「日向山」は眼病にご利益があるといわれる古刹・日向薬師の後ろに聳える里山。

 

真冬にもかかわらず、広葉樹林が葉を青々と茂らせている。

所要時間:1時間5
難度(犬として):易+▼+++難
マロンの日記:傾斜はキツイが歩きやすい道でした。

 

「鐘ヶ嶽」を下山し車に戻るとまだ9時半。マロンも歩き足りないような顔をしているので、近くの「日向山」にも登ることにした。

この「日向山」は前の飼犬を初登山させた山なのだが、それは20年以上も昔の事。どんな山だったのか、今では殆ど思い出せなくなっている。

950分、日向薬師の駐車場(20台ほど駐車可・無料)に車を置き、「日向山25分 広沢寺温泉1時間45分」の登山標識に従い駐車場横の山道を登り始める。

梅林脇の山道は日当たりが良く、梅の花は早くもほころび始めていた。

 

1月も下旬というのに、足元の岩には緑の苔がつき、山道脇の広葉樹林は葉を落とさずに青々と茂っている。落葉していない木々には名札が付けられていて「サワラ」「スダジイ」「ウラジロガシ」「アラカシ」等々の名前がある。

傾斜がきつくなると丸太階段が現れる。ロープも張られているが、お世話になるほどのこともない。

所々で江ノ島を浮かべた相模湾が遠望出来る。山頂に近づくに従い傾斜は緩くなる。

 

 

1016分、「日向山」山頂に上りつく。石祠があったが、ご本尊は不在の様子。

南に展望の良い陽だまりで食事。近頃はコンビニで弁当を選ぶ時、マロンの好みを判断材料にして購入しているような気がする。肉の半分ほどはマロンの腹に収まる。

1035分、下山開始。

 

 

山頂から薬師林道に下りるルートもあるが、私たちは舗装林道を歩くのは好みでないので、往路を戻ることにする。

1055分、日向薬師の駐車場に戻る。

この時間になると日向薬師に参詣する人も増えてバスも数台、発着していた。

私たちも重要文化財指定の日向薬師本堂に参拝して帰路につく。