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花粉シーズンなので、杉・桧林の少なそうな山を物色し、「山と渓谷」誌(2013.8)で富士山麓の「西臼塚火山と園地」コースを見つけたが、富士山麓の残雪状況が気になり・・・ ◇所要時間: 2時間8分 ◇難度(犬として): 易+▼+++難 ◇マロンの日記: 雪は殆ど消え、気持ちの良いコースでした。・・が、遊歩道が入り組んでいた上、無標識の進路もあったので、予定コースを維持できているのか、心配だったようです。 |
4時、出発。 5時30分に東名高速・御殿場ICを下りると残距離は26km。 県道401で国道246に進み左折して、「ぐみ沢丸田」交差点を右折し、県道23 (富士山スカイライン)で西に高度を上げていく。 途中の「水ヶ塚公園・駐車場」先で右に分岐する「富士山新五合目」への県道152(これも富士山スカイライン)は残雪で閉鎖されていたが、ここから直進の県道180は通行可で、3.5km先の西臼塚の大駐車場へ無事駐車。 |
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6時4分、出発。県道180を富士宮方向に100mほど進み、次の駐車場横で「西臼塚遊歩道 山頂まで530m→」標識の立つ登山口を見つけ、ミズナラやモミ林に進む。 林床にバイケイソウの若芽が伸び、ミツマタが咲きかけていた。遊歩道脇の木々に「ムラサキシキブ」「マユミ」「ミヤマイボタ」等の樹名板が続く。 300mほど先で進路が二分岐。「西臼塚→」標識に従い直進すると森の中にも朝日が差し込んできた。 |
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モミ林を緩く上っていく。 6時20分、モミ林の高みに |
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火口縁には大山祇命を祀る「山の神」の石祠と樹齢300年のミズナラのご神木。 今日のコースの一番の高みなので、記念写真を残す。 6時29分、火口先へ20mほど下ると三分岐。直進路にはロープが張られていたが、GPSに従い直進。・・したが・・・・ |
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・・GPSコンパスの不安定に気づき、再調整して方向ミスを確認。三分岐に戻り、「←アスレチック」標識に従い、北西へ150m進むと左から道が合流。その先で沢を木橋で渡る。道脇の木々にオオイタヤメイゲツ、ヒメシャラ、アズキナシ、ミズキ等の樹名板。木橋から180m先のT字路は左に進む。 6時47分、その80m先の十字路には左右に「←表富士グリーンキャンプ場 御殿庭・高鉢駐車場→」標識が立てられていたが、私たちはGPSに従って無標識の直進路へ進む。 6時50分、沢を木橋で渡る。このあたりは既に山道。 |
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沢筋を横切って「←キャンプ場1.2km」標識に従う。 雪解け後に踏まれた様子の無い山道にバイケイソウの若芽が伸び、裸木の林にミツマタが蕾を見せた。 |
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平坦路で北西に進んでいくと、南に駿河湾が見えた。 7時3分、前後に「←ナラ広場0.8km キャンプ場0.7km→」標識。左下への山道には「この先モミジ広場付近 危険個所あり通行注意」看板。GPSに入れてきた予定経路が左下を示すので、南斜面へ下る。 |
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突然、前方を雌鹿6匹が横断!!。逸るマロンを宥め、30mほど高度を下げ、風の来ない日当たりのよいブナ林で水飲み休憩。 大木にカジカエデ、イタヤカエデの樹名板。裸木の山斜面へ下山再開すると、大雨の影響なのか、大きく抉られた個所もあった。 |
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マユミ、カエデの樹名板。この辺りが「モミジ広場」らしい。 7時19分、「大宮林道」に合流し、「←アスレチック」標識に従い、林道を南に450mほど進み、林道のカープする地点で「←高鉢駐車場」標識を見つけ、左の針葉樹林帯に進む。常緑樹の林には「ウラジロモミ」の樹名板。 |
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モミ林を抜けると、左にクッキリと富士山、北西遥かには雪を付けた南アルプスが見えた。 7時38分、林道から40mほど高度を上げると十字路。右折して、凍った残雪先のモミ林に進むと林床は苔に覆われて落ち着いた雰囲気。イヌサクラ、ニワトコ、バイカウツギの樹名板が見られた。 |
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360m先で沢を横切り、次の十字路の左右::「←西臼塚 吊橋→」、直進::「カエデ広場0.3km→」標識は直進を選ぶ。 |
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7時58分、三分岐で朝の往路に合流。右折して駐車場を目指す。ミヤマザクラの樹名板があったが、蕾はまだ堅い。 8時2分、トイレのある駐車場で「富士山ふれあいの森林案内図」看板を見つけ、眺めると・・今日の分かり難かったコースが一目瞭然!!。 |
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8時12分、車に戻ると、北に快晴の空をバックに富士山が美しい。 富士山スカイラインの下山時では又、3匹の雌鹿に出遭い、東名高速道も快調に走れ、10時10分に無事帰宅。 |
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