|
|
|
昭文社の山地図で奥多摩の「日原鍾乳洞」西に点線
(難路) 表示の登山コースがあるのに気づき、コース上の「金袋山」や「篶坂ノ丸」をネット検索してみると、・・・・新緑や紅葉の美しいミズナラの尾根コースで途中で「ミズナラの巨木」も見られることを知り、季節外れであるが下見のつもりで訪ねることにした。 ◇所要時間: 3時間54分 ◇難度(犬として): 易++▼++難 ◇マロンの日記: 最初の高度差100mほどの区間と帰路の「一石山」からの140mほどの下り以外は雰囲気の良い、歩きやすい幅広尾根でした。おとーさんは新緑か紅葉時期に今度は「一石山神社」側から上ってみたいといっていました。 |
5時、出発。 青梅市経由で多摩川沿いに西進し、青梅線・奥多摩駅先で日原街道に移り北上。日原トンネル先約3km先の日原鍾乳洞横を通過し、登山口手前の駐車場に車を入れようとすると「2時間500円」看板があったので、僅か戻って無看板の駐車場に車を入れ、出発準備。 衛星電波が岩壁で遮られるためかGPSの立ち上がりが遅い。気温は−4度と低いので耳覆いを付け、手袋にはホカロンを入れる。 |
|
||||||
|
7時29分、垂直の岩壁沿いの舗装路に出発。 「←日原鍾乳洞 七跳山→」標識地点の階段柵に「金袋山のミズナラ入口」標識を見つけ、ここから急勾配の山腹に取り付き、九十九折しながら急激に高度を上げていく。 7時45分、急坂を上りきり、緩く沢奥に進む。獣が臭うのかマロンの動きが激しいので熊鈴の消音ネットを外す。 |
|
|||||
7時56分、沢筋を詰めると、「←ミズナラ巨樹周回コース→」標識地点で道が二分岐。 |
|||||||
|
今日はコースの下見なので先ずは右に進むと・・・檜林の端を九十九折で上り始めた。 杉林の陽だまりで水飲み休憩。動きが激しいマロンの息が荒く、飲む水の量はマロンが一番多い。体が温まったので耳覆い、手袋、ヤッケを外す。 |
|
|||||
|
8時25分、杉林を抜け、朝日が差し込むミズナラ、ブナ林を九十九折で登る。 8時39分、落ち葉の積もった広場の標識に近づくと・・・地図にも記載された「ミズナラの巨木」。 何か話したそうな顔を写真に収め、先に進む。 |
|
|||||
|
8時50分、緩く上った先の立ち木に「人形山」標識。回りより僅かに高みが感じられるので辛うじて山と呼ばれるのが許された感じ。 落ち葉が積もり、下草が無いのでどこでも歩けそうなうねった地形に馬酔木だけが緑の葉を見せた。 |
|
|
9時、大岩横を抜け先に上ると、尾根の北斜面に残雪。緩く上っていくと前方に皿を伏せたような地形。 9時10分、立ち木に「金袋山1325m」標識・・緩い登り坂の途中で山とは言いづらい地形。その先は自然林にダケカンバが混じるようになった。 |
|
|
9時32分、皿状の高みに上ると立ち木に「篶坂ノ丸」標識。 10年ほど前までは篶竹(スズタケ)が密生していたらしいが、今では落ち葉だけの幅広ピーク。木立越し西に「天祖山」の石灰岩採掘場が雪で白い。気温は0度。寒くなり、ヤッケと手袋をつけてムスビを食べる。 9時45分、下山開始。 9時58分、「金袋山」通過。 |
|
10時10分、踏み跡が南にも分岐しているのに気づき「一石山」への道と推測し、往路と分かれてこれに下る。下りは落ち葉で道が見つけ難い。赤テープを探しながらヒノキ林と自然林の間を下る。 |
|
|
|
10時28分、後ろの妻に「一石山!!」といわれ戻ると立ち木に小標識。小休止してムスビとドックフードでエネルギー補給し、下山再開。 僅か尾根を下ると左下へ「←日原へ」標識。 地図にも記載のある往路へ合流するコースと分かったが、次回の山行のため、今日は敢えてここからは地図に点線表示の「一石山神社」へ下るコースを試すことにし、尾根筋を先へ下る。 |
|
|
10時45分、岩尾根が続き・・下り傾斜がキックなり・・??。妻とマロンに待機してもらい先に下ってみると・・・岩に踏まれた跡がなく・・???。地図コースではないと判断し、先程標識のあった北斜面ルートで往路に下ることにし、皆で岩尾根を戻る。 10時51分、「←日原へ」分岐に戻り、北斜面に下る。 |
|
|
ブナやミズナラの疎林急斜面を九十九折で下る。 11時5分、やっと沢筋まで降り、沢を横断して朝の往路に合流し、下山続行。 11時12分、「急坂注意」看板を通過し、急山腹によくも道が付けられたものだと感心しながら下る。 11時23分、車に戻る。車はマイカー1台だけ。 1時30分、無事帰宅。 帰宅後、「一石山」から「一石山神社」への下りコースを調べると・・標識地点あたりから南斜面へ下る山道があるらしいと判明。 |
|