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読売新聞の<みなみらんぼうの一歩二歩山歩>で紹介された
伊豆の「登り尾」を晴天予報の出された水曜日に訪ねることにした。 記事では<山頂から先は道が不明瞭・・>と記されていたが、山頂先へ下った人の山行記をネットで見つけ、私たちはそれを逆行する周回コースを試すことにした。 (なお、その山行記には肝心の北斜面を下るルートは直線表記され、参考にならないが、山行記には<標識257は直進し、・・・テープ通りに進み・・・急坂になり、最後は枯沢(を下ると、その先に)踊り子歩道が現れ・>と説明されていたので、それを参考にしてコース予想して、GPSに登録。 ◇所要時間: 4時間16分 |
4時、出発。 東名高速・沼津ICを下り、伊豆半島を伊豆中央道(有料)、修善寺道路(6:00から有料)〜国道136〜414で南下していくと昨夜は降雪だったらしく道路が濡れ、平坦地はアラレで白い。 6時45分、「二階滝→」標識に従い、南の杉林へ出発。林を4分ほどで通過するとその先の林道に「←踊り子歩道→」標識。「河津七滝→」標識に従い、砂利林道を西へ下っていく。 |
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7時11分、右下へ国道が近づいた標高510m地点に、戻る方向:「二階滝P 1.8km→」標識。 この地点が参考にしたHPの人が降りた地点と思われるので、念のため、前後に取り付けそうな地形の無いことを確認の上、この地点から登山開始。20mほど高度を上げると立ち木に青テープ発見!!。 自信を深め、急斜面を強引に上り、右の尾根に出て、それをジリジリと上っていく。体が温まったので水飲み休憩して薄着になる。 |
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7時22分、標高550mまで上ると、思いがけなく、尾根筋に交差する山道に合流。 緩く上る右方向へこれを辿り、70mほど進むと、山道は開けた沢方向へ緩く下っているので・・??。 注意しながら先へ進むと、山道から左への踏跡を見つけ、これで尾根筋に戻り、急坂を上り続ける。 標高600mまで上ると勾配が緩み、林床に踏跡を見つけ、安心して水飲み休憩。 |
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7時46分、標高620mまで上ると、下草のない疎林の平坦地形になり、進路に迷ったが、とにかく、高みを目指せそうなルートを選んで上を目指す。 7時57分、標高650mまで上ると、尾根幅が狭まった。振り返ると、下の広場へ山斜面が広く、GPS無しで下るのは怖い感じ。先に進むと破砕石の多い痩尾根。 |
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8時6分、標高680mまで上ると、国土地理院地図の山道に合流!!。 木の幹に「六五○」のペンキ文字。私たちが上って来たコースは進入制限を意味する木の枝が置かれていた。 檜林の尾根の北斜面を上っていく。獣が臭うのかマロンの動きが激しくなった。 |
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8時32分、クランクして尾根の地図「845m」ポイントに移ると「境界見出標253」標識。更に尾根を登る。 南東に「三筋山」が見え、その先に光っているのは駿河湾らしい。 標高970mあたりから勾配が緩み始め、どこでも歩けそうな地形を赤テープに従って進む。ヒメシャラの木が増えてきた。林床が凍り、アラレが積もっている。温度計は0度を表示。馬酔木の木が増えた。 |
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9時5分、二等三角点のある「登り尾1056.6m」山頂広場に到着。 北に僅か視界が得られ、天城山が見えた。記念写真を撮っていると雲間から太陽が出て、山頂の雰囲気が一変。ムスビを食べる。 9時18分、東へ下山開始。 |
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幅広尾根のアセビ林を赤テープに注意しながら下っていく。標高1000m辺りまで下ると、北の木立越しに富士山が見えた。 9時46分、四差路の「新山峠」着。 「←寒天車道」標識に従い、檜林の荒れた山道を北へ下る。 |
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10時5分、標高850mで流水の沢を木橋で渡り、「寒天車道」に出ると、舗装路はアラレで真っ白。左に下っていく。 10時23分、路肩に「寒天お礼杉」看板が立てられていたが、林床のミツマタが蕾を付けているだけで肝心の3本の大杉が見当たらず・・??。 林道を先に下ると、左の沢先に3本の「お礼杉」の大木。納得して先に下る。 |
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10時45分、舗装三叉路に右:「旧天城トンネル1.1km」、左:「二階滝駐車場0.6km→」標識 駐車場を目指すと100mほど先の道脇に「二階滝」看板があり、道脇の展望地から二段の滝が眺められた。 先に下って林道を二回、ショートカットすると、駐車場への階段道入口。 11時1分、駐車場に戻る。 13時50分、無事帰宅。 |
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