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静岡ICから直線距離で約23km北に位置し、ガイド書「静岡の山」に「古くから親しまれている富士山の展望台」の謳い文句で紹介されている「真富士山」を訪ねることにした。 ◇所要時間: 4時間1分 ◇難度(犬として): 易+++▼+難 ◇マロンの日記: ガイド書には「・・ハイキング入門の山として親しまれ、週末には家族連れの姿も多く見かける。」と書かれていたそうですが・・・ 足を踏み外せば転落するようなロープ場もあり、歩行時間も2時間55分と書かれていたのに、まじめに歩いても4時間ほど掛ったので、結構、不確かなガイド内容だったとおとーさんが言っていました。 |
3時、出発。 東名高速を使って5時11分、静岡ICを下り、安倍川沿いの県道27号線を約26km北上し、「平野」集落で「平野林道」に右折し、舗装1車線林道で高度差で600m、距離で約7kmを上っていく。途中、2ヶ所の「登山口」標識前を通過。 6時20分、道脇に「登山道入口・真富士山」看板を見つけ、その先の路肩に駐車。まだ薄暗いのでゆっくりと出発準備。天気は快晴で気温は6度。 |
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6時27分、森の中でも歩ける明るさになり、出発。 登山口の「熊注意」看板を見て、マロンの首鈴の消音カバーを外し、杉林、その先は暗い檜林を登る。 6時45分、檜林の山腹を巻いて南に進むと、右上に「第一富士山」が岩山のような姿を見せた。 |
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黒部沢の右岸を上り、7時8分、涸れた沢の源頭を回り込んで、杉・檜林の尾根を登る。 7時21分、杉林の中に「←第二富士山」「第一富士山→」標識の三分岐。 |
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(帰宅後、「ヲイ平」の由来を調べたが、不明。なお、「ヲ」は「乎」が基字でひらがなでは「を」に当たり、{言葉の延長の語気。声が高く上がる様を示した文字}とのこと。) |
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7時25分、杉林を抜けると赤松混じりの自然林。山腹を上っていくと「地蔵石仏」と和歌が記された板がポツポツ続く。 7時43分、正面に見える「第一富士」を目指すと思ったが、山道は山腹を右に巻くようになった。 |
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7時55分、幅広沢筋に苔むした岩石が堆積。山腹下はカール状に抉れた地形なので、湿った沢風が流れやすい場所なのかも。 8時1分、尾根へ上り着くと、左:「←第一真富士山」、右:「真富士神社→」標識。 50m先の奥宮からは北東に視界が開け、・・・・・ |
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8時8分、「第一富士山」に向かって落葉を終えた自然林を上り、地図の1343mポイントで北東に方向を変え、・・・ 8時16分、朝日を浴びた広場に「第一富士山」標識。 |
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8時27分、「第二富士山」目指し、馬酔木の樹林尾根を北に進む。獣が臭うのか紐先マロンが林に入りたがる。300mほど先で山道は下り始めた。 8時37分、下りきった地点が「ヲイ平」への分岐。 北に尖って見える「第一富士山」目指し、幅狭尾根を登っていく。 |
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山道に獣のフンが点在していたがマロンは無反応。40mほど高度を上げると暫くは平坦路が続く。 8時45分、10mほどの急坂下りの先は20mほどの露岩の上り返しで二重にロープが張られていた。先行マロンを追い、ロープに頼って岩壁帯を上るとその先は痩せ尾根。 8時57分、また、ロープのある露岩帯を上り、馬酔木の道を進む。 前方の小ピークに上ったが、山頂はまだ先。幅狭尾根を進む。 |
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9時7分、「第二富士山1402m」に到着。木立に囲まれていたが、北〜東に視界が得られた。ムスビでエネルギー補給。 9時15分、下山開始。 10時16分、国土地理院地図記載の山道があると思われるあたりで山腹下に赤テープを見つけ、様子見したが、殆ど踏まれた形跡がないので、往路で下山続行。 10時28分、車に戻る。 1時30分、無事帰宅。 |
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