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台風13号は去って再び残暑。 おとーさんは塩見岳から戻り4日目。体力回復とのことでマロン連れの山行を希望。 おかーさんは涼しい登山ならと、お盆を過ぎた平日・早朝・標高の高い・短時間コースとして「国師ヶ岳・北奥千丈岳」を選ぶ。 おとーさんは以前、このコースを登っていて丸太組山道の多いのを知っているので何時でもマロンをザックに入れられるよう、荷物を減らす。 ◇所要時間: 2時間20分 |
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3時25分、家を出る。中央高速「勝沼IC」を下りて川上牧丘線で大弛峠に向かう。この林道は途中、0.5kmほど舗装工事で迂回個所があったが無事、大弛峠に上りつき、路肩の白線エリアに駐車。既に10台ほど先客が駐車。 6時20分、出発しようと車外に出る。峠下までは青空だったが、大弛峠は一面、ガスに覆われて非常に寒い。標高2360mまで上ったことだけはある。急ぎ、車に残そうとしたレインコートを羽織る。 |
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「国師ヶ岳」への標識に従い登山口を入ると直ぐ大弛小屋前を通過。ゴツゴツした石や崩れかけた丸太の階段の急な上りが続く。 6時30分、「夢の庭園」との分岐標識。左は「国師ヶ岳 甲武信岳 西沢渓谷」。私達は右に進む。 崩れかけた丸太のハシゴが続く。マロンは時々、隙間に足を落とすがメゲズに登る。 |
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大きな岩のゴロゴロした「夢の庭園」の見晴らし台に出たが、残念ながら遠景はガスで何も見えない。花の終わったつつじ、シャクナゲの木が続く。 6時40分、先ほど分岐した道が合流してきた。シラビソにサルオガセが纏わりついている。ナナカマドはまだ色づかず。あまり寒いので気温を計ると 6.8℃ !!。 |
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7時、岩のゴロゴロした「前国師ヶ岳」標識地点を通過。ガイド書では富士山が見えるというが今日はガスの中。気温は更に下がって6.5℃。 シャクナゲやツガに囲まれた庭園風の細い道を少し下ると「三繋平」。先ずは最高点の北奥千丈岳を訪ねることにしてガスの中に進む。 |
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7時10分、「北奥千丈岳(2601m)」に到着。 奥秩父連峰最高峰。寒さを避けて岩陰で待っていると上空のガスが晴れて遠くに南アルプスらしい山並みが見える。 北風がガスを流すと眼前に金峰山の山肌が現われ、トレードマークの五丈岩も姿を見せてくれる。 7時35分、山頂を後にし、先ほどの「三繋平」から国師ヶ岳に向かう。 |
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7時45分、「山梨百名山」の標識と三角点のある「国師ヶ岳(2592m)」山頂着。 南に優美な富士山を期待してムスビを食べながら待機したが今日はガスが動かず諦め。 8時、下山開始。途中、ジャック・ラッセル・テリアらしい犬連れの同年輩の夫婦連れと交差。 |
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8時25分、「夢の庭園」で空を眺めて晴れ間を待つが、ガスは薄まらず諦めて下山。 8時40分、車に戻る。 相変わらず峠にはガスが流れていた。30台ほどに増えた車を後に下山。 高度を下げるに従い、空は青く、山も姿を現し暑くなってくる。道脇にはミヤマアキノキリンソウの黄色い花だけが目立った。 12時15分、無事帰宅。 |
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