|
|
地図を眺めていた妻が奥多摩の「鋸山」は? と提案。この山は以前、大岳山を訪ねた折、出発地点にした「大ダワ」峠横の山だったので気軽に同意したのだが・・・。 ◇所要時間: 4時間23分 |
4時45分、夜空に満月を見上げ出発。 青梅市経由で青梅街道を西進し、奥多摩駅を600mほど通過した先の奥多摩消防署前を左折し、登計集落を道なりで上る。 最後は一車線ギリギリの舗装路を上り、愛宕神社の鳥居前の空き地(8台ほど駐車可)に車を置く。気温は5度。 |
|
|
|
6時20分、林道を200mほど上り、路肩の「鋸山→」標識で山道に入る。 杉林を10分ほど登ると西に視界が開け、朝日を受けた「六ッ石山」が眼前に大きい。辺りの木立は地味ながら黄〜茶色に色づいていた。前日から晴天だったのに山道はかなり湿っていた。冬には凍結路になりそう。 6時48分、私たちのところにも東の稜線越しに朝日が差し込みはじめた。 |
|
|
地図の等高線が示すように痩せた尾根筋になり露岩が増え、岩や木の根を踏みしめ登る。鉄階段も設置されていた。 7時、2基の石碑に天狗が彫られている天聖神社(囲いの中に小社あり)で水飲み休憩。 |
|
|
7時6分、垂直に近い6段の鉄ハシゴ。逃げ道が無いので20kgになったマロンを抱えて通過。 7時11分、進路が2分岐し、右:「鎖場コース」標識。直進路に進むと8段の鉄階段、その先は丸太階段を上る。 7時13分、「←鋸山2.3km」標識地点で右から鎖場コースが合流。この先も結構、アップダウンの岩場が続く。やがて尾根巾が広がり歩き易くなった。 7時50分、休むことなく、動き回っていたマロンが伏せして休んだので水飲み休憩。前方上に二つのピークが見えた。 |
|
|
7時57分、岩山の南斜面に差し掛かると足場が悪く、自衛のためマロンをフリーにして岩稜地帯を通過。このあたりの林は落葉期に入っていた。鉄階段や丸太階段で上る。 8時11分、ピークに上ると三等三角点の礎石のある小空き地で若干の見晴あり。その先を緩く上ると道脇が掘り返されていた。獣の食物漁り跡かも。鋸尾根の名の通り、アップダウンで岩の多い尾根道を上る。 |
8時24分、杉林の中、直進「鋸山↑」、右「御前山→」標識の三分岐点を通過。山頂は近いらしく、森の中の急斜面を登る。 |
8時29分、「鋸山1109m東京都」標識の立つ山頂に到着。杉林と自然林で囲まれて視界は得られない。 ガイド書には「山頂を南に下り、山腹を回って往路に戻るコース途中で「御前山」が望める」と書かれていたので、休まずに山頂先の急斜面の樹林帯を九十九折で下る。 8時42分、80mほど高度を下げると「←大岳山」と「御前山・月夜見山→」標識の立つ三分岐点。山腹を右に巻く道に進む。 |
|
|
8時52分、「←御前山」と「鋸山→」標識の三分岐地点で小休止し、バナナでエネルギー補給。 「御前山」は木立の隙間からチラリと眺められた程度。休憩を終えて急坂を6分ほど登り、8段の鉄階段を上る。 8時59分、往路に合流し下山継続。道脇のコアジサイが黄色に色づいていた。若者登山者と交差。 |
|
|
10時、鎖場コースへの分岐地点に戻る。北に展望が得られるので小休止。若者登山者が上って行った。 10時9分、崖の鉄ハシゴ箇所は再びマロンを抱えて下ろす。 10時11分、天聖神社地点でも若干、見晴が得られるのでムスビを食べながら小休止。眼下には氷川の街並。中年登山者が上っていった。 10時43分、車に戻る。 |
||
|
帰路につく前、背後の岩山の階段を上って愛宕神社を参拝。 12時50分、無事帰宅。 |
|
|