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前回の「小富士・4」での「キノコ採り」は貧果に終わったので、今回は台風18号の通過後の木曜日に「滝沢林道・終点」〜「林道・小富士線」〜「小富士」を往復する、踏跡のなさそうな針葉樹林帯コースを試すことにする。 なお、起点から最初の100mほどの区間は国土地理院地図で荒廃地形と予想されるので、現地で危険と判断次第、昨年の「小富士3」コースでの山行に切り替えるのも計画に入れておく。 ◇所要時間: 3時間47分 ◇難度: 易+++▼+難 (約4kmのコースと予想したのですが、「きのこ探し」で樹林をジグザグ歩きした結果、歩行距離は5割増しの6km強でした。 台風18号の3日後でしたが、林床は意外に乾いていて、キノコは予想外に少なく、驚きました。) |
3時、出発。 中央高速を利用し、大月JCT経由で4時34分に「河口湖IC」を降りると残距離は18km。 国道139を2kmほど東進し、「富士北麓公園→」標識に従い、右折して「吉田口登山道」で南へ高度を上げ、「中の茶屋」三分岐は左折して県営林道「滝沢線」へ進み、9km先で「林道・小富士線」の始点を左に見送り、道なりで更に高度を上げていく。 5時34分、「滝沢線」の終点駐車場に車を止める。 気温は9度で無風・快晴。 |
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5時36分、南南東・約500m先に北へ下って見える尾根を目指して出発。 先ずは眼前の深い涸れ沢を横切るため、東の草斜面を高度で20mほど下り、2つ目の堰堤上を横切り、沢先のシラビソ林に進む。 歩きやすい林床に苔が多いが、意外に乾燥していた。 |
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150mほど先で再び深めの涸れ沢を横切る。 その先では幸先よく、「ハナイグチ」2個をゲットし、期待が膨らむ。 通過すべき高度差40m程の尾根へ上り始めると、シラビソの幹に「赤テープ」!!。 私たちは良いルートを選択しているらしい。 |
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林床に苔は多いがキノコが全然姿を見せず・・??。 6時17分、小さな涸れ沢を通過。 地形的には穏やかな斜面を進むとまた、7m程の深さの涸れ沢を横切る。 |
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6時28分、「林道・小富士線」に合流するとこの地点に「赤テープ」あり。 林道を緩く上っていく。 6時43分、屈曲した林道をショートカットよる予定地を見逃したのに気づき、尾根先地点から樹林に入り・・ 6時51分、ショートカットが成功し、「林道終点」に到着して・・ |
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森を抜けだすと快晴の青空に朝の太陽。 「小富士」を目指し、高度差約120mのスコリア丘目指し、息を荒げて上る。 7時21分、「小富士」の石祠地点に到着。 西に赤膚の富士山が大きく、 |
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南東遥かで朝日を反射しているのは相模湾か?。 小休止後、キノコを期待して下山開始。 スコリアの急斜面を北へ下り、針葉樹林へ入ってキノコを探しながら下る。 |
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50mほど高度を下げた所で下やっと良形のハナイグチ(ヌメリイグチ?) 2個をゲット。 更に50mほど標高を下げて涸れ沢を横切り、対岸を鵜の目鷹の目で下っていくとボツボツとハナイグチが採れた。 |
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8時、標高1820m辺りまで下ると、シラビソの疎林にミズナラの大木。良い目印になりそう。 8時11分、標高1770mまで下って「小富士林道」に合流し、100mほど先で再び往路の軌跡を辿り、森へ入る。 |
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「ショウゲンジ」5本をゲット。 その先で涸れ沢を横切り、対岸へ上った途端、進路が??。 GPS頼りで山腹を辿って北に進む。 足場の良いところを選んで涸れ沢を通過すると微かな踏跡。 通行者は楽なコースを選定するので、歩きにくい場所では自然に踏跡が集中するらしい。 |
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8時37分、一部が膨らんだ裸地の尾根に上り着いて小休止してムスビでエネルギー補給し、往路のGPS軌跡を辿って下山を再開。 尾根を西に下りかけると木の幹に「赤テープ」!!。 これを辿って下り、その先の緩斜面を等高線沿いに進む。 |
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朝の往路を少し外しただけで、針葉樹の幼木や雑木の灌木帯に入り込み、抜け出すのに苦労。 抜け出した先で「ハナイグチ」数株ときれいな形のキノコをゲット。 |
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9時13分、朝、帰路の目印に付けた布切れを回収し、その先の堰堤上で対岸に渡る。 9時23分、車に戻ると車は10台以上。増えた車は「キノコ採り」の車らしい。 11時50分、無事帰宅。 |
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