|
|
明日の土曜日に晴天予報が出たがその後一週間は好天日が無いらしい。 貴重な晴天日は活用しようと奥多摩湖北の「鷹ノ巣山」登山を考えたが、前日の雨による山道の泥濘も考えられるので、今回はその南斜面下の「倉戸山」を訪ねることにした。 ◇所要時間: 3時間21分 |
3時40分、家を出る。 いつものコースで青梅市に出て青梅街道を西進し、大麦代トンネル手前を小河内ダム側へ左折。2つのPを見送った先の「大麦代駐車場(80台駐車可)」に車を置く。湖畔の桜は満開状態だった。 5時27分、準備を整え、奥多摩湖畔沿いに青梅街道を西に進む。 |
|
|
日の出時刻は過ぎたが太陽はまだ雲の中。 5時39分、熱海トンネルに入る青梅街道と別れて、私たちは直進して岬の先で折り返し舗装坂道を上る。 「倉戸山→」標識のあるヘアピンカーブは左折して坂を上る。 |
|
|
5時49分、右のコンクリート階段傍で「倉戸山・鷹ノ巣山→」標識を見つけ階段を上り、「温泉神社」境内でマロンに水を与える。簡易舗装はこの地点で終わり、赤松、杉、モミの混生林の尾根筋を登る。 山道は昨日の雨で湿っていた。木立越しに朝日が差し込み始めた。 |
|
|
6時9分、沢沿いの急斜面を九十九折で登る。体温が上がり、汗が目に入るのでバンダナで鉢巻。紐先で動きの激しいマロンの息が荒いので杉林の中で小休止して水を飲ませる。 6時20分、東斜面から尾根筋に上り、尾根筋を登る。いまだ芽吹きの見られない自然林の中で、ダンコウバイとキブシの黄色だけが目立つ。 |
|
|
6時47分、一段上ると前方に倉戸山の山頂が姿を見せた。歩き易くなった自然林の尾根道を上る。尾根巾が広がり、山腹地形に変化が出てきた。 6時55分、岩肌の露出した尾根筋を登る。振り返ると下に緑色の奥多摩湖、空には薄雲が広がってきた。息の荒いマロンに水を飲ませ、ついでに水スプレーで身体を冷やしてやる。 |
|
|
7時14分、「倉戸山1169.3m」山頂に到着。 落ち葉に覆われた広い山頂周りはミズナラ、コナラ、ブナの自然林で囲まれ、展望は木立越しになり良くない。 林内には桜の木も数本見られたが芽吹きの気配もなくて、観桜シーズンは1ヶ月も先の雰囲気。 |
|
|
木立越し北に見える「鷹ノ巣山」の南斜面は降雪があったのか白くなっていた。広場の西には「←女の湯」標識あり。 7時31分、朝日の当たる静かな山頂の雰囲気を充分味わい、「熱海バス停→」標識に従い往路に下る。 7時58分、尾根巾が狭まりだすころ、下に見える奥多摩湖畔に二つの駐車場が見えた。 |
|
出発前夜、国土地理院地図に駐車場の西斜面を巡る小道が表示されているのに気づき、ヒョットすると尾根コース途中からその小道に下りられ、そうすれば街道歩きを避けられるのでは・・・と、思いついていたので、この辺りから左の地形に注意して下っていく。中年登山者と交差。 8時8分、僅かに流水のある沢通過地点から山腹下を見ると、沢の下方から左の尾根に回れそうにも見え、これを試したい気が起こったが・・・・地図に描かれた小道の存在も確認できていないので冒険は諦め、往路を下る。 |
|
8時18分、「温泉神社」境内で小休止。青梅街道を走る車の走行音が聞えてくる。 8時33分、「倉戸山入口」地点で青梅街道に合流。青梅街道には歩道が無いので車が怖い。駐車場に近づくと山斜面に遊歩道らしい道が縦横に付けられているのが見え、標識らしいものも見えた。 8時48分、車に戻る。駐車場脇の「歩道案内」案内看板(下図)には国土地理院地図の小道に合致する遊歩道が記されていた。 10時55分、無事帰宅。 |
右図は当日のGPS軌跡。紫線は国土地理院地図の小道を転記。 |
|