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9月も中旬。 富士山のマイカー規制が解除されたので、昨年、キノコ狙いで3回訪ねた「小富士」を今年も同目的で訪ねることにし、 初回は「富士あざみライン」終点の「須走口五合目」を起点にして、樹林でキノコを探し、「小富士」に立寄った後、登山口の「東富士山荘」でキノコ鑑定してもらう 周回コースを設定し、小雨翌日の水曜日の出発を決めた。 ◇所要時間: 3時間9分 ◇難度: 易++▼++難 |
3時30分、出発。 中央高速道を利用し、大月JCT経由で5時6分に「須走IC」を降りると残距離は12km。 県道150で西に高度を上げていくと、道脇に「富士あざみライン」標識が続く。 5時29分、須走ICから高度差1200mを上り、「須走口五合目・第二駐車場」に車を入れると東の雲の上から「日の出」。 気温は12度で快晴。 背後には朝日を受けた富士山が大きい。 |
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駐車場分岐へ下り、「富士山須走口五合目 標高2000m」標石 |
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「登山道は9月10日から通行止」看板。(この手前右に「小富士」への山道があるのを見落とし・・) 登山道へ進み、「古御岳神社」前でコースミスに気づき、踏跡を辿って正規路へ戻り、 6時、登山口から約800m先の溶岩の沢筋先の「水源涵養保安林」看板地点で山道を外し、山に入ってキノコ探し開始。 |
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20mほど高度を上げると、林床に苔が増えたが、「キノコ」は全然見当たらず・・最高点を目指し上る。 6時9分、無収穫で標高約2020mの最高点を通過。 南斜面へ下ると苔が減ったので東へ向きを変えると苔が増え・・「キホウキタケ(毒)」を見つけカメラに収める。 |
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GPSを見ると・・「予定行動範囲」の中心へ向かっているのに気づき、行動範囲を広げようと、北へ上りながらキノコを探す。 6時30分、標高2000mに近づくと苔が湿って良い感じの場所で「ショウゲンジ」を1本採取。 更に近くで「クサウラベニタケ(毒)らしいキノコをカメラに収める。 |
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6時36分、「予定行動範囲」の上端まで上ったので、北東へ尾根を下りながらキノコを探し、「カキシメジ(毒)」らしいキノコを撮影。 湿った苔が密集したいい感じの森を下ると苔の間から大型キノコ!! 「マツタケ??」 丁寧に採取したが匂いはなく・・??。それでも、期待に胸を躍らせて籠に収める。 |
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高度を下げながら、「キンチャワンタケ(毒)」、「フジウスタケ(毒)」「??」を撮影。 7時10分、標高1920m辺りまで下ったので、「小富士」の方向を目指し、キノコ探しを続行。 湿った苔の林床で「ムラサキアブラシメジ?」をゲット。 雑きのこが増えてきた。 |
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ついに、小さいながらも「ハナイグチ」3本ゲット !!。 7時38分、樹林を南へ抜けだすと・・ |
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正面に砂礫の「小富士」、西に「富士山」が聳えて見えた。 「小富士」を目指す。 7時48分、「小富士」の石祠横で朝日を浴びて休む。 富士山頂に雲が沸き始めた。 7時56分、下山開始。森への入口に屯していたキノコ採り連中に話しかけてみると、殆どが空籠。 山道で下山続行。 |
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8時26分、「東富士山荘」に立寄り、「キノコ茶」を買って「キノコ鑑定」を依頼すると・・昨年と同じ女主人鑑定士?が出てきて・・、マツタケかと思ったキノコは「ニセクロハツ」で猛毒との判定。 他のおとなしそうなキノコが「ヒダハタケ」との判定され毒茸とのこと。 「ハナイグチ」「ショウゲンジ」「ムラサキアブラシメジモドキ」は「良茸」と判定。 今年のキノコは遅れているとも言っていた。 8時41分、車に戻る。 11時、無事帰宅。 キノコは味噌汁に入れて賞味。 |