「関東地方は気象庁開設以来、3番目に早い梅雨入り」と気象庁が発表。 ・・以降、週間天気予報欄に曇りと雨マークが続く中、明日・金曜日は群馬と埼玉県に晴天予報。 これは折角のチャンスだと、両県境にまたがる「(志賀坂)諏訪山」を野草と滝目当てで、訪ねることにした。 ◇所要時間:　3時間21分 ◇難度(犬として):　易＋＋▼＋＋難 ◇マロンの日記:　最初の3km弱は舗装路、山に入っても穏やかな山道が続き、楽な山歩きでした。既に春の野草の花期は過ぎていたとのことですが、「ヒイラギソウ」群落が見られて良かったとのことです。

2時、天候の回復が遅れているらしく、霧雨の中を出発。 圏央道〜関越自動車道・花園IC〜国道140〜皆野寄居バイパスと進んで、長瀞ICを下りて県道37を12kmほど西進し、国道299に移って、更に西進して「志賀坂トンネル」出口横の駐車場に車を入れる。 気温は13度で晴天になっていたが、山上は霧に包まれていた。 4時54分、国道で出発。地形に合わせてクネッタ国道299を緩く西へ下っていく。

2kmほど先の南へ分岐する舗装三叉路に「←諏訪山登山口」「←九十の滝」標識を見つけ、左折して緩く上り、700m先の「猪平P」で小休止。(簡易トイレあり) P横の丸太階段先の堰堤上に出て、鉄製吊橋の「わたど橋」を通過し、破砕石混じりの山道を上っていく。

5時51分、標高870mまで上ると、古びた休憩台の左下斜面へ踏跡・・・辺りに「九十の滝」を示す標識は見当たらないが、GPSはこの先が「九十の滝」と表示しているので、左斜面を30mほど下ると新緑の沢筋から滝の音。 草を掻き分けて滝音の方に進んでみると、・・前方の新緑の中に小滝が見えた。 期待したほどの滝ではなかったので近寄らずに、休憩台へ戻って上りを再開すると、山道は「九十の滝」上へ回り込み始めた。

6時10分、滝上に出たので、滝壺を覗こうとしたが、危険を感じ、先に進む。 6時15分、丸太橋が崩れ、木の枝が×を表示。進路は??と迷ったが・・・、橋横から沢に下り、橋先に登るのが正解だった。 岩の多い沢の右岸を上っていく。

6時25分、東屋に着いて小休止。東屋先の三分岐は「←諏訪山頂1.5km 35分」標識に従い、左に上る。 辺りに高木のシオジの木が増えた。沢沿いの苔むした山道を九十九折で上る。 標高1100mまで上ると、新緑の中に朱色の山ツツジが映える。

尾根筋で40mほど標高を上げ、今日初めての朝日を受けて東に回り込み、「←志賀坂峠駐車場3km 九十の滝1.7km→」標識地点で、右上の高度差20mの山頂を目指す。 7時15分、「諏訪大明神」社と三等三角点のある「諏訪山頂1207.1m」山頂に到着。

南斜面の木立が払われ、その先に緑の尖峰群が屹立。 地図で調べると・・両神山の「西岳」〜「八丁峠」〜「赤岩尾根」らしい。ムスビを食べながら迫力ある展望を楽しむ。 7時31分、下山開始。 三分岐に戻り、「志賀坂峠駐車場3km 70分→」標識に従い、日当たりのよい東斜面に下る。朱色と言うより赤色に近い山ツツジが目を楽しませてくれる。

7時45分、標高1080mまで下ると、「←谷コース1.5km 30分」「尾根コース1.5km 30分→」の三分岐。 変化を期待して「谷コース」に下ると、登山者が少ないらしく、草が道に張り出していた。見慣れない紫色の野草の群落を見つけ、カメラに収める。(帰宅後の調べで「ヒイラギソウ」と判明。)

8時4分、「休憩所」先で沢を渡り、更に下る。標高860mで右からの「尾根コース」が合流。駐車場近くで再び、右から「尾根コース」が合流。 8時15分、駐車場に戻る。車はマイカーのみ。 時間が早いので、朝、コース脇で見かけた「神流町・観光案内看板」に書かれていた、「恐竜の足跡3km 」「丸岩7km」「白水の滝8km」に立ち寄りながら帰ることにし、国道299を西〜北に進み、「恐竜の足跡」を眺め、 国道462へ合流後、川原の中の「丸岩」を遠望し、その先を右折して「白水の瀧」をカメラに収め、「藤岡IC」経由で帰路に着く。 11時55分、無事帰宅。

恐竜のモデル

丸岩

白水の滝