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5月連休に先立つ4/29の祝日の天気予報が好転。この時期には秩父の「大持山〜小持山」尾根で「アカヤシオ」が咲くらしい。

近頃の山行では殆ど、登山者と出合うことが無いので、祝日であっても一般登山者が出発する頃に山を下りていれば、犬連れでも迷惑かけないだろうと出発を決めた。

◇所要時間: 4時間7
◇難度(犬として): 易+++▼+難

◇マロンの日記: 気持ちの良いコースでした。おとーさんは花に出合えたのを喜び、おかーさんは予想外に短時間で戻れたのにビックリしていました。

 

245分、出発。

入間ICの先の「所沢入間〜飯能狭山・バイパス(国道299)」で秩父を目指し、「芦ヶ久保駅」先、約3km[生川入口]交差点を左折し、「武甲山」に向かう。

石灰工場前を通過し、「一の鳥居」駐車場に着く。気温は8度で快晴。

458分、鳥居先の「妻坂峠→」標識に従い、南への山道に進む。

途中、逸るマロンに水を飲ませて落ち着かせ、山道で林道を縫いながら高度を上げていく。既に自然林も若葉で緑。

516分、沢を渡り、山腹を九十九折で上る。体が温まり、薄着になる。山斜面にカタクリ、ネコノメソウが花を見せた。

 

539分、「妻坂峠839m」に到着。

「大持山 約1時間40分→」標識に従い、高度差450mの上り開始。背後から朝日を浴びて登る。

幅広尾根の一定勾配の道を上っていくと、北斜面には片葉の「カタクリ」が一面に群生。峠から200mほど高度を上げると、勾配が緩んだので小休止。

 

このあたりでも自然林にカタクリの若葉が一面に見られ、

・・・・カタクリは7〜8年の1枚葉の時期を経た後、2枚葉の個体となり、やっと開花する というので・・・・数年後にはこのコースはカタクリで埋め尽くされているのかも・・。

石灰岩の小ピークを通過すると勾配が緩み、自然林の林床にバイケイソウやトリカブトが若葉を見せた。

642分、「大持山・分岐」に到着。

東〜南に奥武蔵の山々が波打って見えた。

方向を北に変え、幅狭尾根で「大持山」を目指す。

649分、「大持山1294.1m」に到着。

西に若干の視界が得られ、正面に「酉谷山」。

「大持山〜小持山」間で「アカヤシオ」が見られるとネット情報を得ていたので、ここからは左右に注目しながら尾根を進んでいくと、左斜面下にチラリとピンク色。

 

急斜面を下り、何とかアカヤシオ(?)の「蕾」を撮影。

気を良くして先に進むと、道脇にもアカヤシオの蕾。

更に先では開花したヤシオの花と対面。

 

722分、南北に延びた露岩の細尾根に進むと、アセビ、シャクナゲ、檜などの緑の中にアカヤシオの紅色が華やか。

尾根先へ進むと前方に「小持山」が姿を見せた。

撮影を楽しみながら、味のある露岩尾根をアップダウンで進む。

 

742分、「小持山」への上り斜面にもアカヤシオ。埼玉県でこれほどアカヤシオが見られるとは予想外。

「小持山」も南北に延びた岩山で、先ずは岩山の右を巻いて登る。

746分、小ピークを越すと、また先に小ピーク。変化があって楽しいコースだ。前方に、また左斜面下にもアカヤシオの紅色が映える。

 

752分、撮影を楽しみながら「小持山」へ到着。

山頂のアカヤシオは半分ほどがまだ蕾で、連休中は楽しめそう。

 

82分、北の「武甲山」方向に下山開始。露岩混じりの細尾根を下る。

17分ほどで標高1060mあたりまで下ると勾配が緩む。

出発点の「一の鳥居」への正規下山コースは このまま450mほど北進し、「シラジクボ」で折り返し、高度差60mの右下の山道に戻ってくることになり、いかにも非効率。
・・・・で、この地点から右斜面の杉林が下れないか、様子見し、・・・行けそうと目途を付け、全員で下る。

824分、無事、山道に降り立ち、30mほど下の林道と平行した山道を下る。

830分、林道に合流。「持山寺 生川→」標識に従って僅か下り、次の「持山寺跡・生川起点→」標識で山道に分岐。少し先で「←生川」標識に従い下る。

途中、好天の連休というのに初めての登山者と交差。

 

 

852分、「生川」を鉄の橋で渡り、舗装路に出てこれを下ると、武甲山への登山者が三々五々、上ってきて交差。

途中の沢でマロンの水浴びに付き合っていると、沢・左岸の山道を登山者が上って来たが、私たちは舗装路を下る。(・・沢横の山道が駐車場への最短コースだったのを帰宅後、地図を見て知った。)

95分、車に戻る。

帰路の国道299では連休での数珠繋ぎの行楽客の対向車を眺めながら、快調に走り、1120分、無事帰宅。

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