカメラに収める。 7時36分、牧舎に近づくと十頭ほどの牛たちが静かに群れていた。 |
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7時42分、左下に「草競馬場」を見下ろしながら、森の山道を左に回り込み、道路に合流してこれを進むと、「草競馬は8月4日開催」看板があった。 8時8分、遠くに見える「高ボッチ山」を目指し、草原の遊歩道へ進む。 山頂に近づくに従い、花の種類が増えた。 |
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南に「諏訪湖」が見下ろせ、その先は雲。 景観を楽しみながらムスビを食べる。 東に「鉢伏山」の山体が大きい。 |
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8時31分、下山開始。 8時39分、駐車場に戻ると車はマイカー1台のみ。 好条件の山行日和だったが、登山者には1人も出合わなかった。 国道20号線経由の「高ボッチスカイライン」の通行禁止が登山者を阻んだのかも。 帰路も順調に走れ、11時30分に無事帰宅。 |