◇所要時間: 2時間

◇難度(犬として):易▼++++難

◇マロンの日記:歩きやすいコースだったが体が重くて疲れた〜。

猛暑を避け家でゴロゴロしていた報いでマロンの体重は14.4kgに増加。

秋風を感じ、シェープアップと体力復活を図るべく近くの低山を物色し以前、東海自然歩道歩きで登った石砂山を再訪することにした。

天気予報で晴れマークを確認し、山歩き用品の準備。3ヶ月近くのブランクでザックに入れる備品に戸惑う。あやうくマロンの飲み水を忘れるところだった。

 

5時、家を出る。16号線から413号線に進み、道志の道を山中湖方面に進む。西野々の先で「バカンス村」の看板を見つけて右折し道志川を渡った先で東海自然歩道看板と石砂山登山口の標識を見つけ道脇に車を停める。登り口には早くも マンジュシャゲの花が満開。

 

625分、マロンにダニ忌避剤をたっぷりスプレーして歩き始める。登り口標識には「石砂山2.2km」の記載。

石垣横の細い道を登る。森に入ると山道は石畳が敷かれている。杉木立にガスが濃くなり霧雨を感じるようになる。先日の台風に飛ばされたか栗のいがが沢山転がっている。

638分、庚申塔前を通過。山道は石畳が終わって岩のくぼ地を辿るようになる。

643分、森の中の山腹を横切って進む山道はこの所の雨に地盤が緩んでいて頼りなさそう。右手に視界が開けたが遠景はガスの中。

 

650分、「石砂山1.1km」の標識。雨が無視できなくなり、私達はレインコートとザックカバーを装着。晴天予報を信じたのでマロンのレインコートは持参せず、マロンには自毛蓑で我慢してもらう。

7時、下界から時報のサイレンの音。「石砂山0.7km」の標識辺りから登りが始まる。

715分、傾斜がキツクなるあたりから丸太階段。雨は本降り。約3ヶ月間、家でゴロゴロ過ごしていたせいで筋肉は鈍り体重も増えて、大した傾斜でないのに結構こたえる。マロンも同様で足取りが重い。

 

 

725分、雨の「石砂山」山頂に到着。

この山頂は5年ほど前、「東海自然歩道歩き」で通過したが、静かな山頂風景はほとんど当時のまま。休憩テーブルの下に一匹の蝦蟇を見つけマロンが鼻でツツイタが泰然自若、座り続けていた。

二人と一匹の記念撮影後、マロンの期待に応えてパンを与える。

 

735分、雨の中を下山開始。山上の標識には「伏馬田入り口バス停3.7km」。

台風に続く9月の雨に多種の「きのこ」が眠りから覚めて色とりどりの傘を開いていた。

825分、往路を戻り車に到着。雨がやんで回りの山々が裾から姿を現す。

 

10時、帰宅。マロンの体のダニを調べたが見当たらず安心。久しぶりの山歩きにマロンはお疲れの様子で夕方までグッスリ。