丹沢の「高松山」はマロン連れでは上っていなかったことに気づき、山地図に記載の無い「はなじょろ道」を使った周回コースで訪ねることにした。

◇所要時間: 3時間19
◇難度(犬として):易++▼++難

◇マロンの日記: 山上では霜柱が見られましたが、山腹ではミツマタが満開でトリカブトも若葉を見せ、春山の雰囲気が出てきました。

 

330分、出発。東名高速・松田ICを下りると残距離は11km

国道246を北に2kmほど進み、「寄入口」交差点で県道710に左折し、5km先の田代橋先を左折して川沿いの虫沢集落に出て、幅狭舗装林道で250mほど高度を上げ、3kmほど先の「尺里峠」横の空き地に駐車。
(
尺里ヒサリと読ませるとのこと)  四辻近くの階段山道に「←高松山・シダンゴ山」標識。 気温はマイナス1度で無風・快晴。

540分、舗装林道を、下る方向に出発。

 

500mほど先の舗装林道のカーブ地点で「田代向バス停(虫沢古道) →」標識の山道を見つけ、林道を2度、ショートカットし、舗装林道に戻って更に下り、「龍王寺」下の車道まで下りきる。

616分、その先の三叉路へ進むと、北へ上る舗装林道に「はなじょろ道→」標識。

 

傍らの <ようこそ「はなじょろ道」へ> の解説板には

 (前略)・・昔は、共和村等との婚姻関係もあり、花嫁さんがここを通って寄方面に来たので、この名が付けられ・・(後略)・・との由来が記されていた。

舗装路を北へ上っていくと、道脇にニリンソウ、ヤマブキ、ツバキ、コブシが花を見せた。道脇に杉・桧林が続くので、花粉対策にマスクを付けて上っていく。

632分、1km先の「ヒネゴ橋」先で「はなよめの鐘」「←はなじょろ道・八丁」などの標識が立つ「登山口」を見つけ、小休止後、上り開始。

 

杉林を九十九折で上る。汗が目に入るのでバンダナを巻き、薄着になる。

林床の満開のミツマタが朝日を受けてキレイ。

途中の標識にリスや兎の鋸彫刻像が付けられていて、杉林の上りの単調さを紛らわせてくれる。

 

725分、沢先に「炭焼き窯跡」。沢を木橋で回り込んで峠を目指す。

737分、尾根へ上り着くと「ヒネゴ沢乗越」の四差路。先に下る道には「←はなじょろ道・八丁」標識。

私たちは「←高松山・尺里峠」標識に従い、桧林の尾根を南に辿り、途中で進路を左に変え、鹿網沿いに進む

 

755分、芝生広場の「高松山801.4m」に着くと、先行者が1名。

西に「富士山」が形よく聳え、南に「明神岳」や「金時山」、東に「相模湾」や「三浦半島」が望めた。ムスビを食べながら展望を楽しむ。

815分、「尺里峠→」標識に従い、檜林の中の「女坂」で下山開始。

 

直ぐ、右からの「男坂」を合わせ、東に下っていくと道脇に「アブラチャン」が黄花を、林床にはトリカブトの若葉が続く。

843分、南に視界が開けた所でザックを下すと、「真弓ヶ丘」標識。

下山を再開してその先の「桜平」標識地点を通過したが、山桜はまだ蕾状態。僅か先の「富士見台」標識地点からは富士山が望めた。

857分、「石仏」と「他化自在天」碑の小広場に着くと、直ぐ下にマイカーが見えた。

859分、車に戻る。

帰りも東名高速を使い、1045分に無事帰宅。

 

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