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房総で水仙が盛期らしいので、「東京湾アクアライン」で房総に渡り、山上に水仙が咲く「嵯峨山」を訪ねることにしたが、歩行時間調整を兼ね、先に近くの「伊予ヶ岳」も訪ねることにした。 展望に恵まれた「伊予ヶ岳」には急坂個所があるとのことで、念のため、マロンのザックは外し、マロンの背負い具はいつでも取り出せるよう、私のザックに移す。 |
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◇所要時間: 1時間30分 |
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4時20分、出発。 |
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一般道で川崎に抜け、アクアラインを利用し東京湾を渡り、国道16号、127号線で南下。房総半島に入れば、菜の花などが咲く初春風景が見られるものと予想してきたのに気温は−6度で寒々しい景色が待っていた。 「鋸山」先の「富山町」で左折し、県道89号線を東進すると前方に岩峰の「伊予ヶ岳」が姿を見せた。「平久里(へぐり)」に入り、「平群(へぐり)天神宮」の鳥居を潜り、登山者用駐車場に着くと先着車が1台あったが既に無人。 気温は低いが無風・快晴で登山日和。 |
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7時1分、「天神社」脇の道で「伊予ヶ岳登山口」標識を見つけ北に朝日を浴びて聳える「伊予ヶ岳」を目指し、砂利林道を上る。林床に残雪。 竹藪を抜け、常緑樹林帯の鎖付きの柵が続く山道を上る。 7時19分、南斜面に「←富山」と「伊予ヶ岳↑」標識の三分岐。山頂を目指し、南斜面の手入れのよい登山道を九十九折で上る。 |
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7時29分、道脇に東屋を見つけ立ち寄ると「見晴台」。南西に「富山」、その先に東京湾が見えた。 「見晴台」を後にすると、「この先急傾斜(ロープ場)十分注意してください」看板。 傾斜はきついが、地盤がしっかりしているので露岩や木の根、ロープを掴みながら上る。 マロンを先頭に急坂を途中まで上ると中年登山者が下ってきた。挨拶すると、「昨夜は駐車場で車泊したが、夜は雪だった」と話し、「急坂はあと50mほど」と言って下って行った。 |
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マロン、私、妻の順序で露岩混じりの急坂を上る。 7時40分、「伊予ヶ岳336.6m」標識の立つ「南峰」に到着。 西に出張った岩の突端に鉄パイプでガードされた「展望台」が作られていた。北以外に視界が開け、西に「富山」、その先に「東京湾」、その先に「富士山」まで望めた。 |
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7時48分、尾根続きで北に見える「北峰」に向かう。 |
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途中の小ピーク手前で振り返ると「南峰」が切り立って見えた。 7時51分、地図に「伊予ヶ岳336.6m」と山名が表示されている「北峰」に到着したが、この山頂には「二等三角点」だけで山頂標識は無かった。 下山時、ロープ場での登山者との交差は避けたいので、5分ほどで「北峰」を後にする。 |
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7時59分、「南峰」に戻り、5分ほど展望を楽しみ、杖はザックに収め、下山開始。 8時13分、「見晴台」に戻る。幸い、登山者とは出会わなかった。 8時31分、車に戻る。 次の「嵯峨山」登山口を目指し、カーナビに従うと山越え道をガイド。これに従うと路面に残雪。危険を感じ、コースを海沿い道に変更し、県道で「嵯峨山登山口」を目指す。 |
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