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1年2ヶ月のマロン連れで日光「奥白根山」と「男体山」を1泊2日で登る計画が固まった。 梅雨前の2日続きの晴れ予報に思い切って月曜日の出発を決定。 ◇所要時間:7時間40分 ◇難度(犬として):易+++▼+難 ◇マロンの日記:疲れた〜。 |
早朝4時前、家を出る。稲城ICより中央高速に入り、首都高速、東北道経由で宇都宮ICを下りる。マロンは久しぶりのドライブで興奮していたが、次第に落ち着きをみせる。 日光杉並木付近の道路は通勤時間帯のせいか結構混雑。清滝ICあたりからは車の数は激減。いろは坂、中禅寺湖、戦場が原を通り奥白根の菅沼を目指し金精道路に入る。 前方の雲の中に思いのほか雪の残った白根山が姿を見せる頃、雨がポツポツと車のフロントガラスを叩く。残雪と雨の中を山歩きに不慣れなマロン連れで登るのは気が進まず急遽、今日は男体山を登ることに計画変更。 |
車の向きを変え三本松まで車を戻す。 三本松より男体山の裏に回り込む志津林道に入って9時頃、志津越の峠に到着。先客の車が2台ほど駐車していた。雨は上がり青空が広がった。 9時20分、いつもの登山道具にマロンの餌と水を追加して男体山を目指して歩き始める。 |
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藪道を少し歩くと正面に二荒山神社志津宮の社が現れ、右手にログハウス作りの立派な避難小屋があった。中を覗くと大変きれいに整備されていた。右折して変化の少ない登りに入る。 9時32分、右手に堰堤がありザレを留めていた。 3合目、5合目と登るにつれて森の中の山道はぬかるみ、マロンが泥だらけとなる。マロンは体の泥を拭う為か体を冷やす為か、残雪を見つけると雪の上を転げまわる。 早めに半昼食を摂る。マロンはドライフードには顔を背けて弁当を所望。急坂での全身運動で結構消耗している様子。 |
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高度が上がるに従いダケカンバや岩カガミが姿を現す。 11時、左下に赤黄色の地膚が露出している大きなガレ場を通過。左方に大きく展望が開ける。花芽を持たないシャクナゲが目に付く。 11時15分、残雪で覆われた尾根筋に登りつく。固まった残雪を踏みしめて緩い登りで山頂に向かう。マロンが雪斜面から滑落しないように紐を付けて登る。 山上を吹き抜けるガスが冷気を運び込むと汗が引き、一枚重ね着する。 |
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12時13分、山頂に到着。 小広い山頂には二荒山大神御神像が南を睨んでおり、その横に二荒山神社男体山奥宮(2484m)と避難小屋が立っていた。 空は青く雲は流れながら消えていく。北西に奥白根山、南西に皇海山が姿を現す。3組ほどの登山者があり、泥にまみれて狸のようなマロンの姿を暖かく笑う。 コンビニ弁当の残りを食べながら30分ほど休憩して往路で下山を開始。 |
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下りの段差にマロンは大いに困惑。疲れが出たか、動作がぎこちない。大きい段差では頻繁に抱き降ろして下山を継続。 13時25分、休憩してマロンを横にするといびきをかいて眠り込んだ。10分ほど昼寝に付き合う。 少し元気を回復した所で下山再開。往きよりも雪が解けて泥のぬかるみは一段と激しい。 15時、やっと車に戻る。 |
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マロンの疲労の様子より明日の奥白根山登山は中止して、帰宅することにした。 汚れたマロンを軽く洗って光徳入り口経由で日光宇都宮道路(有料)を使い往路で帰路に付く。 19時45分、帰宅。 高速料金(往)800+700+2950 (復)300+620+2950+700+600+200 次回への反省: マロン用の目薬、軍手、タオルの持参 |
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