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先週、「シモバシラ氷華」狙いで丹沢の「大沢山と高取山」を目指したが、
出発方向を間違えて結局、「仏果山」へ登ってしまったのでその後、情報収集して改めて「大沢山と高取山」を訪ねることにした。

◇所要時間:  4時間11
難易度: + +  + +

シモバシラ
(←先月、山梨県の「荒倉山」で撮影)

氷華を生み出すのはシソ科の多年草のシモバシラで茎は冬に枯れてしまうが、根が活動を続けるので枯れ茎に送られた水が氷点下時、「霜華」になって押し出される。

 

5時30分、出発。

一般道~県道57を西進して「淵野辺」交差点先で県道54に繋ぎ、更に西進して半原集落・四差路の「←宮ヶ瀬ダム」標識に従い県道514へ左折。

道なりに高度を上げ、750mほど先で右下への分岐路へ下った先の国道514の陸橋下の仏果山登山口」先の路肩に駐車すると気温は1度で無風、快晴。       <現地標高=260m>

643分、「高取山→」標識に従い、閉鎖ゲート先へ出発。

 

 

 

130mほど先で右下を指す「高取山登山口→」標識を見つけ・・

小沢を飛び石で渡り、対岸の赤テープに従い針葉樹林を上る。

 

 

標高約280mの三分岐は「高取山・仏果山→」表示に従って尾根上を目指し、その先で防獣扉を通過。

標高約340mの三分岐で「ふれあい村」からのの道を合せ、「高取山」を目指すと朝日が差し込み始めた。次の防獣扉を通過。

 

 

719分、標高約420mで砂利林道を横断して更に尾根上りを続け、標高約540m100mほど右山腹へ進んだ先の三分岐は左折して山頂を目指す。

杉林を登りながらGPSを見ると・標高560m辺りの「大沢山」への分岐を見逃したのに気づいた。・・が、今日は時計回りすることにして上りを続行。

 

 

 

 

山頂に近づくと南東に視界が開け、東の東京のビル群の中に東京スカイツリーが確認できた。

819分、「高取山705m」山頂に到着すると山頂標識横に3段の鉄塔の見晴台。

 

 

展望台へ上ると・・西の「宮ヶ瀬湖」先に冬姿の丹沢山塊。
タイミングよく、後続登山者が上ってきたので

シャッター押しを頼めた。

 

 

823分、展望台を降り、「宮ヶ瀬ダムサイト2.1km→」標識に従い、北へ進む。下り始めはロープと鎖のかなりの急坂。

緩いアップダウンで400mほど進むとその先は北へ高度差100mほどの下り。

 

 

92分、北西下に「宮ヶ瀬湖」を見下ろせる「大沢山」山頂に到着したが山頂標識ばかりでなく・・狙いの「シモバシラ」が見当たらない。

眼下に「宮ヶ瀬湖」を見下ろす北西斜面を「シモバシラ」探しで右往左往したが「シモバシラ」は皆無。20分ほどロスして下山をしようとすると・・下山路の標識が見当たらない。

 

 

9時22分、「宮ヶ瀬ダム1.25km→」標識地点まで戻って国土地理院地図の山道始点を探すと・・「電源開発・佐久間東幹線(関係者以外通行禁止)」表示の黄色看板。

東への山腹道はこれ以外に見当たらないのでこれが予定ルートと判断し、土留め板補強の山腹道を等高線で東へ進む。

 

 

300mほど進むと涸沢。進路を探すと・・涸沢を右上へ上った地点から対面へ登る道が付けられていた。設置ロープに頼り通過。

その先の沢は鉄板橋で横断。この沢の土手斜面には一面の「霜柱」。改めて「大沢山」で「シモバシラ」が見られなかったのが不思議!!

山腹道は杉林へ進むと落ち着いた。

 

 

109分、朝の往路へ合流。ここにも「電源開発」の黄標識。この先は安心して下る。

標高560mまで下ると左前方下に「宮ヶ瀬ダム」が見えた。この先の3ヶ所の三分岐は「宮沢大橋→」標識に従う。

 

 

標高約270mまで下って沢を渡り、対岸の簡易舗装路を下る。

1054分、車に戻って帰路に就く。

 

1210分、無事帰宅。