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ここ数年、富士山麓でキノコ採りを楽しんでいるが、前回の「乾徳山」山行の折、標高1900m辺りで数種のキノコを見かけたので、同標高の富士山五合目でも秋キノコが出たのではと推測し、晴天予報の木曜日の出発を決めた。 今回は 数日前の台風15号の影響で、原生林が荒れている可能性があるので、途中の大きな涸れ沢や尾根の様子が分かっている「滝沢林道終点」〜「小富士」間の数ポイントを通過ポイントにした周回コースを設定。 ◇所要時間: 3時間39分 (往復距離5km弱、高度差340m程度で楽そうなコースですが、原生林は目印が無いためGPSは必須です。 今回はGPSが故障することも考え、スマホに「Geographica」というGPSソフトを入れ、起動させて歩きました。) |
3時、出発。 中央高速を利用し、4時18分に「河口湖IC」を降りると残距離は18km。 5時20分、出発。 |
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5時32分、次の尾根先に近づくと眼前に深い涸沢。 対岸に渡るため急斜面を下って「沢@ポイント」を通過し、300mほど東の尾根@ポイントを目指す。 5時49分、薄い踏跡を見つけ、これを辿って尾根に上り、尾根筋で北へ標高を上げていくと尾根幅が広がった。 |
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様子見の結果、上方に渡沢ポイントを探すことにし・・・・ 6時12分、標高1900mまで上って対岸に移り、ほぼ、一定高度で針葉樹林帯を南進。 林床に時々現れるシャクナゲやツガの幼木密集帯を避けながら緩く高度を上げながら進む。 |
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ガスが流れ始めて薄暗くなった森でタマゴタケをゲット。 6時54分、「小富士」が近いらしく立木に古い赤テープ。 6時58分、針葉樹林から「小富士」麓の砂礫帯に抜け出ると・・・ |
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濃いガスが流れこみ、富士山どころか「小富士」も霞み始めていた。 7時4分、砂礫丘を登って「小富士」の祠前で記念写真。 濃いガスだが、動きがあるのでムスビを食べながら暫し様子見。 7時15分、諦めて下山を開始。 |
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カキシメジらしいキノコが5本ほど群生。 標高1850m辺りで露に濡れたハナイグチをゲット。 |
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標高1800m辺りまで下ると薄日が差し込み始めた。 この辺りの樹林帯は変化が少ないので、GPSが無いと進路維持が困難だ。 8時7分、涸れ沢を横切り、眼前の尾根へ斜行で上って尾根筋を下る。 |
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8時23分、尾根先の小ピーク・・尾根@地点で小休止。 8時27分、下山再開。この斜面には古い赤テープが見られた。 8時50分、古道らしい地形の朝の往路に合流して車を目指す。 |
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8時59分、「滝沢林道」終点広場に戻ると車は6台。 居合わせた地元のキノコ採りに挨拶すると、「今年はキノコは少ない」とのこと。 車での下山途中、スバルラインの標高900m辺りの森の様子見したが、キノコの姿はなかった。 11時、無事帰宅。 |
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持ち帰って食したキノコ タマゴタケ 3本 ハナイグチ 6本 |
当日 出合ったその他のキノコ |
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クサイロハツ(食) |
オオコゲチャイグチ |
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ドクベニタケ(毒) |
ウスタケ(毒) |
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キノボリイグチ(食) |
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