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見ものが少ない季節なので、コース自体に変化のありそうな千葉の「元清澄山」を訪ねることにした。 ガイド書はこの山を東西に通過する「関東ふれあいの道」コースを紹介していたが、我が家は出発点に戻る要あるため、南からの「大周遊コース」で山頂を目指すことにした。 ◇所要時間: 4時間44分 |
3時45分、出発。 「多摩沿線道路」を使い、「浮島IC」から「東京湾アクアライン(810円)」を抜けて房州に渡り、5時26分に「君津IC」を下りると残距離は37km。 県道92から県道24に移って鴨川有料道路(210円)を通過し、2km先を左折して、東北方向に5kmほど走り、「保台ダム」駐車場に到着。 気温は0度で空には雲が半分程度。マピオンの天気予報は風速8だったのに殆ど無風。 |
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6時28分、車止め柵横を通過し、出発。 湖畔沿いに休憩所が数か所。 800mほど先の「花見公園」横を通過すると、赤茶色の獣が走り、紐先マロンが激しく追いたがり、 その先に「猪・鹿の罠がかけてあります」看板。 6時49分、三分岐に「支線入口」標柱。 |
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反時計周りで周回することにし直進。 6時58分、コンクリート橋で沢を横切ると「大周遊コース」標柱と「元清澄山→」標識のある登山口。 段差の大きな丸太階段道で一気に70mほど高度を上げ、朝日の差し込み始めた常緑樹林の細尾根を北に進む。 |
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途中、「←ツバキ園や「山茶花園→」標識があったが、先が長いので立ち寄りはパス。 7〜8mのアップダウンの続く尾根道を進んでいくと、左右が切れ落ちた痩尾根になってきた。 7時36分、細尾根の上りが始まった。アップダウンしながら高度を上げていく。 コースに木の根や岩が無くなると、湿った急坂がツルツル滑り始めて気が許せない。 |
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8時、地図の259mポイント辺りまで上って一息つき、その先を20mほど下ると直ぐに上り返しが始まった。 その後もアップダウンが続く。 8時22分、薄く雪の残ったロープ場を下りると、すぐに上り返し。息を切らして高みに上り着いたが、山頂はまだまだ先だった。息を整えて先に進む。 8時38分、やっと、山頂への最後の上りが始まった。コース脇の残雪の上に落ちたヤブ椿の花が気を紛らわせてくれる。 |
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8時50分、「元清澄山344m」に到着。 広場には三等三角点と2つの石祠。山頂周囲は常緑樹に囲まれ、視界は得られなかった。 広場の「元清澄山とその周辺」解説板には・・ 8時56分、「金山ダム→」標識に従い、南に下山開始。 |
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暫くは「関東ふれあいの道」らしく、擬木階段が続く。 9時20分、90mほど標高を下げると西へ「関東ふれあいの道・金山ダム→」、南:「大周遊コースR5→」標識の立つ三分岐。 「関東ふれあいの道」と分かれて左山腹へ下った途端、・・・・ズルズル滑る山道が始まった。 気を引き締めて標高210mまで下ると、勾配が緩んで一安心。小ピークで小休止しながらムスビを食べ、下山を再開。 |
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痩せ尾根を常に足元に注意して下っていく。 9時53分、GPSを見ながら標高200m辺りまで下り、この「大周遊コース」を歩いた複数人のHPで「コースミス」したと記された地点に近づき・・・、左へ分岐する尾根先に踏跡を見つけた。 「この地点に標識が無いのはおかしい」などと話しながら、左尾根に下り、・・・・ 70mほど先の三分岐は右下の窪地を指す「大周遊コースR5→」標識に従い、湿った沢筋に下って、先に見える尾根を目指す。 |
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10時13分、尾根に合流すると、上へ「←展望台」、下へは「ルート5→」標識。「展望台」とは地図の224mピークを指すらしいが、急斜面を上る元気は無く、尾根筋で下山続行。 この大周遊コースには何か所も「保台ダム周辺管理会」によるコース標識が設置されていて、安心感が得られた。 |
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10時44分、沢手前の「R5→」標識に従い、沢沿いの右斜面道へ下り、流水の沢をコンクリート橋で渡る。 10時53分、「支線入口」標柱地点で「朝の往路に合流。 湖畔道を戻りながら、上っていく2組の登山者と交差。 11時12分、駐車場に戻ると車は13台。 14時、無事帰宅。 |
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