<コースと標準タイム>…時間記入の区間距離のみが公式資料に記載あり。他区間距離は現地の指導標等より採取したが、標識間に不整合あり信頼性低し。

ライン大橋→(4.6 km)日乃出不動→(3.0km)寒洞池→(4.2km)上須衛→(4.3km)下芥見→(2.7km)古津バス停→(7.5km 2:50)三田洞弘法→(3.0km)椿洞→(4.3km)村山→(4.5km :10)秋沢→(5.5km 2:00)伊洞→(2.4km)川内→(3.9km)神海……総距離=49.7km

 

32年ぶりに「獅子座流星群」が出現?とのニュースが「雄おしどり」の物好き心をいたく刺激。山上のテントからこの天体ショーを眺められたら最高!。と、「雌おしどり」を説得。週間天気予報に注目し3日間の晴れ予報を確認し、いよいよ岐阜県入のウォーキングを決定。

11月17日()

10時、厚木を出発し東名高速を4時間程走り、小牧インター(名神高速)を下りる。国道41号線を使い3時頃、木曽川河畔の犬山城に到着。

旅期間中の駐車場所は前回の離脱ポイント「ライン大橋」近くで犬山城を見上げる位置にある「名鉄犬山ホテル」前の空き地(トイレ設備あり)に決める。

翌早朝は暗闇の中での出発を予定している為、初めて歩く岐阜県自然歩道ルートの下見と食料調達を兼ねて、車でライン大橋を渡り道標を頼りに5km程前進してみる。ルート途中に24時間営業のコンビニを見付け、明日からの食料は明朝の購入を予定。和食ファミレスを見付け、夕食は「うな丼」で体力と気力を補強。犬山城も訪ねたが、既に閉鎖時間で外から見物。

明朝、「流星群」が見られるかもとの期待を抱きつつ、後部座席を外したRVRの中でシェラフに入り眠りにつく。

11月18日(水)

 4時。全天、雲に覆われ「流星群」どころか雨を心配しつつ、ヘッドランプを点灯しテント用具持参で出発。ライン大橋を岐阜県側に渡りきると乗用車が数台、東南に向かって整列駐車。「流星」見物の物好き連中が完全装備の我々を「何事か?」と見送る。昨日、下見した自然歩道コース(大安寺川沿い)を順調に進む。

450分、「日の出不動 2.4km 35分」標識のある旧中山道鵜沼宿のコンビニ(コースから50m程外れている)で旅の食料を調達。

54分。朝食にパンを頬張りながら、右に池、左に「臨済宗大安寺」の地点を通過。門前の大きな石碑に「歩歩是道場」の文字。少し先の赤い橋の袂には「百度不動」。ゆるい上り坂は食事処が並ぶ観光路。

 

521分、「車折(くるまざき)神社」着。霧雨が無視できなくなり、お宮の軒下を借りてレインコートを着用。

526分。昨日、車で下見済みの「日乃出不動」通過(駐車場にトイレあり)。

小雨に濡れた幟が街灯に照らされて更に続く。「各務原公園駐車場」「真伝不動明王寺」も通過。

540分、「寒洞池2.3km」の標識。「多賀坂峠」に近い?。注意して進むと、「青龍寺入り口」と書かれた看板下に隠されたように「寒洞池2.2km 30分」の標識を見付け、右折し砂利道に入る。

5分程で次の標識に従い左折。

556分、「山中不動2 km 30分 多賀坂0.9km 13分」標識で右折。「寒洞池1.3km 20分」地点で「須衛古窯群」の解説板。岐阜県に入り、これまでの所では「指導標類」は適地に設置され、我々をうまくガイドしてくれている。

 

624分、「寒洞池」に到着しライトをしまう。水の涸れた池ごしに御坊山、後ろはゴルフ場。池前の東屋で一休みするが雨は相変わらず止みそうにもない。パンとバナナで腹ごしらえして西に向かう。「天狗谷古窯遺跡」の看板を右に見て車道に出る。通過車両が多く、道脇には自販機や電話あり。

75分、太い舗装路を「江南 関方面」に左折。「福祉の里」のカラフルな建物や溜池を左に見ながら先に進む。道脇に早咲きの水仙がさいていた。

716分、「古代窯跡」解説板脇の車道に、車に跳ねられたか狸の死体。近くには老人対策設備か「各務原市ディサービスセンター稲田園」の建物。道の向こうは大きなゴミ焼却場。「三つ池公園」先に「サンバレー各務野」の建物。これも老人保養設備とある。

自然歩道で山道から人里に出てくる時、よく見かける風景であるが、自然を痛めつけ、資源を使い捨てゴミにして、見苦しいからと埋め立て焼却し身の回りはこぎれいに飾って善しとして日々を過している自分達の姿を見たような気がした。「…歩歩是道場」。

 

750分、5差路。各務原市上須衛に着く。町には入らず指導標に従い「老洞峠」に向かう。

820分、「老洞峠」通過。「下芥見3.7km 70分」の標識。峠前の標識には「下芥見へ60分」と書かれていたのに…。

 

833分、「老洞峠」を長期間にわたり通行止めにして建設されたという巨大な清掃センター横を通過。体操を済ませた作業員が次々とゴミ回収車で坂を下っていった。

850分、道脇の大きな幼稚園横で休憩。歩きはじめると岐阜県入りして初めての案内板に対面。「老洞」から「伊洞」までの主要ポイントと各区間の距離と時間が書かれていた。
岐阜県内コースはこの情報が欠けていて、入手済みのどの資料にも全コース通しては正式距離情報の記載がない。

この案内板にしてもコース外のポイントが含まれていたり進行方向別の所要時間になつていなかつたりで、これまで通過の他県に比べると不親切。もっとも岐阜県は東海自然歩道の中間部にあたり、利用者が非常に少なくなってしまう為かも?。

進路は自動車学校に突き当たり指導標の左折指示に従う。そのまま直進しかけて、最初の右折指示のない道の先方に自然歩道標識を見付けた。ここは当然標識の設置位置を交差点に移すべき。

 

指導標に従い国道156号線に近づくと、目に入りづらい道路左端に「下芥見0.6 km 千鳥橋3.0km」で左折指示の指導標を見付ける。この先では数個の指導標にガイドされて曲がり曲がり道を進む。

938分、国道156号線と名鉄美濃町線を同時に跨ぐ歩道橋を通過。「下芥見駅」は右手にある筈だが、我々は「千鳥橋」を目指す。

「千鳥橋2.35km 松尾池7.25km」標識を最後に指導標が見当たらなくなり、十字路を数箇所通過する。どこかで右折指示板を見逃したようだ。公民館脇の車の多い道を「千鳥橋」へのメイン道路と考えて右折前進。田圃ごしに200m程右手の山すそに自然歩道が通過しているはずの神社が見える。進路前方には長良川の堤防が見えはじめる。

 

1020分、長良川河畔の見晴らしの良い広い公園に着く。太陽が顔を出し風も無く、ゆったり流れる長良川を見ながら秋の雰囲気の中で早めの昼食。

食後、歩きはじめると直ぐ自然歩道の指導標に再会。車はトンネルを通過するが、歩行者は崖回りの遊歩道で景色を楽しみながら千鳥橋袂まで歩けるようになっていた。

1052分、長良川を通過し「古津」に到着。バス停先に右折路を見付ける。本日のキャンプ予定地「三田洞弘法まで8km」の表示あり。道はぶどうや柿、いちじくの果樹園の中をうねうね通過。

 

115分、自然歩道は小川を渡り山に向かう。「松尾池 1.1 km 白山展望地 2.5km」の案内板あり。少し先に折れた標識。左折指示と推測。(正解)。山道の登りが続く。

1141分、山頂着。

見晴らし良く対岸の金華山山頂に岐阜城。長良川はこれを回って伊勢湾方向に伸びている。

1215分、峠らしい地形を通過。「古津峠」か?。

 

1221分、「松尾池」の解説板があるが池が見あたらない。解説を読むと自然歩道の100m先にあるとの事で道を下る。人気のない池畔に3棟の茅葺きの建物と東屋があり沢山のカモが遊んでいた。

「萩の滝」を見ながら自然歩道に復帰し、これよりこの旅の最高地点を目指して登りに入る。

110分、「白山展望地」に到着。解説板には「白山」「御嶽山」も見えるとあるが、今日は雲の中。先に進もうとするが、進路を示す指導標の指示方向に迷う。細い尾根道と太い林道の間を指示している。地形を見て、いずれ尾根道は林道に下りてくるだろうと林道歩きを採用。…()

林道を上りきってみると尾根は更に右手を通過していたが、この尾根から山道が林道に下りて来ているのを見て安心して林道を下り始める。が、前方の地形に疑問を感じてバック。尾根からの山道を登ってみる。と、最上ポイントに自然歩道の指導標があり、尾根通しでの下りを指示していた。長く続く丸太階段を下りつづける。

213分、舗装林道に出てこれを更に下る。

229分、大駐車場横を通過。この下が弘法大師により創建されたという霊鷲山法華寺の「三田洞弘法」だった。

大師像や金ピカの観音像、真っ赤に色づいたもみじを背景に記念写真。このあたりでのキャンプを予定していたが、時間が早いので先に進むことにした。

明日の飲み水は自販機でお茶缶を購入し水筒に補給し出発。

257分、メイン道路を歩道橋で渡り、前方に見える「眉山」に向かって川沿いに進む。小学校や公民館前を通過し終わると少し人家が減るがキャンプ適地は見あたらない。

320分、地図をみてキャンプ候補地に考えた「椿洞」あたりは人家に取り囲まれており失格。さらに先に進む。雲が厚くなり雨が心配になる。

352分、人家のある本郷地区を過ぎ、林に入る。「才峠」への登り口らしい。

356分、うまい具合に東南の空が望める自然歩道休憩ポイントに到着。ここを今夜のキャンプ地に即決。

10分程で野営の準備を終え、休憩テーブルでコンビニのムスビをメインにした夕食中、先程通過の村からおばあさんが登ってきて「あんたら流れ星を見にきなすったか」などと話し掛けてきた。10分程雑談しておばあさんは「夜は寒いっからね」といって帰り、我々はテントに入る。

「流星」を期待してテント設営したが、夜10時頃より雨が降り出す。

本日の歩行距離=30.6km+迷走(1.0km?) 所要時間=12時間

11月19日(木)

明け方3時、雲間に星の煌き。「獅子座流星群」出現を期待し、4時まで東南の夜空を注目したが雲が増え、やがて霧雨。出発準備に入る。

430分、雨支度でヘッドランプを点け、小雨の中「才峠」を目指す。わずかな登りで峠を通過し丸太階段を下る。

448分、人里に下り街灯に照らされた舗装路を進む。犬がよく吠える。自然歩道は田圃の中の太い舗装路に続く。

511分、「観音橋」を渡り、伊自良川堤防を進む。次の「鈴ガ坂橋」は右に見送り前進。

530分、堤防沿いに「宮前橋」袂に着くと直進路はなく、 ランプの光の中に倒れかけた指導標を見付け、指示に従い左折し坂を下り町に向かって太い舗装路を前進(…)。

道路脇の自販機の熱い紅茶を飲み、心身をリフレッシュして前進。十字路に指導標なし。指示無ければ直進の筈と更に前進。が、心配で次の交差点で信号に止まった乗用車に「村山」への道を尋ねる。若い女性が右折を教えて走り去る。右手に山塊が見え、地図でも「村山」へは山を右に見て近づくようになっており、一安心して山際に近づく道を探しながら前進。

明け方で人気の無い果樹園や住宅地を通過。住宅から出てきた老人に「村山」への道を尋ねると「いま来た道を戻って舗装路を右に進め」と教えてくれる。少し戻って山際に近づく舗装路を見付け山沿いに進む。自然歩道の指導標は見当たらず、やがて小学校の前に出る(650分頃?)。正門前に校長先生風の男性を見付けワイフが道を尋ね、自然歩道は我々の目指した山の裏側を通過していると教わる。結局、目標にした山が別の山だったことが分かり、最後に見た指導標まで引き返すことにする。

730分、「宮前橋」袂の倒れかけの指導標に近づくと…指導標からゆるい坂を20m程下った道の対面にあった徐行看板の蔭に次の指導標があり、坂蔭への折り返しを指示していた。

暗闇にこの道標を見逃したのが大敗因。

…(2時間のロス+雄おしどりの権威大失墜)。これより雄おしどりは「あなたは人の話を自分の都合の良いようにしか聞いていない。謙虚に聞かないからこんな事になるのよ。私なんか結婚このかた30年間ズーットよく聞いてもらえた気がしていない。反省しなさいよ。」と雌おしどりの大苦言を30分以上聞かされる。実績の手前、グーの音も出ずただ歩く。

751分、「宇多坂峠」を通過し峠下で一息入れる。歩きはじめると高い塀に囲まれた岐阜刑務所横に出て右折。田圃の中の道の突き当たりのお寺前を左折。

815分、車道を渡り板屋川沿いに北に向かう。指導標が見付からないまま橋2つを見送る。どこかで左折の指導標識を見落としたらしいが先では合流の筈とそのまま前進。左から自然歩道が合流しやがて車道に出る。

 

9時、「雛倉バス停」を左折。指導標に従うと道は小さいながら風格のある「広徳山竜峰禅寺」横を通過し、やがて右が田圃の山際を進むようになる。「山神社」の斜面から湧き水。雨が強くなる。

1kmほど車道を歩き「伊洞」あたりで旧峠道(舗装路)に入る。地図では旧峠道が「鹿穴峠」まで続くように書かれているが、数百mで車道に出てしまった。

1015分、「鹿穴峠」着。道脇の「伊洞1.2km 20分 川内1.2km 20分」標識横のお地蔵さん前で一休み。パンとバナナでエネルギー補食。200mほど残っている川内側への旧峠道は人通りがないせいかミツバが繁茂していた。峠を下りきると右手にゴルフ場があり、「伊洞1.8km 川内0.7km 10分 神海3.2km 40分」の標識があった。手持ち地図では神海駅まで1時間40分と書かれていたので、大いに得した気分になる。

1052分、雨中行進を続けるうち、前方に東屋が見えた。雨を避けて休息したいので寄ることにする。東屋は「本巣町湯の古公園」の中にあり、巣作りする魚「ハリオ」の生態がみられる工夫がしてあった。

昼前に神海駅まで進もうと気合を入れて雨の中に出る。明谷(アケダニ)の川沿いに進み、国道157号線を横切り「神海口バス停」で右折。500mほどで自然歩道ルートが向かう「神海橋」への分岐点を通過し「神海駅」に向かう。

1155分、今回の旅の終着ポイント「神海駅」に到着。

無人駅の為、大垣行き電車時間を停車中の電車運転手に尋ねたら、この電車が終点に行って、戻ってきたら乗ってくれとのこと。50分の待ち時間に駅前の菓子屋でパンを買い昼食。雨が上がって太陽が顔を出す。

本日の歩行距離=19.1km+迷走距離(7km?) 所要時間=7時間半

  1246神海→大垣 40 560 1335大垣→岐阜 12分(乗換え) 1404(特急)岐阜→鵜沼 9(570630)円 厚木←→小牧(67002)