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次は長野県の「霧訪山」を訪ね、雪の北アルプスや八ヶ岳の展望を楽しもうと、晴天予報の出た正月連休明け・月曜日の出発を決めた。 当日の朝4時。出発前に念のため、塩尻地方の天気予報をネット確認すると・・ 山頂に着く頃の天気が曇天に変わっていて・・期待の大展望は望めなくなったのが分り、急遽、快晴予報の出ている千葉県:「鹿野山・九十九谷」に目的地変更し、GPSとカーナビをセットし直す。 ◇所要時間: 4時間6分 ◇難度(犬として): 易++▼++難 ◇マロンの日記: 出発直前で目的地を変更しての準備不足らしく、山に入ると直ぐにミスコース。その後の「九十九谷」はガイド書に「整備された登山道ではないので、読図のできる経験者の同行が必要」と書かれていたとの通り、何か所か、分かり難い個所がありましたが、初歩きは何とか無事に終えることが出来ました。 |
4時20分、房総半島を目指し、出発。 走り慣れてきた多摩川沿いの「ぬけみち」〜「東京湾アクアライン」を快調に走って6時10分、「君津IC」を下り、県道164〜163で目的地を目指す。 鹿野山牧場あたりは交差できない一車線道を通過し、県道93に合流・右折し「鹿野山神野寺神社(聖徳太子の開山(598年)により始まった関東屈指の古刹)」前の駐車場に車を入れる。天候は快晴で気温はマイナス1度。 6時43分、県道93(房総スカイライン)を東に出発。 |
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800m先の「白鳥神社」前へ進むと、対面には「九十九谷展望公園」。 立ち寄ると、南眼下に「九十九谷」が一望に見下ろせ、好タイミングで東の雲の上に朝日が上がり始めた。 |
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300mほど先へ進み、「白鳥山荘」脇の駐車場横で「九十九谷・さくらの広場→」の小標識を見つけ、常緑樹の森の山道へ下る。 100mほど先で右へ分岐する小道の「九十九谷→」標識に気づいたが、目指す「さくらの広場」は先だろうと、檜林を直進して下る。(×) |
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緩く500mほど下り、太陽の位置から進行方向に疑問を感じてGPSを見ると、90度も違った方向に進んでいるのに気づき、先ほどの「←九十九谷」標識に従うべきだったと戻る。 (帰宅後の調べで、更に40mほど先に進めば「さくらの広場」へ等高線で進める道があったのが判明。) 7時37分、「←九十九谷」の標識地点まで戻り、南へ下る。 |
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7時45分、檜林を下り抜け出ると、数本の桜の樹に囲まれた小広場に左から幅広山道が合流していた。「さくらの広場」らしい。右下への「九十九谷→」標識に従い下る。 獣が臭うのか、マロンの動きが激しい。林床は背丈の倍ほどの笹。 8時8分、舗装林道に合流。 |
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右に僅か進むと林道終点で、 「←かくれ田んぼ」標識に従い、沢と湿原の間の幅広沢道を西に進み、竹林先の急坂を上る。 |
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8時17分、泥岩の急斜面のロープ場をマロンは勢いを付けて登り切ったが、私たちは紐に助けられて通過。前方に朝日を浴びた高み。 8時24分、尾根筋に合流して右に進む。 8時27分、三分岐に 左:「←かくれ田んぼ」、直進:「↑展望地」標識。 |
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8時33分、三分岐に戻り、「↑展望地」標識に従い、急斜面のロープ場先の藪道を上る。 8時38分、南に僅かに視界が得られ、東にゆったりした低山が見えた。ここが「展望地?」。この先は泥岩の急坂下り。 8時48分、高度差60mほどを下ると左から山道。先ほど、私が「かくれ田んぼ」標識先を探した先がここに繋がっているらしい。 |
山道を南に緩く下っていくと開けた湿原横に出た。どうも、この湿原が標識の「かくれ田んぼ」らしい。 湿原の縁を西に回り込んで進もうとすると、踏み跡が薄くなり・・???。辺りを見回すと湿原先に赤テープ!!。コースは「かくれ田んぼ」を横切るらしい。 湿原は幸いにも凍りかけていて、靴を汚さずに渡り終えることが出来た。 |
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湿原先で進路が二分岐。予定の「尾根コース→」へ進む。左斜面上はゴルフ場。 9時8分、再び、進路が二分岐。右への「田倉林道→」標識に従うと100mほど先で進路が二分岐。赤テープのある左に進む。荒れた竹林の藪の中でゴトンと音。辺りにミカンの滓が散在。猪??。マロンが落ち着いていたのでそのまま進む。 |
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9時27分、田倉林道に合流して「←九十九谷尾根コース」標識に従い、緩く上っていくと、林道横は凝灰岩らしい積層地層。(ガイド書に依れば100万年前の地層とのこと)。日当たりのよい林道で一休しながらムスビを食べる。 9時55分、「鹿野山トンネル」口の左から急坂を上り、尾根の西山腹を「神野寺頂上→」標識に従い、北へ上っていく。 |
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10時25分、山道は簡易舗装林道に変わり、右上にゴルフ場が続く。 10時36分、「神野寺」前の三叉路に出ると神野寺の参拝客が多い。 「鹿野山」の頂上で記念写真を撮ろうと、近くの店の人に「鹿野山の最高点」を尋ねると、「鹿野山は、白鳥峰と熊野峰、春日峰の3峰の総称で最高点は「白鳥神社」後ろのピーク」との答え。最高点での記念写真は諦め、「神野寺」境内で記念写真を残し、駐車場を目指す。 10時49分、車に戻ると駐車場は満杯。 往路を快調に戻って13時10分、無事帰宅。 |
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