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次に訪ねる山の選択を妻に託したら、「相模湖近くの不老山と高指山は?」と言う。 ネットで調べるとこの不老山は「甲東不老山」とも呼ばれ、「高指山」と近くの「瀬淵山」を合わせ、「甲東三山」と呼ばれていることも分かった。更に「瀬淵山」で検索し、この山への登降コースも見つけられたので、三山を効率的に巡るコースを作り、月曜日の出発を決める。 ◇所要時間: 3時間50分 |
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4時50分、出発。 6時48分、舗装路を北にスタート。 |
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前日、Google地図の航空写真で駐車可能地と予測した寺近くの場所は畑だった。(この先、2ヶ所ほどに駐車可能地あり)。 朝日が上り始めた。舗装路を道なりに進み、沢を回って下り始めた。 7時2分、路肩の2枚の反射鏡地点で左折。左に「瀬淵山」を見ながら舗装路を緩く登る。 |
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300mほど先の神明神社に着き、境内の鉄棒とブランコの間の山道に進む。この辺りは事前に読んだHPの通り、標識類は皆無。 鳥居を潜り、朝日を浴びながら南斜面を登っていく。途中でマロンに水を与え、ヤッケを脱ぐ。 7時33分、「国之宮」の扁額を掲げたお社横に「忠魂碑」の立つ「瀬淵山」山頂に着く。 |
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南西に富士山が見えた。山頂標識が見当たらないのでGPSで三角点を探し、東80mほどの林の中で四等三角点に対面。 7時38分、次の「高指山」目指し、山道を西に進み右に回り込みながら下る。 7時44分、T字路の形で山道に合流。その先の尾根筋に山道は見えないが、予定コースは尾根筋なので強引に踏み込む。少し進むと踏み跡が見られた。下草が減った尾根筋を好調に進む。マロンの動きから見るとこの山に獣は少なそう。小ピークを通過し下る。 |
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8時2分、左下から良く踏まれた山道が北に向かってこの尾根筋を横切っていた。交差地点の「至・高指山→」標識に従い、更に尾根筋に進む。 その先は斜度が増し、尾根と西斜面を折り返しながら高度を上げていく。山斜面の九十九折に続き、尾根筋を九十九折で登る。 |
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左前方に「高指山」が見え始めた。朝日を受け、息を切らして登る。 高度800mあたりの平坦地で水飲み休憩。冷たい水がうまい。マロンは雪の上に腹ばい体温を冷やしていた。進路が左に曲がると勾配が緩む。 8時52分、最後の登りが始まる。残雪は3cm程度。 |
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8時55分、「高指山911m」に到着。 山頂標識の柱には 9時8分、杉、赤松に囲まれた山頂は風が冷たく、ヤッケと耳覆いと手袋を再着装し、次の「不老山」目指して山頂を後に赤松林の急坂を下る。 |
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その先は10mほどのアップダウンが2箇所ほど。木立越し西に形の良い扇山が望めた。 9時22分、「不老山」に到着。 |
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南に東西に伸びる山稜が3層ほど重なって見え、その右に富士山。眼下の中央高速道には談合坂SA、その先最初に見える山稜には初代マロンと登った「高柄山」「矢平山」「倉岳山」、その先の山稜に「赤鞍ヶ岳」「朝日岳」「今倉山」、その先に「丹沢山塊」まで見えた。好天に恵まれ、朝日を浴びてムスビを食べながら期待していなかった好展望を楽しむ。 |
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9時39分、下山を開始しようと山頂標識を見ると、南東を指す「古屋戸」標識板方向に踏み跡が見当たらず、その上「古屋戸」の地名が地図に無く・・・???。 GPSに事前インプットの予定進路も東南に下る尾根筋を示しているので、覚悟を決めて落ち葉の積もる尾根筋を下り始める。 その先は残雪斜面になり踏み跡は無いがコースらしい雰囲気が見え、更に下ると雪の急斜面にトラ縞ロープが張られていた。雪の上に小兎らしい足跡。 |
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9時53分、GPSの予定コースは尾根筋を右に曲がっているのに、現実は直進で下り続けているので・・???。念のため、30mほど雪斜面を上り返し、右への分岐路の見落としの無いことを確認。先ほどの地点に戻り、僅か下ると道は右に曲がり始めた。杉林を九十九折で下り、杉林の中で水飲み休憩。暑くなり、ヤッケと手袋を外す。 |
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10時11分、国土地理院地図の山道分岐箇所まで下りたが、右への分岐路を確認できないまま、下山継続。 10時20分、人家が現れ始め、「不老山登山口」標識地点を通過。3分ほどで菜の花や紅梅が見られる村落に出て、村人と挨拶して下る。 10時32分、車に戻る。 12時30分、無事帰宅。 |
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