山名の由来

坂上田村麻呂が蝦夷征伐の際に武運を祈願するために八幡を奉じた伝説や八幡太郎義家がこの山に登った伝説などあるそうです。

 

◇所要時間: 1時間50

◇難度(犬として): 易▼++++難

◇マロンの日記: 今日の道は石畳や木道で整備されているようですが、ほとんど雪で覆われていました。

 

「マロンの東北百名山の旅」二日目。

八幡平頂上駐車場の車の中で目を覚ます。

昨日の強風や深い霧は嘘のように晴れ渡り、静かな青空の下に小鳥の声がすがすがしい。車を岩手県側の無料駐車場に移し出発準備を整える。

4時、出発。昨夜、車泊したレストハウス前の道路を横切り、石畳の緩やかな道を登り始める。

 

「頂上1.9km」の標識を左に見送って八幡沼方向に向かう。石畳の歩きやすい道でマロンも元気。

417分、小高い見返り峠からは右手に岩手山が大きい。

前方の八幡沼に下りはじめ大きな雪田に入ると進路が分からなくなる。沼の形を地図と見比べながらそれらしい方向に前進。

 

 

437分、「源太分かれ 頂上1km」の標識を見つけ、進路を西に変える。部分的に木道が姿を見せている。

451分、小高い樹林帯に登ると木造見晴台。眼下に「ガマ沼」。
樹林の中を指している「頂上0.4km」の標識に従い山頂を目指す

 

5時、「八幡平頂上(1613m)」に到着。八角形の木造見晴台に登るが展望はさほど得られない。

「駐車場1km」標識に従い下山開始。

樹林帯の石畳の道は1m近くの積雪の下。踏跡は昨夜の雨で消されてしまっていて樹林の中で進路を見失い右往左往する。

 

 

頂上見晴台まで戻り、看板のルート地図を書き写して再度、樹林の中に進む。

532分、道を見つける。「駐車場0.8km」の標識先に「めがね沼」。

536分、殆ど雪に覆われている「かがみ沼」通過。樹林を抜けると石畳道が姿を見せる。雪解けの道脇にフキノトウが一面。

550分、車に戻る。

 

八幡平周遊路は無雪期には単なる遊歩道らしいが、積雪の今日はウォークラリーを楽しんだ感じ。私達が進路を見失うとマロンにも不安感が伝わるらしく、緊張してついてくるのが面白かった。

八幡平アスピーテラインで再び東北道を目指す。松尾八幡平ICより112km走って黒石ICを降り、102,394,103号線と乗り継いで八甲田山に向かう。