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桜の開花が近づき、山でも見ものが多くなる季節になってきた一方、
 年々、重症化する花粉症に、山行に出ようか我慢しておこうかと、悩む季節にもなってきた。・・が・・・

常緑樹主体で比較的、杉檜の少ない房総に、ガイド書で「スミレ咲く遊歩道から大塚山へ」のうたい文句で「清和県民の森・大塚山」が紹介されているのを思い出し、

低温で風も弱いとの予報も確認の上、水曜日の出発を決めた。

◇所要時間: 4時間
◇難度 易++▼++難

 コースに登山標識が全くない上、「見晴台」へのコースは踏跡程度の山道だったので人にはお勧めしにくいコースでした。

 

330分、出発。

多摩川沿いの所謂、「ぬけみち」を使い、「浮島入口IC」から「東京湾アクアライン」で房総に渡り、館山自動車道に移って513分、「君津IC」を下りると残距離は18km

県道92を東進〜南下して国道465でさらに南下し、「三島湖」湖畔道に移り、トイレのある「清和の森・駐車場」に駐車。気温は8度。

552分、湖畔へスタートすると100m先に70mほどの長さの素掘りトンネルが2つ続く。

 

ガイド書には「横穴の洞窟の奥にある八雲神社の小祠からは三島湖を展望できる」と記されていたが・・立ち寄り忘れた。

63分、トンネル先の路肩に
三島湖展望コース入口・至る房総スカイライン」看板があり、
これより先は県民の森管理外の歩道です。通行には十分注意」の警告表示。

看板横の荒れ斜面にコースがあるとは気づかず、舗装路を先に進み・・・、GPS画面を見て、ミスコースに気づき戻る。

68分、看板脇から山斜面に取りつき、荒れた沢筋の踏跡を辿り上る。

 

高度を50m程上げると山道らしくなった。

620分、標高170mまで上ると、尾根と山腹へ山道が分岐。  ガイド書は山腹道をガイドしていたが、傍らの「見晴台→」標識に従い、尾根コースを選択し、常緑樹林の森の細尾根の急坂を上る。

その先では急斜面をトラバース。

 

639分、小ピークを通過し、更に上る。

643分、地図の「242m」ピークは山腹右を巻いて通過。

645分、次のピークは石標のみで視界が得られず、「見晴台」ではないと、更に尾根筋を東に進む。

やがて左斜面下に「房総スカイライン」が平行し始めた。

 

654分、岩の痩せ尾根を通過すると下り始めた。小ピークは右を巻いて通過。

75分、左下50mに「房総スカイライン」が近付いた。

715分、房総スカイライン横に降り、歩道のないスカイライン脇を歩く。疾走する走行車両が多い。

 

732分、1kmほど先の路肩に3個のドラム缶が置かれ、山腹にステップが切られた岩。

登山標識はないが、GPSで「大塚山」への登山口と確認し、左斜面に上り、その先を左折して、杉林の山道に進む。

741分、尾根から左の林道に下り、その先の常緑樹林の尾根を上っていく。

 

751分、急斜面に設置されたロープに頼って上り、残高度30m辺りで左に方向を変え、山頂目指して頑張る。

82分、二等三角点の「大塚山279.7m」山頂に到着したが、視界は得られず、ムスビを食べながら体温を下げる。

811分、下山開始。

 

845分、スカイラインへ戻り、80m先の右に分岐する「大鹿倉林道」へ進む。

道わきに早くもマムシ草が大きく成長。標高を70mほど下げ、森を抜けだすと人家。田んぼでは早くもカエルが鳴いていた。

97分、林道を道なりに進み、「大鹿倉橋」を通過。

 

舗装三差路は右折し、次の三叉路も右に進む。

918分、「おくどめ隧道」に入り、400m先の隧道の出口で「三島湖」を眺めながら、小休止。

再び、隧道に入り、100m程で隧道を抜け出すと・・・、

 

コース左右に「三島湖」が大きく見えた。

走行車の少ない舗装路をのんびりと歩く。

路肩に「ツクシ」や咲き始めた「桜」が見られた。

952分、車に戻る。

1230分、無事帰宅。

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