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新年最初の山行は交通混雑や路面凍結トラブルに煩わされないよう近場の山を探し・・→相模湖西の「倉岳山と「高畑山を北側から周回することにした。 なお、北側から「倉岳山」を目指すコースは昭文社の山地図で点線(難路)表示されているので、現地のコース状況が厳しければ、「穴路峠」経由に変更することも考慮に入れる。 ◇所要時間: 4時間37分 (内、30分ほどは道さがし) ◇難度(犬として): 易+++▼+難 ◇マロンの日記: 無標識の三分岐から「倉岳山」を目指したまでは良かったのですが今回も・・・??#&%・!!・・でした。 無事、山行を終えて車に戻ったおとーさんの感想は・・小篠貯水池下の広場を駐車場にし、「倉岳山」分岐先コースを少し整備してくれれば手ごろで良い周回コースになるのでは・・とのことでした。 |
5時、出発。 国道20号で相模湖北を通過し、中央本線「鳥沢駅」手前1.1km先を左折して桂川を渡り右折。この辺りからは「鳥沢駅」経由登山者に配慮しているらしく、各曲がり角に「←倉岳山・高畑山」標識が設置され、小篠集落上の「車進入禁止」柵前までガイドされ、鉄柵前の2台分の空き地に駐車。 6時56分、鉄柵の小扉を開け、出発。 |
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150m先の広場を横切り、無標識の二分岐は南への林道を上ると、右に「小篠貯水池」。先に進むと道脇に「峠道文化の森入口」標柱。 石のゴロつく荒れ林道を緩く上っていく。沢を鉄橋で渡り、「←高畑山・倉岳山」標識で左の山道に分岐し、沢の左岸(西側)を上っていく。 |
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7時13分、二つの沢の間を登る。複雑地形なので進むに従い景色が変化して面白い。檜林の中にも洒落た大月市の「←倉岳山・高畑山」標識。公式標識に「倉岳山」山名が表示されていたので、今日の点線(難路)表示コースも整備されているのだろうと安心して先に進む。 |
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7時24分、「石仏」が祀られた三分岐に右へ「高畑山→」標識。 これを見送り、更に80mほど進むと道脇に「地蔵尊」石像のある三叉路。左に分岐する山道は無標識で直進路には「←穴路峠」標識。 これまでの「倉岳山」標識は「穴路峠」経由コースをガイドしていたらしいと気づいた・・・が、・・ |
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地図に記された「倉岳山」へのコースはこの左折山道だと確信し、これに進むと直ぐに流水の沢。沢先に左へ踏跡のあるのを見極め、飛び石で沢を渡る。 7時36分、西斜面を上り始めたが倒木や落枝が増えた。体が温まり、耳覆い・手袋・ヤッケを脱ぎ、マロンには水を与える。落枝は多いが、道はハッキリしている。 |
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7時51分、地図コースは尾根筋にあるのに私たちの辿っている道は山腹にあり、尾根との高度差が開き始めた。左の尾根に登れそうな踏跡や地形を探しながら進む。 7時55分、進路が不鮮明になった。左の尾根への山斜面は急勾配で登れない。 仕方なく、妻とマロンにこの地点で待機してもらい、私が山斜面を北に進んでコースを探すことにする。現在高度は615mで山頂までの残高度はまだ375m。 |
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8時14分、上を目指しながら山腹を回り込み、尾根筋までトラバースして尾根筋が登れそうと目途を付ける。 8時21分、皆の待機場所へ戻って状況報告し、そのコースでの前進を決定。 |
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皆で往路途中から山腹に取り付き、岩混じりの尾根先端に出てこれを上る。 尾根筋は下草が無く、落ち葉は風に吹き飛ばされ、裸地。マロンを先頭にして斜面を小さく九十九折しながら登る。 8時37分、高度690mあたりまで上ると右から殆ど踏まれた形跡のない山道が上ってきていた。 |
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廃道のような山道を登る。体は温まったが、風が冷たく、手袋と耳覆いを再装着して急坂を息を荒げて登る。 8時53分、高度800mあたりまで登ると歩きやすくなり、やがて山腹を回り始めた。西に近い「高畑山」の横に白い富士山がチラリ。細木に白テープ。 9時8分、「倉岳山」山頂を正面にして北斜面を直登。マロンの息も荒い。自然林に赤松が混じる。 |
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9時16分、「倉岳山990m」に到着。南西に冬姿の「富士山」。 振り返ると、上ってきた道には「この先行き止まり」看板。これではこの道の廃道化が更に進みそう。 全天に雲は無く、「大月市秀麗富岳一二景H山頂」看板を入れ、山頂写真を撮り、ムスビを食べながら展望を楽しむ。 |
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北には中央高速道先に「扇山」と「百蔵山」、その先に「権現山」、更に北遥か先には「飛竜山」まで同定でき、北西には小金沢連嶺、その中央の雪で白い山は「黒岳」らしい。南には東西に道志山塊が伸びている。 南から同年輩登山者が上ってきて挨拶。 9時31分、「高畑山」目指して西へ100mほど進み、南へ派生する尾根に下り、「←穴路峠」標識で西への支尾根に下る。途中、山慣れした感じの単独登山者と交差。 |
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9時46分、尾根を切り通した「穴路峠」には「峠道文化の森」看板があり、・・・ <「峠道文化の森」は、往時も人々の暮らしに深く結びつき、地域の固有の文化をはぐくんだ里山の峠道とその周辺で大切に守られてきた大樹や森に着目し、設定したものです・・(一部略)・・この付近は近年、高畑山や倉岳山へのハイカーの通行が多いが、以前は大月市と秋山村の集落と集落とを結ぶ文化や生活が穴路峠を中心に行き交わったところです。(以下略)。 山梨県林業部」> と書かれていた。 |
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「←高畑山」標識に従い、尾根に上ると直ぐに「天神山876m」を通過し、檜林で日陰の尾根道を西進。 |
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10時23分、「高畑山982m」に到着。展望は「倉岳山」とほぼ同じ。 小休止後、「鳥沢駅→」標識に従い、北へ下る尾根で下山開始。 130mほど高度を下げ、左山腹に下る。このあたりは良く踏まれた道。更に高度を70mほど下げると北下に朝見た「小篠貯水池」が見えた。 |
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北斜面を東に回り込みながら下る。 11時8分、朝の往路に合流し、下山続行。途中の沢でマロンを遊ばせる。 11時33分、車に戻る。 1時30分、無事帰宅。 |
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