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読売新聞の「みなみらんぼうの一歩二歩山歩 」で紹介(2010.2)された栃木県の「三床山」を訪ねることにした。 ◇所要時間: 3時間22分 |
4時30分、出発。 首都高経由で東北自動車道に抜け、佐野SA先に昨年開設された岩舟JCTから北関東自動車道に分岐すると北西方向に目指す「三床山」が数個のピークを連ねる山塊の形で姿を見せた。 佐野田沼ICを降り、県道347を1.4kmほど北上して県道66に左折し、2.2kmほど先の鳥居戸公民館前を右折し、すぐ先の鹿島神社逢拝殿先の二分岐は左に進む。 |
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鹿島神社の駐車場に着くと1台の先着車内で登山者が朝食中。気温は0度で全天に雲。 6時47分、鳥居先の「鹿島神社」に参拝し、神社左の道に進む。 東京にも降雪があったのに残雪は僅かで、雪山を予想して履いた皮登山靴がやけに重く感じる。 |
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250m先の三分岐に「尾根コース」と「沢コース」標識と「ハイカーの皆様へ この先は有害鳥獣(イノシシ、鹿)捕獲のため、猟銃の使用及び罠を設置しておりますのでご注意ください。」看板。 マロンの熊鈴の消音カバーを外し、「←三床山(沢コース)」標識に従い、僅かな水量の沢横を上る。 |
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600mほど先で沢筋を外れ、自然林の山腹を九十九折で登る。破砕石の堆積斜面コースに手入れの跡が見られた。 |
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7時22分、コルに上り着くと三分岐。右には残高度45mで「三床山」が聳え、北斜面には一面の残雪。 水飲み休憩後、虎縞ロープが張られた急斜面で「三床山」を目指す。 7時31分、「三床山335m」に到着。山頂には尾根コースで上った先着車の登山者が休んでいた。 |
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「三床山」から往路の三分岐に下り、「二床山」を目指してアップダウンの多い、露岩尾根を西に進む。 |
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7時53分、途中のピークに上ると眼前の「二床山」の北斜面は残雪で白く、その右先に「一床山」、左先には「303ピーク」が見えた。 小休止後、「二床山」目指して尾根を進む。 |
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8時3分、「二床山」に着き、振り返ると山頂手前に「鹿島神社→」標識が南の「303ピーク」方向を指示していたので「303ピーク」まで足を延ばすことにし、南に下る。 岩山を通過し、破砕石の岩稜尾根をアップダウンしながら進む。 |
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8時16分、「高松303」標識のある303ポイントに到着。 北には「一床山」「二床山」「三床山」が波打って並び・・・この山体を眺めていると、「床」というのは手持ち本の「山名の不思議(谷有二著)」に解説されていた 朝鮮語で鋭鋒を意味する「トッケ」が変化したものでは・・??・・。 景色を写真に収め、往路尾根を戻る。 |
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8時30分、「二床山」に戻って水飲み休憩後、「一床山」に向かう。 岩稜の痩せ尾根になり、岩山は巻いて進む。 8時43分、「一床山」へ到着。 西北西に朝日を浴びた雪の「赤城山」が望めた。「一床山」からは南に痩尾根を下り、檜林を通過。 |
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8時58分、「沢入の滝→」標識のある小ピーク着。 どなたかのHPで西の「275P」へ足を延ばした記事を見ていたので私たちも訪ねてみることにし、無標識の西尾根に進む。 檜や榊の暗い林の雪道を下る。残雪に踏跡は無いが立ち木に「金明院→」標識を見つけ先に進む。途中、ピーク通過。その先は常緑樹の森を通過。 |
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9時14分、山頂標識は無いが2基の石祠が並ぶ「275ポイント」に到着。西の眼下に麓の村落が広がって見えた。 9時23分、ムスビを食べ、往路に戻る。15分ほどで三分岐に戻り、南に延びる幅狭尾根に進む。 9時49分、尾根先端を下り、常緑樹林帯を下る。 |
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9時54分、草道の林道に合流。雲間から僅かに朝日。途中、左に分岐する山道に「←高松 二床山」標識が立っていた。「高松303」ポイントから南に下る山道はここに降りているらしい。 10時9分、車に戻る。 12時10分、無事帰宅。 |
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