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八ヶ岳の西に位置する「入笠山」は標高が高い割に楽に歩けるので
これまで夏季に3回も訪ねていたが・・、 7月は未訪問だったので、晴天予報の日曜日に訪ねることにした。
◇所要時間: 3時間24分 ◇難度 易++▼++難 高速道から近いわりに夏季でも気持ちよく歩けるコースで、山頂からの展望が良く、多くの花に出合えました。 |
2時30分、出発。 中央高速道を利用し、4時30分に「諏訪南IC」を降りると残距離は10km。 一般道で3kmほど戻って国道20を横切り、「入笠山→」標識に従い西の山へ高度を上げていくと路肩に インターチェンジから500mほど高度を上げ、「沢入登山口」駐車場に一番乗りで駐車して出発準備。 気温は20度で快晴。 |
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4時58分、「駐車場入口」の「←入笠湿原約60分」看板に従い、山腹を北へ上る。 路肩にモミジイチゴやウツボグサ、オダマキが花や実を見せる。 50mほど高度を上げて西へ方向を変え、カラマツ林の尾根を上る。 色の濃いヤマホタルブクロや黄花のサワギクが目を楽しませてくれる。 |
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5時58分、山腹道を緩く上っていくと、「←法華道」の分岐標識。往路は「入笠湿原」経由で山頂を目指すことにして山腹道を維持する。 6時1分、緩く下って「入笠湿原」の鉄扉をー開閉して湿原へ下る。 湿原ではクリンソウが花期を終え、紫のノハナショウブやヤマオダマキが盛期。 |
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6時8分、湿原を抜けだし、「山彦荘」先から車道と並行する遊歩道へ進む。 沢沿いの林床には シシウド、アワモリショウマ、ヤマオダマキ、コバノイチヤクソウなどが花を見せた。 林に「カゴメの森」看板。カゴメ株式会社がこの辺りの森林保全、整備活動に協力しているらしい。ありがとう。 |
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6時20分、遊歩道を300mほど進み、車道に合流した地点の「お花畑経由入笠山40分→」標識に従い、花畑の鉄扉を開閉してお花畑を上る。 カラマツソウ、フウロ、ギボウシ、ニッコウキスゲ、クガイソウ、シモツケソウ、ヒヨドリバナなどの花をカメラに収めながら上っていく。 |
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15分ほどお花畑を楽しみ、上扉先で山道へ合流して尾根筋を上る。 標高約1860mの「岩場コース」と「迂回コース」分岐は岩場コースを選択し、ダケカンバ林を上る。 6時58分、「入笠山1955m」に到着。 裸山の山頂は360度の視界が得られ・・・、●南に南アルプス、●西に中央アルプス、●北西に北アルプスが望めたが・・●東はガスに包まれ、ガスの上に「八ヶ岳」の山頂部がチラリ。 7時10分、山座同定盤に依れば、南アルプスの左に「富士山」が見える筈だがガスが消えず、諦めて「岩場迂回コース」で下山を開始。 |
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南アルプス |
北アルプス |
八ヶ岳 |
高度で約00m下り、往路へ合流して尾根筋を下る。 7時29分、「マナスル山荘」前の四辻まで下り、舗装路でお花畑入口へ戻り、往路の遊歩道を戻る途中、「<法華道>」標識に従い、東へ緩く下り、200mほど先で往路に合流して山腹道を下る。三連休だけあって若者20人ほどの団体と交差。 8時22分、車に戻ると車は20台ほどに増えていた。 帰路の高速道路も3連休の影響らしく対向車線は大渋滞だったが、当方は快調に走れ、10時40分には無事帰宅。 |
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入笠山で出合った花々 |
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?? |
コバノイチヤクソウ |
ヤナギラン |
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ダイコンソウ |
サワギク |
ヨツバヒヨドリ |
ヤマオダマキ |
ハクサンフウロ |
ウツボグサ |
アワモリショウマ |
テンナンショウ |
コバギボウシ |
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