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2月も末日。杉花粉の飛散が始まった模様なので、花粉の影響が少なそうで且つ、楽しめそうな山は? と手持ちの山資料を物色し・・ ・・読売新聞(2012.12.13)の<みなみらんぼうの「一歩二歩山歩」>で紹介された茨城県の「鍋足山」が変化のあるコースで楽しめそうだと、現地の残雪情報をネット確認の上、訪ねることにした。 ◇所要時間: 3時間53分 |
3時30分、出発。 稲城大橋IC〜首都高〜常磐自動車道と繋ぎ、5時30分頃、日立中央ICを下りて県道36〜国道349で北西に進み、国道461との十字路先約5kmの「猪ノ鼻峠入口」交差点を左折。3kmほど舗装林道を上って「猪ノ鼻峠一里塚ロードパーク」標識の立つ「猪ノ鼻峠」駐車場に到着。 トイレとあづまやのある駐車場に雪が残っていたが、山中の雪は融けていた。上空に薄雲が流れ、気温は2度。 6時31分、駐車場横の「←至鍋足山」標識に従い杉林へ出発。 |
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昨日の雨で湿っている上、無風なので、杉花粉の心配をせずに登り始めると、杉林はすぐに檜林に変わった。60mほど高度を上げた後、20mほどを下りまた上り返す。出足から変化のあるコースだ。 |
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6時49分、峠地形に三分岐。「小中宿→」標識が左を示しているが、私たちが目指す「鍋足山」表示板が見当たらず、GPSで確認して右に進み、50mほど高度を上げ、尾根筋の笹道を南に上っていく。 7時7分、高度差30mほどのピークへ上ると、前方に「三角点峰」が見えた。 7時12分、ロープの張られた露岩の下り。「集塊岩」というらしい破砕石混じりの岩で足がかりは良いが、紐付きマロン連れで下るのは結構、キツイ。 |
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更にアップダウンを繰り返し上っていく。 7時21分、今日の最高点の「三角点峰」に到着すると、山頂に「鍋足山551.7m」標識。 東には靄に包まれた村落、カーブして南に延びた尾根先に3・2・1峰が望めた。小休止後、先に下る。 |
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ロープの張られた露岩や痩尾根を緊張しながら高度差で40mほど下り、更に20mほどをアップダウン。 7時44分、高度差20mのピークへ上り、左に方向を変えて笹尾根へ下る。 |
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7時49分、見晴の利く露岩に立つと、目指す三峰が意外に近く見えたが、ここからは高度差100mの下りと上り返しが待っている筈。痩尾根、幅狭尾根を下っていく。 7時55分、第3峰に近づくと、その西側は絶壁。 進路は??・・この衝立岩の左を巻くように付けられていた。 |
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7時55分、「第3峰」を回り込むと、第2峰との間に視界が開け、南西に「奥久慈・男体山」が見えた。展望をカメラに収め、東山腹へ下ると窪地に下り始めた。 8時7分、谷底の三分岐地点まで下り、次の「第2峰」目指して小砂利で滑る急斜面をロープにも頼りながら上る。 8時23分、「第2峰」の稜線(2瘤の間?)に上り着き、ロープの張られた崖に取り付きかけたが、横に南を巻くコースを見つけ、これに進む。 |
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「第2峰」の南壁を回り終えると、眼前に「第1峰」が近い。 先ずは右に下り、その先の露岩斜面を上る。 8時34分、赤松と石祠のある「第1峰」に着くと、赤松の幹に「鍋足山529m」標識。青空に薄雲が流れる。 北西に往路の山並みが一望できて楽しめる。参考にした<ランボウ氏の記事>に依れば、・・北に見えるのは那須の山々で手前は奥久慈の山とのこと。 |
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8時42分、往路で下山開始。 「第2峰」からの下りは落ち葉の下が凍っていて、滑った。ロープに助けられ下り、三分岐の「←猪ノ鼻方面」標識に従い上り返す。 9時14分、「第3峰」先でコースを見失い・・?? 9時40分、「三角点峰」に戻り、ムスビを食べながら小休止。無風・快晴で水平線は春霞に包まれて春うらら。妻は気が抜けない山だったとの感想。 |
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10時24分、車に戻る。車はマイカーの1台のみ。 2時、無事帰宅。 |