<コースと標準タイム>
鼠坂→(2.6km 0:50)顕鏡寺→(1.8km 0:40)石老山→(2.1km 0:40)篠原→(2.3km 0:50)石砂山→(3.7km 1:20)西野々 ・・・・・・・総距離12.5km

東海自然歩道最難関コースと書かれている「丹沢山コース」はこれまで自然歩道を意識せずに何回か歩いており、この前後の「山中湖コース(1回目)」とスタートの「高尾山コース(2回目)」を歩き終えてみると、間の欠けが気になり、今回は石老山登降を含む「鼠坂より西野々」コースを歩くことにした。

天気予報は曇り後晴れ。夜2時半頃目覚め、急ぐことはないと言いつつも4時には出発。鼠坂では前回下見しておいた山道脇に車を置く。

5時、「ピクニックランド前」をスタート。

舗装路はすぐに山道に変わる。前夜の雨で下草についた露がズボンを濡らす。ケーンと雉が鳴く。湿地帯は蛍が出そうな雰囲気。新緑の森を抜け車道へ。

排水川沿いの舗装路をダラダラ上がり相模湖病院横を右折。顕鏡寺への山道は石畳で滑る。このあたりの泥岩石には「力試岩」「文殊岩」など、もっともらしい名前が付けられている。道脇にはシャガの群落。風は無く蒸し暑く汗だらけ。

6時、鐘の音を「駒立岩」あたりで聞く。

「顕鏡寺」前には高さ30m、樹齢400年の大杉。「蛇木杉」と称し、ねじれた根が大蛇に似ている。蓮華岩、大天狗岩、虎伏岩、鏡岩、小天狗岩、吉野岩…を過ぎると緩やかな上りになる。

 

7時15分、「石老山694m」山頂着。霧で展望は得られない。10分休んで出発。

740分、「金毘羅神社」へ着く。ギボウシが群落し、山道脇にはカクレミノの木が多い。篠原へは下り一方。

815分、篠原バス停を通過。ギフ蝶生息地の看板が多いが今は絶滅?。

835分、「石砂(いしざれ)山」入り口に入る。ここで半食。これより森に入る。露に濡れたキクラゲを見付け一口味見。山頂前300mの標識より急登になる。

 

915分、「石砂山」山頂に到着。太陽が顔をだし、霧雨にぬれたベトベトのシャツを乾かしながら残りの半食。南には「丹沢」の山なみがガスの切れ目に姿を見せる。

940分、下りを開始。山道沿いに山火事の跡。

1020分、舗装路へ降りきる。「亀見橋」経由、照り返しの道を道志道の「西野々」バス停に向かう。

1045分、「西野々」バス停着。今回の自然歩道の旅はここまでとしてコースを離脱。

115分のバスに乗る。「三ヶ木」で相模湖行きバスに乗り換え、昼過ぎに出発地点の「ピクニックランド前」に戻り、自車で無事帰宅。