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前日、「四阿山」を下山後、国道292号線で白根火山に上り、本白根登山口の無料駐車場近くで車泊。 18時頃には寝袋に入ったので2〜3時間ごとに目覚める。深夜、マロンを連れて車外にも出てみたが13夜の月明かりでヘッドランプなしでも歩き回れるほどだった。 ◇所要時間: 2時間15分+55分 |
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5時50分、明るくなったので車を駐車場に移し、出発。 足元は霜で白い。リフト乗り口に「本白根1.7k 万座5.8k」「鏡池より本白根山2.4k」の登山標識があった。 先ずはゲレンデの中を登るが直ぐにシラベ、アオモリトドマツ等の樹林帯へ入る。 |
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6時、「←本白根山・鏡池1.5km ロープウェイ駅0.7km→」標識に従い木階段を上る。木道脇の草や木に名札が付けられている。・・・トウヒ、シラビソ、コメツガ・・・。木道の霜が朝日で融け始めて滑る。 6時15分、深田久弥氏が古代ローマの円形劇場を思わせると表現したすり鉢状の大きな火口が眼前に現われる。傍らの大石には「から釜」との表示。 「から釜」の縁を巡って展望台に進む。砂礫の斜面にはコマクサ、ガンコウラン、ミネズオウ、クロマメノキ、コマクサの名札が見られるがシーズンオフで花の姿は全然ない。 |
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6時20分、鏡池分岐地点に到着。標識が多く立っている。「本白根歩道最高点を経て万座温泉4.3k」「白根火山ゴンドラ山頂駅1.7km、弓池2.5k」「鏡池経由ロープウェイ山頂駅2.6km」。眼前に聳える岩塊へ木階段で上る。 6時25分、展望台に登りつく。360度の展望に恵まれ、浅間山や妙高山が美しい。 6時40分、往路を下り、火口の縁を逆行して登山口の方向に戻る(×)。登山者1人と交差。25分ほど歩き、地図を見て、先の展望台が最高点でなかったことに気づき、引き返す。マロンが「????」の顔をしてアイコンタクトしてくる。ゴメン。 7時15分、鏡池分岐地点まで戻り、右の木道に分岐。ハイマツ帯を抜け、砂礫の平地帯を進む。ホシガラスが飛んでいた。木道が終わり、緩やかに高みを目指す。 |
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7時30分、本白根探勝歩道最高点2150mに到着。記念撮影をして引き返す。木道脇に「コマクサを摘まないで」の看板多数。 |
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7時55分、展望台に戻る。先ほどとは太陽位置が変わっているので、景色が変わって見える。小休止して鏡池に進む。ハイマツ帯では浮き出している根にマロンが苦戦。 8時10分、ダケ樺と笹の林を下る。 8時20分、鏡池横を通過。山腹に付けられた長い木道を進み、急坂を丸太階段で下る。硫化水素ガスらしい異臭が漂っていた。「ロープウェイ山頂駅1km」標識あたりから傾斜は緩む。 |
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8時48分、窪んだ沢を補助ロープに助けられて越す。マロンはおとーさんに手伝ってもらう。昨夜、車キャンプした地点を通過。マロンは草原でバッタを見つけ元気を回復。 9時、車に戻る。出発時に1台だった車が6台に増えていた。 早朝の草津白根山の周遊遊歩を十分楽しみ、満ち足りた気分で帰路に着く。志賀草津道路を次々に上ってくる車の列に逆行して、紅葉を堪能しながらゆっくり下る。 国道292号、145号で渋川・伊香保ICに進み、関越自動車道、圏央道を使い14時には無事帰宅。 |
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